タイで両替をする際におすすめの両替所は次の7つです。
- SuperRich Thailand:バンコク市内でも人気で多くの支店がある
- SuperRich 1965:両替所チェーンでレートがいい
- VASU EXCHANGE:比較的に混雑しにくい
- Siam Exchange:観光拠点の近くで立ち寄りやすい
- S.K.Sakol Money Exchange:チェンマイでもっとも高評価
- Mamy Exchange:プーケットにあり評判がいい
- T.T. Currency Exchange:パタヤで有名な両替所
基本的に日本国内で両替するよりも現地の方が条件が良いケースが多く、空港やホテルよりも街中の両替所を利用するのが賢い選択肢と言えます。
しかし両替する場合、現金を持ち歩くことになるので安全性の面で不安になる方も多いでしょう。
タイに限らず海外旅行の際は、現金よりもクレジットカード使う方がおすすめです。
この記事では、タイでおすすめの両替所を紹介しつつ、基本的にクレジットカードを使う方が良い理由と両替が必要なケースを解説します。
現金の盗難や紛失のリスクを抑えながら、安全で楽しくタイ旅行するためのガイドとしてご活用いただけると幸いです。
現地で日本円からタイバーツへ両替するのにおすすめの両替所7選
タイには数多くの両替所がありますが、比較的レートが良く安全性の高い店を選ぶことが肝心です。
特に、観光客慣れしている大手チェーンのほうがスタッフの対応もスムーズで、初めてでも安心して利用できます。
ここでは、旅行者に人気があり、実際に利用者から高く評価されている代表的な7つの両替所をご紹介します。
いずれも市内中心部に店舗を構えているか、主要観光地へアクセスしやすい立地ですので、スケジュールに合わせて訪れやすいでしょう。
SuperRich(スーパーリッチ)2種類は比較的レートが良く観光客にも人気
バンコクで両替といえばまず名前が挙がるのが、老舗のSuperRichです。
観光客や在住外国人にも知られた高レート店で、街中に複数の支店を展開しています。
初めての方でも、明瞭に掲示されたレートを見ながら安心して利用できるのが魅力です。
スタッフが英語に対応している場合が多く、レートが良い割に待ち時間が比較的短い店舗を探しやすいのも利点です。
グリーンの看板SuperRich Thailand
グリーンの看板が目印のSuperRich Thailandは、バンコク市内でも特に歴史ある両替所として有名です。
スクンビットやシーロムなど中心地に支店を多く持ち、観光客だけでなく地元の人々も利用しています。
駅やデパートからアクセスしやすい立地を選んで展開しているため、観光やショッピングの合間にも立ち寄りやすいでしょう。
営業時間は支店によって異なりますが、朝9時頃から夕方まで開いているところが多数のようです。
オレンジの看板SuperRich 1965
オレンジの看板が特徴的なSuperRich 1965も、グリーンの看板と並んで有力な両替所チェーンです。
こちらは同じ「スーパーリッチ」の名称でも運営会社が異なるため、提示レートがわずかに変わる場合があります。
旅行者によっては「緑のほうがレートがわずかにいい」「いやオレンジのほうがいい」など意見が分かれますが、どちらも十分に高レートです。
立地や混雑状況などを見比べて、使いやすい店舗を選ぶとよいでしょう。
VASU EXCHANGE(ワス・エクスチェンジ)は両替手続きがスムーズに進むことが多い
VASU EXCHANGEはスクンビット通り沿いにある、便利なロケーションが魅力の両替所です。
特にBTSナナ駅から近いため、移動の合間に立ち寄りやすく、観光客がよく利用しています。
スタッフが手際良く対応してくれるため、混雑していてもスムーズに両替が進みやすいでしょう。
ほかの大手チェーンと同様にレートが良く、店内の掲示がわかりやすいので、初めてでも戸惑いにくいところが嬉しい点です。
Siam Exchange(サイアム・エクスチェンジ)は観光の拠点エリアにあり利用しやすい
サイアム周辺の観光拠点近くに位置するSiam Exchangeは、ショッピングや食事を楽しむ合間に立ち寄りやすい両替所です。
大規模商業施設が点在するエリアだけあって、外国人客も多く訪れます。
スタッフの対応は比較的テキパキしており、分かりやすい英語で案内してもらえるため安心です。
周囲に銀行の両替窓口もありますが、Siam Exchangeのほうがレート面で有利でしょうから、比較しながら利用してみるのも良いでしょう。
S.K.Sakol Money Exchange(サコル マニーチェンジ)はレートがチェンマイ随一
チェンマイで両替を検討しているなら、まず候補に入れたいのがSakol Money Exchangeです。
市内でもトップクラスのレートを誇り、観光客のみならず在住者からの信頼も厚い両替所として知られています。
店舗はナイトバザール近くの便利な立地にあり、観光の合間にも立ち寄りやすいのが魅力です。
店頭には為替レートが大きく掲示され、英語対応もスムーズで初めての方でも安心して利用できます。
チェンマイに滞在する際は、現地で最も高評価を得ているSakolでの両替を優先的に検討するとよいでしょう。
Mamy Exchange(マミーエクスチェンジ)はプーケットで利用者から高評価の人気店
南国リゾート・プーケットで両替をするなら、Mamy Exchangeは見逃せない存在です。
地元の人々や旅行者から「レートが良くて対応が丁寧」と高く評価されており、ネット上でも評判の良い口コミが目立ちます。
店舗はパトンビーチ周辺を中心に複数あり、アクセスの良さと利便性の高さが利用者に好まれています。
街の中心にありながらも、銀行より有利なレートを提供している点が人気の理由です。
プーケット旅行中に現金が必要になったら、信頼と実績のあるMamy Exchangeをぜひ候補に入れてみてください。
T.T. Currency Exchange(ティー・ティー)は比較的に混雑がひどくないことが多い
T.T. Currency Exchangeは、パタヤなどリゾートエリアで有名な両替所として知られていますが、バンコクでも一部に支店を持っています。
大手両替チェーンほど混雑しにくいため、長い行列を避けたい方には狙い目かもしれません。
レートに関しては他店と比べても遜色なく、むしろ同水準かそれ以上という日もあるようです。
観光客だけでなく在住外国人も利用するため、英語表示やスタッフの言語対応もしっかりしています。
バンコク内の人気エリアにある両替所を比較!レートと手数料を確認
両替所 | レート | 手数料 | |
---|---|---|---|
BUY | SELL | ||
SuperRich Thailand | 0.2330 | 0.2345 | 無料 |
SuperRich 1965 | 0.2325 | 0.2345 | 無料 |
VASU EXCHANGE | 0.2325 | 0.2345 | 無料 |
Siam Exchange | 0.2325 | 0.2340 | 無料 |
※2025年5月1日時点でのレートです。 |
バンコクにはたくさんの両替所が点在しているため、「どこで両替すればよいのか迷う」という声も少なくありません。
結論としては、有名両替所間のレート差はごく僅かで、場所に応じて日々変動しているのが実情です。
時間をかけて複数店舗を回っても、大きな差額は生まれにくいことが多いので、アクセスの良い両替所でレートをチェックしながら一番納得できる店を選ぶのが得策です。
バンコク内の大手両替所の多くは「No Commission(手数料無料)」と掲げており、提示レート通りに受け取れることがほとんどです。
両替時にはパスポートの提示が必要なので、忘れずに携帯しておきましょう。
空港やホテルでの通貨両替は便利?営業場所と営業時間の情報をチェック
到着して最初に目に入りやすい空港内の両替所や、宿泊先のホテルカウンターなどでも、通貨をバーツに替えることができます。
深夜便で着いたり、周囲に銀行や両替店が見つからない時には、こうした場所で両替できるのは心強いでしょう。
ただし、一般的にこれらのレートは街中の専門店と比べて不利になりがちなので、必要最小限の額にとどめるのがおすすめです。
空港ではレートが劣るので必要最低限の両替がおすすめ
場所 | レート | 公式に明示されている手数料 | 実質手数料 | 営業時間 | |
---|---|---|---|---|---|
スワンナプーム空港 到着ロビー銀行 | 約2,100THB | なし | レートに大幅マージンが含まれるため実質10%前後 | 24時間または深夜帯も営業の店舗あり |
空港の到着ロビーにある両替所や銀行カウンターは、利便性の面では非常に優れていますが、提示されるレートは街中に比べて劣ることが多いです。
旅の疲れを考慮し、すぐに現金を手に入れたい場合でも、全額を両替してしまうと結果的に損をするケースが少なくありません。
そこで、移動に必要な交通費や軽食代など、当座をしのぐ程度の額だけ空港で両替し、市内に出てから高レートの専門店で追加分を両替するのが得策です。
空港内でも場所によってはレートが若干良いコーナーが見つかることがあるので、少しだけ歩き回って探してみるのも一案です。
ホテルでは空港よりもレートが悪く手数料が必要な場合がある
場所 | レート | 公式に明示されている手数料 | 実質手数料 | 営業時間 | |
---|---|---|---|---|---|
有名ホテル | 約2,000~2,100THB | なし | レートに大幅マージンが含まれる (ホテルサービス料相当) | フロント・コンシェルジュが対応し、24h受付可能な場合も |
ホテルの両替カウンターは営業時間が長く、フロントに頼むだけですぐに手続きができるため便利です。
ただし、空港以上にレートが悪い場合や、別途手数料が加算される可能性もあります。
深夜到着でどうしても両替所に行けない、といった状況でのみ最終手段として利用し、それ以外は極力、専門店へ足を運ぶ方が無難です。
ホテルによっては思いのほか高額な手数料を設定していることもあるため、レートだけでなく手数料の有無も確認してから両替するか判断すると良いでしょう。
スワンナプーム国際空港と街中の両替店、いい方はどっち?
バンコクの玄関口スワンナプーム国際空港と市内両替店では、どちらが得か迷う方も多いですが、結論としては街中の両替店の方が圧倒的に有利なことが多いです。
空港到着ロビーの銀行カウンターはレートが低めに設定されがちで、街中で両替した場合と比べて数百バーツ単位の差が生じることもあります。
深夜や早朝着で行動しづらいときは、空港でわずかな金額を両替しておき、翌日に街へ出たら大手両替所でまとまった金額を交換する方法がおすすめです。
空港にも専門の両替所がいくつかあり、タイミングによっては市内に匹敵するレートを提示している場合もありますが、それは限られた時間帯や特定の店舗に限られることが多いので、過度な期待は禁物です。
東京や主要都市など日本国内で事前に両替してから旅行するのはお得?
日本国内の空港や銀行でもタイバーツへの両替は可能ですが、やはりレートや手数料を考慮するとタイ現地の専門店が優勢といえます。
日本ではタイバーツがマイナー通貨扱いになるため、銀行や大手両替所でも利幅を多めにとることが一般的です。
そのため同じ10万円を両替しても、現地の方が結果的に多くのバーツを得られる場合がほとんどです。
事前にすべて両替しておく安心感もありますが、その分割高になるリスクがあるので、短期旅行などでは必要最低限だけ日本で両替し、残りはタイでという選択が無難かもしれません。
タイ現地で両替した方が条件が良いことがほとんど
タイでは日本円がしっかり認知されており、専門両替所で直接円をバーツに替えてもらうことが容易です。
英語やタイ語が苦手でも、店頭に掲示されているレートを見て、両替したい額を紙に書いて渡すだけで取引できる場合も多いため、手続きのハードルは思ったほど高くありません。
旅費全体を抑えたい人にとっては両替レートが大きく影響するので、レートの良い現地店舗を利用する意義は十分あるといえます。
実際に、よほど円安が進まない限り日本国内より現地両替が得になることが多く、結果的に食事やお土産の追加分にも回せるでしょう。
基本的に現金を持ち歩くよりクレジットカードを使うのがおすすめ
タイ旅行での支払い方法は、大きな現金を持ち歩くよりもクレジットカードを積極的に使う方が安全で便利です。
現金をあまり持ち歩かないことで盗難や紛失のリスクを下げられ、カード払いの度にポイントやマイルが貯まるというメリットも生まれます。
以下にカード活用が有効な理由をまとめます。
手元に日本円がなくても両替が可能
クレカがあれば、日本円の現金を持っていなくてもすぐに決済ができるため、為替レートを気にする場面が減ります。
現金が必要になった場合でも、海外キャッシングを利用すればその場でバーツを引き出せるため、両替所の営業時間に左右されることもありません。
緊急時などにとくに心強い方法なので、適切に返済スケジュールを組めるのであれば検討する価値は大きいでしょう。
大きな現金を持ち歩かなくて済む
高額な現金を持ち歩くのは盗難に遭うリスクが高まり、心理的な不安もついて回ります。
一方でクレカ主体の支払いであれば、手元の現金は少額で済むため、リスクを大きく減らすことができます。
万一カードを失くした場合でも、カード会社に連絡すればすぐに利用停止ができるので、被害が最小限で抑えられる点も安心材料です。
カードのポイントやマイルが貯まる
カードを使用する最大のメリットのひとつが、利用金額に応じてポイントやマイルが貯まることです。
もし数日間の滞在であっても、宿泊費や食事、観光、買い物などをカード決済に集約すれば、そのぶんポイントが貯まり次回の旅行資金に充てることもできます。
還元率の高いカードを使えば、現地通貨での支払いも効率よくポイントが貯まるので、単純に割安感が高まるのがうれしいところです。
支払い可能な場所の多さと手続きの簡単さ
バンコクやプーケットなど主要観光地のレストランや商業施設の多くでは、カード決済に対応しています。
レジでカードを渡してサインするか、暗証番号を入力するだけで手続き完了なので、慣れてしまえば現金払いよりもスムーズと感じるかもしれません。
VisaやMastercardといった国際ブランドであればほぼ問題なく使えるケースが多く、日本語表記はなくとも英語の案内が一般的に整備されているため、落ち着いてやりとりすれば不自由はありません。
病気や盗難などトラブル時の補償が受けられる
クレカには海外旅行傷害保険をはじめ、さまざまな補償制度が付帯されている場合があります。
病気や事故などの治療費はもちろん、手荷物の破損や盗難、飛行機の遅延などをカバーする保険が含まれることもあり、万が一の際に助けとなります。
また、カード自体を盗難された場合でも、不正利用による損失をカード会社が補償してくれるケースが一般的です。
現金では一度紛失すると戻ってこないため、この点でもカード払いの利点は大きいといえるでしょう。
海外旅行で使うのにおすすめのカード|出発前に内容を確認しよう
旅行先での利便性を考慮するなら、海外旅行向けのサービスが充実しているカードを選ぶことを検討してみてください。
国際ブランドの種類、利用限度額、海外利用時の手数料、付帯保険など、確認すべきポイントは多岐にわたります。
ただし、すでに持っているカードに海外旅行傷害保険が付いていたり、海外キャッシング枠が設定されているケースも多いので、まずは手持ちのカードのサービスをチェックしてから、新規発行を検討しても遅くはありません。
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※カードを持っているだけで適用されるサービス
事前に確認すべきクレカのサービス内容
特に重要なのが、付帯されている海外旅行保険と、紛失・盗難時の緊急連絡先と対応内容です。
保険の適用範囲や補償金額はカードによって差があるので、カバーできる範囲を把握しておくと安心です。
緊急連絡先は、いざという時すぐに連絡できるようスマホに登録しておくか、カード会社が発行するガイドを旅行に持参しておくのが望ましいです。
キャッシング枠を利用する場合は利息や返済方法も把握し、使い過ぎによるトラブルを避けましょう。
旅行先でクレカを盗難・紛失した際の対処方法
カードを失くしたり盗まれたりするトラブルは、現地で起こり得る最悪のシナリオの一つです。
ただし、対応手順を前もって知っておけば、被害を最小限に抑えることは可能です。
落ち着いて必要な手続きを踏み、早めに不正利用を防ぎましょう。
すぐにカード会社に連絡して利用停止する
まずはカード会社の紛失・盗難専用ダイヤルに連絡し、カードを利用停止にしてもらいます。
大抵は24時間体制で受け付けているため、日本語サポートの有無も事前に確認しておくと慌てずに済みます。
カード番号や本人確認情報を伝えるだけで即時に利用停止となり、悪用されるリスクを一気に抑えられます。
旅行中に起きたトラブルの場合、家族や友人に代行してもらう方法もありますが、可能であれば直接自分で連絡するのが確実です。
不正利用に対する保証制度が備わっているケースもある
カード会社の保証制度は、不正利用された分を補償してくれる内容が含まれている場合が多いです。
ただし届け出の時期など一定の条件があるため、早めの連絡が肝心です。
盗難ならば警察にも被害届を提出し、書類を確保しておくとスムーズに補償を受けられることが多いです。
新しいカードの再発行については、帰国後の手配になる場合が一般的ですが、中には海外でも緊急発行対応をしてくれるカード会社もあります。
事前にサービス概要を確認しておくことで、いざというときでも落ち着いて行動できるでしょう。
クレカと現金の使い分け!必要最低限や緊急の場合に両替を利用しよう
タイの都市部ではカード払いが可能な店舗が増えているため、カードメインで支払いつつ、現金はサブとして利用するのが得策です。
多額の現金を持ち歩かないので安全性が高く、ポイントやマイルも貯められるメリットがあります。
ただ、ローカル市場や屋台などではカードが使えないことも珍しくないため、ある程度のバーツは常備しておくと安心です。
初回に両替する際は1~2万円相当を目安にし、足りなくなればその都度、大手の両替所で追加両替するスタイルがおすすめです。
カードを紛失したりシステム障害で決済が通らない場合も想定して、一定額の現金をキープしておけば、最悪の事態でも慌てず対処できます。
この記事のまとめ|安全性を確保してからタイ旅行を楽しもう
タイでの両替と支払いをスムーズに行うためには、現地の両替所をうまく活用するのが鍵です。
スーパーリッチやVASU EXCHANGEといった高レート店が有名で、地方でもチェンマイのSakolやプーケットのMamyなど、各地で信頼される店舗があります。
空港やホテルの両替は便利ではあるものの、レートの悪さや手数料の高さがつきまとうので、必要最低限にとどめるのがポイントです。
そして、クレカもぜひ積極的に利用してください。
リスクを減らしながらポイントやマイルを貯められ、付帯保険で万が一の事態にも備えられる優れた手段といえます。
カードと現金をバランスよく使い分け、安全面と経済面の両方で最適な形を整えたうえで、タイ旅行を思う存分楽しんでください。
タイの両替に関するよくある質問と回答
- 両替するときパスポートは必要ですか?
-
はい、必要です。
タイでは法律上、両替時にパスポートの提示が義務付けられているため、原本を持参するかコピーを用意してください。
大半の店舗はコピーでも対応してくれますが、原本を求められる場合もあるので、必ず持ち歩くようにしましょう。
- 空港の両替所で全部両替してしまって大丈夫でしょうか?
-
あまりおすすめしません。
空港の両替所は手軽ですが、レートが街中に比べて割高な場合が多いです。
到着したばかりでどうしても必要な交通費や軽食代だけを空港で両替し、その後の大きな額は街の専門店を使う方法がよりお得です。
- 現地ATMでキャッシュを引き出すのと、両替所で替えるのはどちらが得ですか?
-
一般的には両替所を利用した方がレート面で得になるケースが多いです。
タイのATMで海外カードを使うと1回あたりの手数料や為替手数料が発生し、それらを合計すると割高になることがあります。
ただし、少額をこまめに引き出したい場合や、深夜など両替所が閉まっている時間帯にはATMも重宝するので、状況に合わせて選ぶとよいでしょう。
- タイではクレジットカードはどの程度使えますか?
-
バンコクやプーケットなど大都市・観光地ではクレジットカードが広く使えるようになっています。
ホテル、ショッピングモール、レストランなどでは問題なく利用でき、VisaやMastercardが特に普及率が高いです。
しかし、ローカル色の強い屋台や小さな雑貨店などでは現金が必要な場合が多いので、あらかじめ把握しておきましょう。
- 両替所で偽札をつかまされるリスクはありますか?
-
大手や老舗の正式な両替所を利用している限り、そのリスクは非常に低いです。
受け取った紙幣はその場で金額・枚数などをチェックする習慣をつけておくと、万が一のミスも防ぎやすくなります。
タイの両替所はレート競争が激しいためサービスが洗練されており、安心感のある店が大半です。
ただし、念のために高額紙幣の透かしや手触りを確かめるなど、最低限の確認は行っておくとより安心でしょう。