日本で両替してから行くべき?それとも現地で両替したほうがお得?
現金とカード、どちらを使うと損しない?
タイの空港と市内ではレートが違うの?
タイ旅行を計画する際、こんな疑問を抱いたことはありませんか?
本記事では、タイ在住歴12年の私が実体験をもとに、日本とタイ現地での両替事情を徹底比較します。
両替所とクレジットカードの海外キャッシング、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
タイ初心者でも安心してお得に両替する方法が分かるので、出発前にぜひご一読ください。
この記事を最後まで読めば、両替で損しない「賢い選択」ができるようになります!
タイバーツは日本で両替した方がいい?タイの方が良い?
タイ旅行の準備でまず気になるのが、タイバーツへの両替ですよね。
「日本で両替していくべきか、それとも現地タイで両替した方がお得なのか?」と悩む方は多いでしょう。
結論から言うと、多くの場合、タイ現地で両替する方がレートが良いです。
タイには12年住んでいましたが、日本での両替はレートが悪すぎるので絶対にオススメしません!
タイ国内には多くの両替所があり、競争が激しいので日本よりも優良レートで両替ができます。
観光大国であるタイは観光客からのバーツの需要も高く、両替所が安定してバーツを供給でき、結果としてお得なレートで両替されています。
タイバーツへの両替は現金とカード、どちらが得?
タイバーツへの両替方法として、主に次の2つです。
- 現地両替所を利用する
- ATMで海外キャッシングする
ATMで海外キャッシングする方法とは、クレジットカードを使って現地ATMからバーツを引き出す方法です。
この2つ、どちらがお得かは一概には言えません。
なぜなら、優良レートを提供している両替所と海外キャッシングには、ほとんど差が無いからです。
実際に、優良レートを提供する両替所とカード会社の為替レートを比較してみましょう。
バンコク市内の両替所のレート(2025/04/30現在)
バンコクでレートが良いと評判のSuperRichのレートでは、10,000円あたり2,335バーツで両替できます。
一方、カードならどうでしょうか?
JCBの基準レート(2025/04/30現在)
1バーツ=4.278円です。
2,335バーツで換算すると9,989円です。
日本円 | タイバーツ | |
---|---|---|
両替所 | 10,000円 | 2,335バーツ |
JCB | 9,989円 | 2,335バーツ |
ほんの少しですが、カードの方がお得ですね。
ただし、今回比較した両替所はバンコク屈指の優良レートであり、クレジットカードの場合は利息が発生する点は考慮が必要です。
では、手数料などのコストをいれた最終的な金額ではどちらがお得なのでしょうか。
手数料を含めると、どちらが得?
手数料を含めたら、最終的にどちらがお得なのか比べてみましょう!
ATM引き出しの場合には、クレカ会社へキャッシング手数料がかかります。
また、「海外ATM手数料」という手数料を取るカード会社(楽天やエポス)もたまにありますが、ほとんどのカードでは取られません。
タイでは、ATMでキャッシングする場合は現地ATM手数料は取られません。
手数料を含めて計算してみるとこんな感じです。
両替所(Super Rich) | 海外キャッシング | |
---|---|---|
レート | BUY:0.2335 | 1THB:4.278円 |
5万円あたりの バーツ換金額 | 11,675 THB | 11,687 THB |
ATM手数料等 | 基本不要 | |
キャッシング利息 | 約148円 ※年率18%、30日で計算 | |
手数料を含む換金額 | 11,650 THB |
今回は、キャッシング利息を年率18%で30日後に支払いと仮定して計算しました。
25バーツ(約100円)と、わずかに両替所の方が安くなりました。
ただし、これはあくまで優良レート店での結果です。
空港や観光地などのレートの悪いお店で両替をすると、結果が逆転することも大いにありえます。
タイ在住歴12年の私がオススメする両替方法
私が一番オススメするのは、両替所とATMの併用です!
なぜなら、優良レートの両替所がいつも近くにあるとは限らないからです。
私がいつも友人や家族にオススメしている方法は、滞在初日に優良レートの両替所で必要最低限の両替をおこない、足りなくなったらATMで都度現金を引き出すやり方です。
この方法が結果的にコストを一番抑えられて、無駄にバーツを持たずに済みます!
両替所と海外キャッシング、それぞれのメリットデメリットについても解説しますね。
両替所と海外キャッシングの違い【メリット・デメリット】
タイバーツへの主な両替方法である「両替所での現金両替」と「クレジットカードを使った海外キャッシング(ATM引き出し)」について、それぞれのメリット・デメリットを知っておきましょう。
両替所など有人窓口のメリット&デメリット
両替所でのメリットとデメリットは次の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
すぐに現金が手に入る レート表示を見て比較しやすい 日本円をいくら両替したかわかりやすい | 両替所を探す手間がある 両替レートにばらつきがある 多額の現金を持ち歩くリスク 24時間やっているところが無い |
日本円をいくら使ったかわかりやすいが一番のメリットですよね。
一方で私が特にデメリットを感じた瞬間は、営業時間とレートのばらつきの2点です。
夜遅くまでお店が開いているバンコクですが、深夜営業の両替所はありません。
深夜の両替所探しに苦労して、結局見つからず友人に借りた経験があります。
また、同じ両替所会社でも場所でレートが変わることもしばしば。
タイに行ってすぐの頃は空港と市内のレートに違いがあるとは知らずショックを受けました。
海外キャッシング(ATM引出し)のメリット&デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
レートが比較的良い 必要な時に必要なだけ引き出せる 多額の現金を持ち歩かずに済む 24時間利用可能なATMが多い | ATM手数料がかかる 海外キャッシング利息がかかる 引出し上限額がある |
海外キャッシングの最大のメリットは、「必要なときに必要な分」の現金を引き出せる点ですね。
タイに現金を持ち込む時、保安検査などで財布が手元から離れる瞬間が毎回ヒヤヒヤします。
とくに約10万円以上※の現金持ち込みは税関申告が必要となるので、多額の現金を持ってタイへ行くのはあまりオススメしません。※45万バーツ相当の日本円
海外キャッシングのデメリットは、主に利息や手数料の部分かと思いますが、計算してみると決して高いコストではないので全然アリだと思っています。
また、ATMでのスキミングなどを不安に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私の経験上、市内のショッピングモールや駅のATMであれば安心して使えますよ!
このように、どちらの方法も一長一短があるので、両替所と海外キャッシングをうまく使い分けるのがおすすめです。
初めてのタイ旅行でも安心して両替できる方法は?
初めてのタイ旅行で両替に不安を感じる方もいるでしょう。
安心してタイで両替するなら、次の3つの方法を組み合わせて使うのがオススメです!
タイの空港で最低限の両替をする
タイ到着後の交通費や緊急時のために、1万円程度を空港で両替しておくと安心です。
レートは良くありませんが、安心を買うという意味で検討価値はあります。
また、空港には24時間営業の両替所があるため、深夜や早朝に到着しても両替することができます。
バンコク市内の信頼できる両替所を利用する
タイにはレートが良いことで知られる両替所がいくつかあります。
信頼できて優良レートの両替所を事前に調べておくと良いでしょう。
私はいつも「タイバーツ満員御礼両替所」というサイトでチェックしています。掲載店はどこも信頼できるのでオススメです。
特に、日本人が多く住むスクンビットエリアはレートの良い両替所が集まっていますよ!
クレジットカードの海外キャッシングを活用する
タイには多くのATMがあり、主要な国際ブランド(Visa, Mastercard、JCBなど)のクレジットカードでタイバーツを引き出せます。
両替所よりもレートが良い場合が多く、時間を選ばずに必要なだけ引き出せるため、多額の現金を持ち歩くリスクを減らせます。
タイのATMでの海外キャッシング手順については、記事後半で詳しく説明しますね!
これらの方法を組み合わせ、両替に関する不安を減らし、より安全で便利な滞在を楽しんでくださいね!
タイの両替所でバーツへ両替する場合
タイ現地の両替所で日本円からタイバーツへ両替する場合について詳しく説明しましょう。
タイの空港と市内の両替所では、どちらがレートが良いの?
一般的に、タイの市内の両替所の方が、空港の両替所よりもレートが良い傾向があります。
空港の両替所は、到着してすぐに利用できる利便性がありますが、競争が少なく、テナント料なども高いため、その分レートが悪くなりがちです。
一方、市街の両替所、特にスクンビットやサイアムなどの繁華街にある両替所は競争が激しく、優良なレートを提示する傾向があります。
そのため、タイに到着したら空港で必要最低限のバーツのみを両替し、まとまった金額は市内のレートが良い両替所で両替するのがおすすめです。
タイの銀行での両替は安全?観光客でも利用しやすい?
タイの銀行でも両替は可能です。
銀行は信頼性が高く、偽札などの心配は少ないため、安全性は高いと言えます。
観光客でもパスポートがあれば利用できますが、両替レートは市中の両替所に比べると悪いです。
銀行によっては待ち時間が長かったり、手続きに時間がかかったりするので、わざわざ銀行窓口に行くメリットは少ないです。
銀行の窓口に行くなら、銀行のATMで海外キャッシングするのが、安心・早い・お得でオススメです!
両替所を選ぶ時に注意するポイントや見分け方は?
タイで両替所を選ぶ際には、以下のポイントをおさえて選ぶと安心です。
- 有名チェーンの両替所を利用する
- 「Superrich」などの有名な両替所チェーンは、比較的レートが良く信頼できるのでオススメです。バンコク市内での店舗数も多いため利用しやすいです。
- 施設内の両替所を利用する
- ショッピングモールやスーパーマーケット内にある両替所は確実に公認です。安心して利用して下さい。
- 両替時にパスポートの提示を求められる
- パスポートの提示を求められるのも公認店の特徴です。レシートが必ず発行され、為替レートや両替額が明記されているか確認しましょう。
- 口コミや評判を参考にする
- Googleマップなどで両替所の口コミや評判を調べてみるのも参考になります。
注意しなければいけないのは、露店や雑貨店のカウンターなどで非公認で両替をやっているお店です。
トラブルに巻き込まれないためにも、上記ポイントで両替所は選びましょう!
両替時に必要な持ち物や身分証は何?
タイの両替所で両替する際には
- パスポート
- 両替する現金
が必要です。
外国人が両替する際には、本人確認のためにパスポートの提示が義務付けられています。必ず持参しましょう。
両替時には、受け取ったバーツの金額が正しいか、その場で必ず確認しましょう。
また、両替時にもらうレシートは念のため帰国まで保管しておくことをおすすめします。後でいくら使ったを確認できます。
クレジットカードでバーツへ両替する
クレジットカードを使った海外キャッシングについて詳しく解説します!
多くのメリットがあり、上手に活用すればお得に両替できるので、ぜひご利用を検討ください。
ATMからタイバーツを引出す方法
クレジットカードを使ってタイのATMからタイバーツを引き出す手順は以下の通りです。
タイにいくまでに次の条件を満たすクレジットカードを用意しておきましょう。
- 海外キャッシング機能が有効になっている
- 十分なキャッシング利用枠がある
- 国際ブランド(VISA、Mastercard、JCBなど)のロゴがある
自分のクレジットカードに対応するマークのついたATMか確認しましょう。
例えばJCBカードの場合、JCBのマークかcirrusマークがついているATMからしか出金できません。
タイではほとんどのATMが海外カードに対応していますが、次の銀行ATMが大手なので安心です。
- Siam Commercial Bank(サイアム商業銀行)
- Krung Thai Bank(クルンタイ銀行)
- Bangkok Bank(バンコク銀行)
- Kasikorn Bank(カシコン銀行)
いずれも英語表示に切り替え可能で、国際カードブランドのロゴが表示されています。
クレジットカードの暗証番号4桁を入力しましょう
タイのATMでは1回の引き出し上限額があるので注意。※2〜3万バーツ(ATMによって異なる)
次のような案内が出たら、「without conversion」または「NO」を選択して次へ進んでください。
- お客様のために自国通貨への変換サービスを提供しています。
- Do you wish to process this transaction with conversion rate as shown above?
- We offer conversion to your home currency
割高なレートで、さらに手数料が取られてしまいます。
ATMの操作画面は機種によって多少異なりますが、基本的に上記のような流れで引き出しが可能です。
クレジットカードとデビットカード、どちらが両替手数料が安い?
海外ATMでの引き出しにかかる手数料は、クレジットカードとデビットカードで仕組みが少し異なります。
クレジットカードの場合 | デビットカードの場合 | |
---|---|---|
為替手数料 | 比較的良い | 数%かかる |
ATM利用手数料 | タイは基本不要 | |
海外ATM利用手数料 | カード会社による(ほぼなし) | 多くの場合あり |
キャッシング利息 | あり | なし |
為替手数料:カード会社が定めた為替レートに上乗せされる手数料
ATM利用手数料: 現地のATM設置会社に支払う手数料
海外ATM利用料:カード会社に支払う手数料
キャッシング利息:現金引き出し日から、カード会社に返済するまでの期間にかかる利息(日割り計算)。利率はカード会社によって異なる。
デビットカードは口座から即時引き落としのため、原則として利息はかかりません。
一般的には、利息がかからないデビットカードの方が、クレジットカードを繰り上げ返済しない場合よりも総コストが安くなる傾向があります。
ただし、為替手数料率やATM手数料はカード会社によって異なるため、ご自身の利用するカードの規約を確認することが重要です。
クレジットカードでも、帰国後すぐに繰り上げ返済を行えば、利息負担を最小限に抑えることができます。
タイ旅行でめっちゃつかえるクレジットカード3選
タイ旅行に持っていくと便利なクレジットカードを3つご紹介します。
紹介するカードは海外旅行保険が充実していたり、海外利用分がキャッシュバックされるので自信をもってオススメします!
JCBはタイでも広く使えるので安心ですよ!
【ライフカードStella】海外利用分が4%キャッシュバック!
年会費 | 国際ブランド | 付帯保険※自動付帯 |
初年度無料 次年度以降 1,375円(税込) | 海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険 他 | |
ポイント還元 | キャンペーン | 追加カード |
0.1% (LIFEサンクスプログラム) | ETCカード 家族カード |
- 海外ショッピング利用で【4%キャッシュバック】(年間上限80万円)
- 国内・海外旅行傷害保険、シートベルト傷害保険が自動付帯
- JCBの海外優待サービスを利用可能(例:ハワイ・トロリー乗車無料)
- 子宮頸がん・乳がん検診クーポン&利用金額の0.5%を寄付する社会貢献機能
ライフカード Stella(ステラ)は、「海外でのおトク」と「安心」を兼ね備えたクレジットカード。
特に注目すべきは、海外ショッピング利用で4%キャッシュバックが受けられるのは本当に意味が分からない!w
海外ショッピング利用4%キャッシュバック例
さらに、海外旅行傷害保険が自動付帯されているので、トラブル時も安心して対応できます。JCBの海外優待や、日本語対応の海外アシスタンスサービスも利用可能。
女性向けのデザインが特徴的ですが、男性の申込みももちろんOK。海外に強い1枚を探しているなら、このカードがピッタリです!
【JCBカードW】屈指の高還元率!年会費ずっと無料
還元率 | 国際ブランド | 付帯保険※利用付帯 |
1.0%~10.5%※ | JCB | 海外旅行最高2000万円 |
年会費 | 専用アプリ | 追加カード |
永年無料 | MyJCBアプリ | ETCカード、家族カード |
※最大還元率はJCB PREMO に交換した場合
- 還元率が通常のJCBカードの2倍(基本還元率1.0%)
- スターバックスカードのオンライン入金やオートチャージでポイント11倍
- セブンイレブン利用でポイント2倍、Amazonなら4倍
「カード番号なしタイプ」と「裏面番号ありタイプ」の2種類から使い方に合わせて選択。モバイル即時入会サービス(モバ即)からナンバーレスカードを申し込むと、最短5分で発行可能!
モバ即入会件
※1)モバ即の入会条件は以下2点になります。
【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※2 )モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
海外旅行損害保険は最高2,000万円、海外ショッピングガード保険は最高100万円で安心!(※利用付帯)
いつものネットショッピング時にポイント優待サイトのOki Dokiランドを経由するだけで、最大20倍のポイントが貯まります。
【学生専用ライフカード】年会費ずっと無料!お得なサービス盛りだくさん
還元率 | 国際ブランド | 付帯保険 |
0.5%~1.5% | VISA Mastercard JCB | 海外旅行傷害保険 最高2000万円まで自動付帯 |
年会費 | 専用アプリ | 追加カード |
永年無料 | LIFE-Web Deskアプリ | ETCカード |
- 海外旅行で利用した金額の4%キャッシュバック!
- 在学中も卒業後も年会費ずっと無料!
- 携帯料金の支払いに使うと毎月抽選でAmazonギフトカードが当たる
学生専用ライフカードなら、入会初年度はポイント1.5倍、誕生月は3倍と、ポイントがどんどん貯まる!
とくに嬉しいのがサポートが充実している点。盗難、紛失、不正利用も無料でサポート、海外旅行保険は2,000万円まで自動付帯。
年会費無料のカードでこのサービスはめったにないよ!
さらに、海外旅行傷害保険が自動付帯※するだけでなく、海外で利用した金額の4%がキャッシュバックされるという超絶お得な内容になっています!
※カードを持っているだけで適用されるサービス
クレジットカードでタイバーツを引出すときの注意点
クレジットカードでタイバーツを海外キャッシングで引き出す際には、いくつか注意しておきたい点があります。
海外キャッシングOKのクレジットカードである
お持ちのクレジットカードが海外キャッシングに対応しているか、事前に確認が必要です。
一部のカードは、設定しておかないと海外でのショッピングはできてもキャッシングは利用できない場合があるからです。
三井住友カードは事前に海外利用を設定しておかないと海外キャッシングができませんでした!
カード会社のウェブサイトやカスタマーセンターで確認しましょう。
いざという時に海外キャッシングができないと困るので、必ず確認して設定しておきましょうね。
キャッシング枠があるかどうか
クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠があります。
海外キャッシングを利用するには、キャッシング枠が設定されている必要があります。
また、設定されているキャッシング枠の範囲内でしか引き出しはできません。
もしキャッシング枠がない場合は、事前にカード会社に申請して設定してもらう必要があります。
申請してから審査と反映で1週間はかかるので、こちらも必ず事前に確認しましょう!
ATMで引き出せる上限額がある
タイのATM側で設定されている1回あたりの引き出し上限額があります。
ATM側の制限は、通常1回あたり2万バーツ~3万バーツ程度であることが多いです。
そのため、一度に多額のバーツを引き出したい場合は、複数回に分けて操作する必要がある場合があります。
その他の注意点として、ATMの操作時には周囲に人がいないか確認し、暗証番号の入力を覗き見されないように注意しましょう。
また、スキミングのリスクもゼロではないため、不審なATMの利用は避けるのが賢明です。
利用後は必ず利用明細を確認し、身に覚えのない取引がないかチェックしましょう。
日本でタイバーツに両替するならどこがおすすめ?
タイに到着してからすぐ使えるように、日本である程度のタイバーツに両替しておきたいという方もいるでしょう。
日本国内でタイバーツに両替できる主な場所は以下の通りです。
- 銀行
- 金券ショップ
- 外貨宅配サービス
日本国内での両替は、タイ現地での両替に比べて一般的にレートが悪くなります。
そのため、日本で両替するのは必要最低限にとどめておくのがおすすめです。
銀行 | 主要な都市銀行や一部の地方銀行で両替できます。 信頼性は高いですが、レートはあまり良くないことが多いです。 |
金券ショップ | 一部の金券ショップでも外貨両替を行っています。 銀行よりもレートが良い場合もありますが、店舗によってレートや取り扱い通貨が異なります。 |
外貨宅配サービス | インターネットで申し込み、自宅や指定場所に外貨を届けてもらうサービスです。レートは比較的良い場合があり、自宅で受け取れる手軽さがあります。 ただし、少額では利用不可の場合もあります。 |
各両替場所でレートや手数料を比較し、納得できる場所を選びましょう。
帰国後に余ったバーツは日本で両替できるの?
タイ旅行から帰国後、手元にタイバーツが余ってしまうこともありますよね。
余ったバーツを日本で円に戻すことは可能です。
ただし、手数料が高いので帰国前にタイ空港で両替しておくのが一番いいでしょう。
タイバーツから日本円に両替するベストな方法は?
タイバーツから日本円への両替は、日本国内の銀行や一部の両替所、金券ショップで行うことができます。
ただし、タイバーツから日本円への両替レートは、日本円からタイバーツへの両替以上に悪くなる傾向があります。
なぜなら、日本国内でのタイバーツの需要が少ないためです。
そのため、できる限りタイ国内でバーツを使い切るのが最も賢明な方法です。
空港でお土産を買ったり、食事をしたりして使い切りましょう。
万単位で余ってしまったら円へ両替てしまうのもいいですが、数千円なら次回のタイ旅行まで持っておくか、タイ旅行の予定がある友人と両替するのも一つの手です。
日本の空港では到着ロビーに募金箱が設置してあるので、選択肢の一つです。
両替所、クレジットカード、金券ショップを比較
ここまで見てきたタイバーツへの主な両替方法について、改めて比較してみましょう。
方法 | 特徴 | レート | 手数料(目安) | 利便性 |
---|---|---|---|---|
タイ現地の両替所 | タイ到着後に両替 店舗が多い | 日本より良い | 両替レートに含まれる | 店舗を探す必要あり 営業時間内での利用 |
クレジットカード(海外キャッシング) | 現地ATMで引出し 24時間利用可能 | 比較的良い | 為替手数料+ATM手数料+利息(繰り上げ返済で軽減可) | ATMの場所を探す必要あり |
日本の金券ショップ | 日本出発前に両替 安心 | あまり良くない | 両替レートに含まれる 一部別途手数料あり | 店舗を探す必要あり 営業時間内での利用 |
日本の銀行 | 日本出発前に両替 信頼性が高い | 悪い傾向 | 両替レートに含まれる | 店舗に行く必要あり 営業時間内での利用 |
ご自身の旅行スタイルや優先順位に合わせて、最適な両替方法を選びましょう。複数の方法を組み合わせるのがおすすめです。
FAQ
タイバーツの両替に関するよくある質問とその回答です。
両替レートが良いタイミングや時間帯はある?
為替レートは市場の需給によって常に変動しており、特定のタイミングや時間帯に必ず良くなるということはありません。
主要な市場が開いている時間帯や、経済指標の発表時などに大きく変動することはありますが、個人の旅行者がそれを狙って両替するのは現実的ではありません。
タイバーツ/円の通貨ペアは、あまり変動がないので両替のタイミングを気にしなくても大丈夫です。
両替レートが良い日を見極める方法はある?
残念ながら、確実に「この日が一番レートが良い」と見極める方法は存在しません。
為替レートは様々な要因で日々変動しています。
日頃から為替レートの動向をチェックする、複数の両替方法のレートを比較する、といった形で、ご自身にとって納得できるタイミングや方法を選ぶのが現実的です。
タイ旅行にいくらくらいの現金(バーツ)が必要?
観光客の一般的な目安としては、1日あたり1,000バーツ~3,000バーツ程度を想定しておくと安心です。
ただし、これはあくまで目安であり、個人の旅行スタイルに合わせて調整してください。
高級ホテルに宿泊し、レストランでの食事がメインで、買い物の支払いもクレジットカードで済ませるという方なら、それほど多くの現金は必要ないかもしれません。
一方で、屋台での食事を楽しんだり、ローカルな交通機関を利用したり、市場で買い物をしたりする場合は、現金が必要になるシーンが多くなります。
クレジットカードの併用を前提に、現金は最低限+予備費として用意しておくと良いでしょう。
到着後、現地のATMで必要なだけ引き出すのが便利です。
まとめ
できるだけお得に、安心してタイバーツへ両替できる方法について解説してきました。
それではこの記事のまとめです。
- 基本的には、タイ現地で両替する方がレートが良い。
- 現金両替とクレジットカード(海外キャッシング)を賢く使い分けるのがおすすめです。
- タイ現地の両替所を利用する際は、レートが良いとされる両替所を選び、パスポートを忘れずに持参しましょう。
- クレジットカードを使った海外キャッシングは、レートが良く便利な方法ですが、事前にカードが海外キャッシングに対応しているか、キャッシング枠があるかなどを確認し、ATMの操作には注意が必要です。
- 日本で両替する場合は、タイ現地よりもレートが悪くなることを理解しておきましょう。
- 帰国後に余ったバーツの日本円への両替はレートが非常に悪いため、できる限りタイ国内で使い切るのがおすすめです。
これらの情報を参考に、ご自身の旅行スタイルに合った最適な両替方法を選び、タイ旅行を安心してお楽しみください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
【ライフカードStella】海外利用分が4%キャッシュバック!
年会費 | 国際ブランド | 付帯保険※自動付帯 |
初年度無料 次年度以降 1,375円(税込) | 海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険 他 | |
ポイント還元 | キャンペーン | 追加カード |
0.1% (LIFEサンクスプログラム) | ETCカード 家族カード |
- 海外ショッピング利用で【4%キャッシュバック】(年間上限80万円)
- 国内・海外旅行傷害保険、シートベルト傷害保険が自動付帯
- JCBの海外優待サービスを利用可能(例:ハワイ・トロリー乗車無料)
- 子宮頸がん・乳がん検診クーポン&利用金額の0.5%を寄付する社会貢献機能
ライフカード Stella(ステラ)は、「海外でのおトク」と「安心」を兼ね備えたクレジットカード。
特に注目すべきは、海外ショッピング利用で4%キャッシュバックが受けられるのは本当に意味が分からない!w
海外ショッピング利用4%キャッシュバック例
さらに、海外旅行傷害保険が自動付帯されているので、トラブル時も安心して対応できます。JCBの海外優待や、日本語対応の海外アシスタンスサービスも利用可能。
女性向けのデザインが特徴的ですが、男性の申込みももちろんOK。海外に強い1枚を探しているなら、このカードがピッタリです!