【薬剤師の年収・給与インタビュー】調剤薬局勤務の28歳女性（2人目）

門前にあるクリニック（内科・小児科・整形外科）からの処方箋を中心に、1日で80〜120枚程度を薬局で対応しています。調剤、監査、服薬指導がメインですが、最近は在宅訪問の同行も増えてきました。

基本給が月28万円前後
薬剤師手当などが月3万円
月給合計として、約31万円（手取りは24〜25万円程度）
ボーナスは年2回、各40万円（合計80万円）程度です。
ここに残業代が少し入ってきます。

基本は9時〜18時勤務ですが、クリニックがぎりぎりまで診療するので、患者さんが18時前に来るとその対応で19時を回ることもあります。残業は月5〜10時間ほど。残業代はきちんと出ますが、「残業代を稼ぐために残る」なんてことはなく、むしろ早く帰りたいです（笑）。

正直、「もっと欲しい」というのが本音です。薬剤師国家試験を乗り越えて6年間学んだわりに、同年代の一般企業とそこまで大きな差がないように感じます。
ただ、生活できないわけではなく、安定しているのはありがたいです。友人（同じ薬剤師で都内勤務）は初任給から35万円をもらっていて羨ましいと感じることもあります。

薬局長は40代の男性で頼りになる人です。人間関係は悪くないですが、スタッフ数がギリギリなので、休みの取りづらさはあります。体調を崩したら一気に現場が回らなくなるので、「倒れてはいけない」というプレッシャーは常にあります。

小児科の処方で、薬を嫌がる子どもにどう説明するか苦労したことがあります。シロップの味や飲ませ方を工夫してアドバイスしたら、お母さんから「おかげでちゃんと飲んでくれるようになった」と感謝されました。

そういう瞬間は「この仕事をしていて良かった」と思いますね。

一方で、在宅の高齢患者さんで飲み忘れが重なって、血圧が危険なレベルまで上がってしまったこともありました。そのときは「もう少し早く気づけなかったか」と自分を責めました。給与には現れない責任の重さを痛感しました。

今はまだ勉強中という気持ちです。5年目になり後輩指導も増えてきました。管理薬剤師を経験してスキルを伸ばしたいですが、将来的には給与アップのために都市部の薬局やドラッグストア勤務も視野に入れています。

転職活動を始めようとしているところですね！

転職は無理にしなくてよいと考えています！まずは、自分の現状をゆっくり整理して、理想を明確にするのがよいのではないかと。

お引越し薬剤師さんのサイトは、薬剤師資格保持者のみで構成されており、かつ転職も複数経験されているので信頼できると思います。