ビットコインとイーサリアムを買うならどっち?
ビットコインとイーサリアムの違いや将来性は?
おすすめの買い方を教えて欲しい。
このような悩みを解決します。
ビットコインとイーサリアムはどっちを買うべきか。
暗号資産投資を始めようと考えている人なら、一度は悩むポイントですよね。

ビットコインとイーサリアムは異なる特性をもっている通貨です。
特徴や将来性を理解しないまま投資すると、後悔するかもしれません。
この記事では、ビットコインとイーサリアムの違いや将来性を徹底比較し、あなたの投資目的に合った選択ができるようサポートしていきます。
正しい知識を学び、自信を持って暗号資産の投資に踏み出しましょう。
ビットコインとイーサリアム買うならどっち?違いを比較

ビットコインとイーサリアムは、どちらもブロックチェーン技術を基盤とした暗号資産ですが、その目的や仕組みには大きな違いがあります。

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価格と時価総額
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---|---|---|
ネットワーク名 | ビットコイン | イーサリアム |
通貨名 | ビットコイン | イーサ |
ティッカーシンボル | BTC | ETH |
価格 | 1,300万円 | 32万円 |
時価総額 | 1位 | 2位 |
※価格と時価総額は2025年3月5日に確認
ビットコインとイーサは時価総額で1位と2位を争う通貨です。

引用:CoinMarketCap (20250305確認時データ)
直近1年間の全暗号資産の時価総額に占める、ビットコインおよびイーサの割合をみてみましょう。
- ビットコイン:60.5%
- イーサ:9.1%
- その他の通貨:30.4%
ビットコインは暗号資産市場全体をけん引している存在で、暗号資産全体の6割以上の市場シェアがあることが分かります。
ビットコインはイーサと比較すると、6倍以上の市場シェアを誇る。
開発背景
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---|---|---|
プロジェクト開始 | 2008年 | 2015年 |
創始者 | サトシ・ナカモト (匿名) | ヴィタリック・ブテリン氏 |
機能 | 通貨 | 通貨+プラットフォーム |
用途 | 送受金 | アプリ開発 |
ビットコインとイーサリアムは、それぞれ異なる目的で開発されました。
ビットコインは「中央管理者のいない通貨」として、イーサリアムは「通貨+分散型アプリケーション(DApps)のプラットフォーム」として誕生しました。
ビットコインは銀行のような中央管理者を不要とし、価値を直接やり取りできる仕組みとして生まれました。
一方、イーサリアムは通貨としての役割だけでなく、中央管理者が不要なプラットフォームを目指しており、アプリ開発ができるよう設計されています。
イーサリアムはビットコインと比較すると、拡張性のある機能を有している。
発行上限の枚数
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---|---|---|
発行上限 | 2,100万枚 | 発行上限なし |
最終発行 | 2140年 | - |
ビットコインは発行上限が決まっており、2140年頃には全てのビットコインが市場に流通します。
上限が設定されていることから、今後需要が増加した場合は価値が高まると考えられます。
それに対してイーサは発行上限がありません。
アプリ開発のプラットフォームとしての利用を目的に開発をされているので、常に一定のイーサを供給し続ける必要があり、ネットワークの流動性を維持する必要があるからです。
一方で今後プラットフォームを利用するユーザーが増えることで、通貨の需要が高まることが期待されています。
ビットコインは発行上限が決まっており「価値の保存」に重きを置いている。
イーサリアムはアプリケーション開発のプラットフォームであることから、発行上限をもたせず「実用性」を重視している。
コンセンサスアルゴリズム
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---|---|---|
アルゴリズム | PoW (プルーフ・オブ・ワーク) | PoS (プルーフ・オブ・ステーク) |
ビットコインとイーサリアムは、それぞれ異なるコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
コンセンサスアルゴリズムとは取引の承認方法を意味しており、各暗号資産プロジェクトは目的や狙いに応じて、適切なアルゴリズムを採用しています。

ところで何でコンセンサスアルゴリズムは必要なの?
暗号資産は銀行や企業のように中央管理者が取引を承認しないので、何かしらの方法で取引の正当性を保証する必要があるからです。
取引の承認はネットワークに参加した個人あるいは団体が進めており、ビットコインはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)、イーサリアムはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用しています。

ビットコインのPoWではバリデーターが膨大な計算を行い、取引の承認や新しいブロックの追加を行っています。

正解を見つけてブロックを追加したバリデーターには、ビットコイン報酬が付与される仕組みになってるぞ。
バリデーターは報酬を得るために、高性能な電子機器 (多大な電力)を用い、競争相手よりも早く正解を導きだそうとすることから、莫大な電力を消費してしまいます。
一方でイーサリアムが採用しているPoSでは、一定量のイーサをネットワークに預け入れた人のみがバリデーターとなり得ます。
バリデーターの数が限られるのでエネルギー消費が少なく、環境に優しい仕組みとして注目されています。

イーサリアムは2022年のアップデートにより、PoWからPoSにアルゴリズムを移行しているよ。
ビットコインはPoW (プルーフ・オブ・ワーク)を、イーサリアムはPoS (プルーフ・オブ・ステーク)を採用している。
使用例
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---|---|---|
使用例 | 法定通貨 決済手段 | NFT (非代替性トークン) 分散型金融 (DeFi) |
ビットコインとイーサリアムは、それぞれ異なる目的で開発をされていることから、実際の活用例も異なります。
ビットコインは価値の保存や決済手段としての特徴があるため、エルサルバドルの法定通貨となったり、サービスの決済手段として利用されています。
一方でイーサリアムはスマートコントラクトや分散型アプリ(DApps)に利用されており、NFT(非代替性トークン)やDeFi(分散型金融)などの新しい技術の基盤として活用されています。
ビットコインは法定通貨や決済手段、イーサはNFTや分散型金融(DeFi)での活用がある。
投資をするメリット
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---|---|---|
投資メリット | 価値の保存 | ステーキング報酬 |
これまででビットコインやイーサリアムは、異なる技術や使用用途であることが分かりました。
投資をする上でのメリットも異なるので、解説をしていきます。
ビットコインは「デジタルゴールド」として認識されており、インフレ対策の手段として注目されています。
無限に発行ができる日本円はモノに対して相対的に価値が下がっていく一方で、ビットコインは供給量が2,100万枚と決まっているので、価値の保存として機能しうります。
イーサはプラットフォームとしての活用が広がることで、価格の上昇が期待されます。
またステーキングと呼ばれる資産運用方法も魅力の1つで、暗号資産取引業者を通じてステーキングを実施する場合、年利3%前後で運用することが可能です。

コンセンサスアルゴリズムがPoSを採用している暗号資産は、ステーキングで資産運用することができるぞ。
ビットコインは発行上限があるのでインフレ対策になりうる。イーサはPoSを採用のためステーキングで資産運用ができる。
ビットコインとイーサリアムの将来性

ビットコインとイーサリアムは、暗号資産市場で最も注目される2つの銘柄です。
それぞれの技術や市場環境の変化により、今後の成長が期待されています。
それぞれの将来性について詳しく見ていきましょう。
ビットコインの将来性
ビットコインは、デジタルゴールドとしての地位を確立しつつあります。
特に半減期やETF承認といった要素が、今後の価格や市場拡大に影響を与えるでしょう。
半減期と価格への影響
ビットコインは約4年ごとに半減期を迎え、新規発行量が半分に減少します。

半減期とはバリデーターに付与されるマイニング報酬が半分になるイベントのことだよ。
供給が減ることで希少性が高まり、価格が上昇する要因となります。
例えば、2012年、2016年、2020年の半減期後には、ビットコインの価格が大きく上昇しました。
直近では2024年にも半減期があり、2025年以降の価格上昇が期待されています。
- 半減期:4年ごとにマイニング報酬が半減
- 過去の半減期ごとに価格が上昇
- 2024年の半減期で供給減少が予想される
- 市場の期待から投資資金が流入しやすい
ETF承認による市場拡大
ビットコインのETF(上場投資信託)が承認されることで、機関投資家の参入が増えています。
ETFを通じて、より多くの人がビットコインを資産として保有しやすくなりました。
例えば、米国で承認されたビットコインETFは、多くの機関投資家から注目を集めています。
これによりビットコインが金(ゴールド)と同様の資産クラスとして扱われる可能性が高まっています。
- ETF承認により機関投資家が参入
- 金融市場でのビットコインの信頼度向上
- 資産クラスとしての位置付けが強化
- 価格の安定性が向上する可能性
イーサリアムの将来性
イーサリアムは、ブロックチェーン技術を活用した分散型アプリケーション(DApps)やスマートコントラクトの基盤として成長を続けています。
今後の大型アップグレードやDeFi(分散型金融)市場の拡大が、価格上昇の要因となる可能性があります。
大型アップグレードと機能向上
イーサリアムは、定期的なアップグレードを実施し、ネットワークの効率やセキュリティを向上させています。
特に「イーサリアム2.0」への移行により、スケーラビリティや取引速度の向上が期待されています。
例えば、イーサリアムの「シャーディング」技術により、処理速度が飛躍的に向上し、取引コストが低下する見込みです。
これにより、DeFiやNFT市場での活用がさらに広がると考えられます。
- イーサリアム2.0への移行
- PoS(プルーフ・オブ・ステーク)の導入
- 取引速度の向上と手数料の削減
- エネルギー消費の削減
DeFiやNFT市場での活用拡大
イーサリアムは、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)など、多くのブロックチェーンサービスの基盤となっています。
これらの市場が成長することで、イーサリアムの需要も増加すると考えられます。
例えば、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスでは、ETHが主要な取引通貨として使用されています。
また、Uniswapなどの分散型取引所(DEX)もイーサリアムのスマートコントラクト上で動作しています。
- DeFi市場の拡大によりETHの需要増加
- NFTプラットフォームの基盤としての活用
- 企業や開発者の参入が増加
- ガス代の削減による利便性向上
ビットコイン(BTC)とイーサ(ETH)のチャート

ビットコインとイーサリアムの価格変動を把握するために、チャートの動向を確認することが重要です。
過去のトレンドを分析することで、今後の価格の見通しを立てることができます。
ビットコインのチャート

ビットコインのチャートは、長期的な上昇トレンドを示すことが多く、特に半減期後には価格が大きく動く傾向があります。
- 長期的には上昇トレンドが継続
- 半減期後の価格上昇が期待される
- 短期的な価格変動が激しいためリスク管理が重要
イーサリアムのチャート

イーサリアムのチャートは、DeFiやNFT市場の成長と連動しやすい特徴があります。
特に、大型アップグレードの前後では大きな値動きを見せることが多いです。
- 大型アップグレード前後で価格変動が激しい
- DeFi市場の拡大とともに成長
- ガス代の変動が取引に影響を与える
【見解】ビットコインとイーサリアムはどっちを買うべき?

ここまででビットコインとイーサの違いをみてきましたが、結局どっちを買うべきなのでしょうか?
筆者の場合は、ビットコインを優先して買っています。理由は以下の2点です。
ビットコインは長年の信頼と実績がある
ビットコインは古くから稼働している通貨であり、長年の信頼と実績から「暗号資産=ビットコイン」というイメージを既に確立しています。
ビットコイン誕生以降に多くの暗号資産が登場しましたが、それでも2025年の時点で時価総額No.1に君臨し続けています。

ビットコインのドミナンスの推移をみても分かるように、暗号資産全体の時価総額の6割を占めています。
また発行上限が2,100万枚と決まっていることから、デジタルゴールドという認識が広がっており、暗号資産を買うなら”まず”ビットコインを選択される人は多いはずです。
イーサリアムは競合プロジェクトの台頭を考慮する
イーサリアムは通貨だけではなくプラットフォームとしても機能しており、ビットコインよりも優れていると感じる方もいるでしょう。
しかしながら、ソラナやアバランチといった競合プロジェクトにシェアを奪われる可能性があります。
多くのユーザーに利用してもらうためには、それに耐えうる処理速度が必要なのですが、イーサリアムは処理速度に課題があります。
一方でソラナは処理速度に優れており、一部のプロジェクトがイーサリアムから移行しています。

プラットフォームとしての機能も付与したからこそ、ユーザーの全ての要望を満たすのは難しく、競合プロジェクトが台頭してきているぞ。
ビットコインとイーサリアムを買う際の注意点

ビットコインやイーサを購入する際には、販売所と取引所の違いや取引手数料の違いを理解しておくことが大切です。
特に購入方法によって手数料が大きく異なるため、賢く取引するためのポイントを押さえましょう。
販売所と取引所の違い

暗号資産を購入する方法には「販売所」と「取引所」の2種類があります。
〇販売所の特徴
〇取引所の特徴
- 暗号資産取引業者と直接売買
- 取引手数料は無料 (なことが多い)
- スプレッドが広い
- ユーザー間で売買
- 取引手数料がかかる
- スプレッドが狭い
販売所は暗号資産取引業者と直接売買を行う方法で、取引手数料は無料なことが多いですが、スプレッドが広いのが特徴です。
一方で取引所はユーザー間で売買を行う方法で、取引手数料はかかるものの、販売所と比較をするとスプレッドが狭い取引方法です。
取引所で購入がお得

販売所では手軽に購入できますが、スプレッド(買値と売値の差)が大きく、割高になります。
一方、取引所では他のユーザーと直接取引できるため、スプレッドを抑えた取引が可能です。
例えば、販売所では1BTC=1,050万円の価格で提示されていても、取引所では1,020万円で購入できるイメージです。

販売所では暗号資産取引業者の利益を上乗せした提示価格となるので、割高になってしまうよ。
暗号資産を購入する際は、取引所を利用することでより安い価格で購入ができます。
ビットコインとイーサリアムを買うのにオススメな取引所
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日本円の入金手数料 | 無料 | 0~330円 | 無料 | 無料 | 無料 |
BTC 取引手数料 | 無料 | 0.01~0.15% | -0.01~0.05% | -0.02~0.12% | 無料 |
ETH 取引手数料 | 無料 | 0.01~0.15% | -0.01~0.05% | -0.02~0.12% | 無料 |
ETHステーキング年率 | 1.9 % | 提供なし | 2.0~3.4% | 提供なし | 4.1% |
日本円の出金手数料 | 407円 | 220~770円 | 無料 | 550~770円 | 月1回:無料 月2回~:330円 |
アプリの使いやすさ | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | 取引所はWeb版のみ |
オススメ | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ |
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- 暗号資産取引が初めてな方
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〇ビットポイントがおすすめな人
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ビットコインとイーサリアムに関するQ&A
ビットコインとイーサリアムに関するQ&Aに回答していきます。
ビットコインとイーサリアム買うならどっちまとめ
本記事ではビットコインとイーサリアムの特徴や違いを整理し、最終的な投資判断のポイントをまとめました。
最後にこの記事のまとめです。
- ビットコインは時価総額でNo.1の通貨であり、通貨としての機能をもつ
- イーサは時価総額でNo.2の通貨であり、通貨+プラットフォームの機能をもつ
- 長年の実績とポジションの確立から、ビットコインがおすすめ

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