うさぎさん「AI詐欺」って言葉、最近ニュースやSNSで本当によく聞くようになって、心配です。



AIによる声の詐欺とか、有名人を使った巧妙なディープフェイク詐欺の動画を見ると、「自分のところにもいつか電話がかかってくるかも…」「自分は見分けられるだろうか…」って、正直不安ですよね・・・
特に、AIを使った悪質な投資詐欺の勧誘や、香港で起きた数十億円規模の被害事例なんかを知ると、その手口の巧妙さには本当に驚かされますよね。
この記事では、そんな急速に進化するAI詐欺のリアルな手口から、個人が今すぐ実行できる具体的な対策についてお伝えします!
最近公開された、「AI時代の詐欺、フィッシングの実態をご存知ですか?」というテーマで、世界的起業家・堀江貴文さん(ホリエモン)出演の動画内容にふれながら、分かりやすく解説します!
AI詐欺の恐怖についてホリエモンも警鐘!


先日公開された堀江貴文さんのYouTubeチャンネル(堀江貴文 ホリエモンチャンネル)で、堀江さんご本人と、NordVPNの最高技術責任者(CTO)であるマリウスさんが対談している動画を見ました!



この動画、AI詐欺の「今」が詰まっていて、正直かなり衝撃的でした…。
なにせ、堀江さんご本人が「(自分のなりすまし動画で)合計100億円以上は騙されてんじゃないですか」[02:48]と語っているんです!
この対談動画で語られた「AI詐欺」の恐るべき実態と、なぜ今、日本が特に狙われているのか。
そして私たち個人ができる最強の防衛策について、動画の内容をたっぷり交えながら徹底解説していきますよ!
ホリエモンも被害甚大!生成AI詐欺の恐るべき実態


まず、動画で語られた「AI詐欺」のリアルな実態から見ていきましょう。
ホリエモンが語る「僕の動画で100億円被害」の衝撃


動画の中で堀江さんは、ご自身が「AI詐欺」の顔として、どれだけ甚大な被害に使われているかを赤裸々に語っています。
最初は写真の加工から始まったものが、ここ数年で一気に進化したとのこと。



今では、ご本人の声と動画をAIで完全にコピーした「ディープフェイク動画」が、フィッシング詐欺に大量に使われているそうです。
そして、その推定被害総額が「100億円以上」。
本当に驚くべき金額ですよね…。
プラットフォーム側の対応の遅れが問題
堀江さんは動画で、「(詐欺広告が)主に使われているプラットフォームがメタ。
他にも、InstagramとかFacebookと名指しで指摘しています。
「明らかにこれフェイク動画を放置してるよね」
「分かってこれやってんじゃねえかと思うぐらい」と、
プラットフォームが広告収入のために、詐欺と分かっていながら対策を怠っているのではないか、と強い不信感を表明していました。



私たちユーザーからしても、いくら通報しても消えない詐欺広告には、同じような疑問を感じてしまいますよね…
なぜ日本が「新たな標的」になったのか?
ここが、今回の動画で私が最も重要だと感じたポイントです!
NordVPNのCTOマリウスさんも指摘していましたが、これまで日本は、ある理由のおかげでサイバー攻撃の主なターゲットから、ある程度守られていた側面がありました。
それが、「日本語の壁」です。
従来のフィッシング詐欺サイトや詐欺メールは、海外の攻撃者が作るため、どこか「日本語っぽくない」「翻訳が不自然」な部分がありました。
私たちも、その「違和感」で詐欺だと見抜くことができたわけです。



変な日本語訳のやつですよね・・(笑)



そうです!
しかし、堀江さんとマリウスさんは「その状況は完全に終わった」と口を揃えて発言しています・・・
生成AI、つまりChatGPTのような大規模言語モデル(LLM)の登場によって、この「日本語の壁」が完全に破壊されてしまったんです。
マリウスさんは「リトアニア人の私でも、AIツールを使えば完璧な日本語の偽ショップやWebサイトを作れる」と語っています。
1億2000万人という巨大なマーケットが、言語の壁によって守られていたのに、AIによってその扉がこじ開けられてしまった。



これが、今、日本でAI詐欺やフィッシング詐欺が急速に増加している、本当の理由なんですね!!
AI詐欺の種類とは?


今、どんなAI詐欺が世の中で起きているのか、そのリアルな手口を解説します!
生成AIによる声の詐欺
これは、いわば「進化したオレオレ詐欺」ですね。
AIの音声合成(ボイス・クローニング)技術を使って、あなたの家族、友人、あるいは会社の上司の「声」そのものをコピーし、なりすまして電話をかけてくる手口です。



驚くべきことに、今のAIは、SNSに投稿された動画や留守番電話のメッセージなど、わずか数秒間の音声データさえあれば、その人の声質や話し方をかなり忠実に再現できてしまうんです。
従来のオレオレ詐欺は「あれ、なんか声が違うな?」という違和感が、詐欺を見破る大事なきっかけになっていました。
でも、AIによる声の詐欺は、その「感覚的なブレーキ」が効かないのが最大の怖さです。



「声が本人だから安心」はもう通用しないんだね・・
「助けて!」という本物そっくりの声で電話がかかってきたり、上司の声で「極秘案件だ。至急この口座に送金しろ」と指示されたりしたら…。
冷静でいられる自信、ありません(泣)
ディープフェイク詐欺
声の次は「顔」、つまり視覚的な詐欺です。
これが「ディープフェイク詐欺」ですね。



機械学習を使って、著名な実業家や信頼されているニュースキャスターの顔と声を合成し、本人が絶対に言わないような詐欺的な内容を喋らせる偽の動画を作る手口です。
日本でも、有名企業の創業者や著名な投資家になりすましたディープフェイク動画が、FacebookやInstagramなどのSNS広告で大量に拡散される被害が深刻化しています。



SNSでなりすましの怪しい広告がありますよね。
「私が秘密裏に開発したAI自動取引システムで稼ごう」
「この投資プロジェクトは公にできませんが、あなただけに教えます」
こんな風に、本人がインタビューに答えているかのようにしか見えない精巧な動画で、偽の投資LINEグループや詐欺サイトに誘導してくるので注意!
増加するAI投資詐欺
このディープフェイク動画は、AI投資詐欺の「入口」として非常に強力です。
なぜなら、詐欺の構造が二重になっているからです。
- 誘引手段としてのAI(ディープフェイク)
→尊敬するあの人が「儲かる」と言っているなら…と、多くの人が信じてしまいます。 - 商品としてのAI(架空のシステム)
→誘導された先で提示される詐欺商品そのものも、「AIによる全自動取引システム」「最新AIプロジェクトへの投資」といった触れ込みなんです。



「AI」という言葉が持つ「なんだかスゴそう」「最先端だ」というイメージそのものを悪用しているわけですね。
多くの人が持つ「AIのトレンドに乗り遅れたくない」という焦り(FOMO)も巧みに利用されています。
香港で起きたAI詐欺の事例
「AI詐欺って言っても、しょせんは録画された動画でしょ?」と思っていたら、大間違いです。



2024年に香港で起きた、約40億円(!)というとんでもない被害額の事件は、AI詐欺がすでに次のステージに進んでいることを証明しました。
これは、多国籍企業の経理担当者が被害に遭ったケースです。
- まず、英国本社のCFO(最高財務責任者)になりすましたフィッシングメールが届く
- 担当者が疑ったところ、「機密の取引だ」としてビデオ会議が設定
- 驚くべきことに、その会議には、CFOや他の複数の同僚も「参加」
- 会議で「同僚たち」が送金に合意するのを見た担当者は、これを正当な指示だと確信し、送金を実行
…もうお分かりですよね。
警察の調査で、このビデオ会議に参加していたのは、被害者本人以外、全員がAIによるリアルタイム・ディープフェイクだったことが判明しました。



これは、企業が頼りにしていた「複数人での目視確認」「ビデオ会議での本人確認」というガバナンスが、AIによって完全に無力化されたことを示す、本当に衝撃的な事件です。
専門家が語る!「AI詐欺」対策


では、この恐ろしいAI詐欺に、私たちはどう立ち向かえばいいんでしょうか?
動画では、その具体的な「対策」についても、NordVPNのCTOという専門家の視点から語られました。
「見分けるのは困難」AIの進化スピード



まず、マリウスさんがハッキリと言っていたのは、「(ディープフェイクを)見分けるのは非常に難しい」という現実です。
「瞬きが不自然」とか「肌の質感が…」といった「見分け方」を解説する記事もありますが、OpenAIの「Sora 2」のような最新モデルの登場で、AIが作る映像や音声は、もはや人間の知覚では見分けられないレベルに達しつつあります。
「ユーザー教育だけで気づくのは限界がある」という専門家の言葉は、重く受け止める必要がありますね。
「ゼロトラスト」の原則を持つ



セキュリティの世界には「何も信じるな、常に検証せよ」という言葉があります!
これを、デジタル越しの人間関係にも適用するのが、筆者のおすすめです!
特に、「緊急性(今すぐ!)」と「金銭的要求(送金して!)」がセットになった連絡は、たとえ相手が家族や上司の声・顔であっても、「100%詐欺を疑う」ところからスタートしてください。
NordVPNの「脅威対策機能」という解決策


とはいえ、AI詐欺だと分からないから、「AI詐欺」が流行している訳です。



もう、黙って騙されろ!ということなの!?
じゃあ、どうするのか?
ここでNordVPNのCTOマリウスさんが提示した答えが、「AI vs AI」、つまり「攻撃側のAI」には「防御側のAI」で対抗する、というアプローチです!
そして、その具体的なソリューションが、当ブログでおすすめしているNordVPNの「脅威対策機能(Threat Protection Pro)」なんです。
\NordVPNの公式HP/
AI詐欺の「最終地点」をブロックする


動画で解説されていた内容を、分かりやすく説明しますね!
- AI詐欺広告(ディープフェイク動画)は、あくまで「入口」です。
- その広告をクリックさせ、LINEグループなどを経由し、最終的に「フィッシングサイト」や「偽の投資プラットフォーム」に誘導するのが目的です。
- 私たちは、この「最終地点のサイト」で、個人情報やクレジットカード情報を入力してしまい、被害に遭います。
NordVPNの「脅威対策機能」は、まさにこの「最終地点」で機能します!
VPNのトリセツとしても、この機能は本当に強力だと感じていますが、NordVPNは独自のAI(機械学習アルゴリズム)を使って、世界中の危険なサイトをリアルタイムで検知しています。



つまり、皆さんがうっかり詐欺広告のリンクをクリックして、危険なフィッシングサイトに飛ぼうとしても、「脅威対策機能」がそれを検知し、サイトの読み込み自体をブロック!
詐欺師の元にたどり着けなくしてくれるんです。
AI詐欺の「広告(入口)」を止めるのはプラットフォームの仕事で難しいですが、「詐欺サイト(出口)」に到達するのを防ぐことは、技術で可能だということですね!
ダークウェブ監視や仮想通貨詐欺も防御
さらに、動画ではNordVPNが持つ他のセキュリティ機能も紹介されていました。
これらもAI詐欺と密接に関連しています。
1.ダークウェブモニター機能
メールアドレスやパスワードがダークウェブに流出していないかを監視。もし流出が見つかればアラートが届きます。流出した情報が、AI詐欺の「なりすまし」に使われるのを防ぐ
2.仮想通貨詐欺の防御
AI投資詐欺は、ビットコインなどの仮想通貨で送金させるケースも多いです。
NordVPNでは、詐欺に使われる「不正なウォレットアドレス」を検知し、送金しようとすると警告を出す機能も導入予定とのこと。



仮想通貨対策ができるのも魅力的ですよね!
\NordVPNの公式HP/
通信の暗号化
他にも機能として、通信の暗号化があります!
カフェや空港、ホテルなどのフリーWi-Fiは便利ですが、セキュリティが甘いことが多く、通信内容を「盗み見(傍受)」されるリスクがあります。
もし、そこであなたのメールのやり取りや、SNSに投稿する音声データが盗まれたら…? そう、それがAI詐欺の「弾薬(声や情報の収集源)」になるかもしれません。
VPNを使う事で、下記の図のように通信が暗号化されます。





たとえフリーWi-Fiを使っても、第三者はあなたの通信内容を解読できなくなるため、情報漏洩のリスクを減らすことができますよ!
被害にあってしまった場合
最後に、これは毎回お伝えしていますが、万が一「AI詐欺に遭ったかも?」と感じたら、絶対に一人で抱え込まないでください。
被害に遭った、またはその疑いがある場合は、すぐに以下の窓口に相談してください。
- 警察相談専用電話:「#9110」
- 消費者ホットライン:「188(いやや!)」
もし金銭を送金してしまった直後なら、すぐに送金先の金融機関(銀行)と、ご自身の銀行の両方に連絡し、取引停止や口座凍結(「振り込め詐欺救済法」に基づく手続き)を依頼してください。
AIという新たな脅威から身を守るため、詐欺に引っかかる前に対策するきっかけになれば嬉しいです!
まとめ


今回の記事は、AI詐欺のリアルな脅威と、それに対する具体的な対策をお伝えしました!
記事を簡単にまとめます!
AI詐欺から身を守るために、私たちが今すぐやるべきことは2つです。
1. アナログな対策(心構え)
これはもう堀江さんも動画で暗に示していましたが、「うまい話は絶対にない」と心に刻むこと。有名人がSNSで秘密の投資話をあなただけにする…なんてことは100%ありえません。
その「怪しい」と思う感覚を信じてください!
2. デジタルな対策
そして、人間の「うっかり」をカバーするための技術的な盾を持つこと。
今回の動画で専門家が語ったように、AI詐欺の「入口」は巧妙化しすぎて、もはや見分けがつきません。
だからこそ、「出口」であるフィッシングサイトをAI(機械学習)でブロックするというアプローチが、今最も現実的で強力な対策なんです。
NordVPNの「脅威対策機能」は、まさにそのためにあるAI時代のセキュリティ機能と言えます!
堀江さんも「(昔は)自分の会社とリモートで繋ぐイメージだった」と語っていましたが、今のVPNは、プライバシー保護だけでなく、こうした「積極的なセキュリティ対策」のツールへと進化しています。



現在、年に1回のNordVPN特大セールが開催されており、最大70%OFF+4か月無料です!
ぜひ、この機会にAI詐欺やネット詐欺の対策を始めてみたい方は、検討してみてくださいね!
\期間限定のセール価格!/

