薬剤師に向いている人はどんな人?向いていない人を【現役薬剤師】が解説!

薬剤師向いている人
悩む薬剤師

薬剤師になりたいけど、向いているか知りたい・・・

悩む薬剤師

薬学生・薬剤師だけど、自分が向いているのかな・・・

このようなお悩みを解決する記事です!

「薬剤師に向いている人ってどんな人だろう?」「自分は薬剤師の仕事に向いているのか不安…」と、この記事にたどり着いた方は、きっとご自身のキャリアについて深く考えている真っ最中かと思います。

薬学部への進学を考えている学生さん、あるいは今の職場で「この仕事、本当に自分に合っているのかな?」と悩んでいる現役薬剤師さんもいるかもしれませんね!

転職薬剤師

ひと昔前は「理系で几帳面な人」など言われていました。

しかし、現代の薬剤師の役割は、調剤の正確さに加えて、患者さんや医師、看護師といった他職種とのコミュニケーションや、地域医療への貢献など、非常に多岐にわたっています!

だからこそ、求められる資質や向いている人も変わりつつあります。

この記事では、現役薬剤師が複数人所属している、当サイトの経験を基に執筆しています!

現代の医療現場で求められる薬剤師の資質から、薬局や病院といった職場ごとの適性の違い、さらには「向いていないかも」と感じたときの具体的な対策まで、徹底的に解説します!

記事の内容

薬剤師に向いている人の特徴

薬剤師向いている人

薬剤師の仕事は、患者さんの生命や健康に直結しています。

そのため、単なる技術や知識だけでなく、その土台となる倫理観や内面的な規範が何よりも重要になります!

ここでは、キャリアを問わず、すべての薬剤師に求められる必須の資質を解説します!

薬剤師に向いている人①責任感が強い人

薬剤師に向いている人の特徴として、最も根幹にあるのは強い責任感です。

この仕事は、調剤や服薬指導におけるわずかなミスが、患者さんの生命に直結するという重大な事実と常に向き合うことになります。

転職薬剤師

この責任感は、ただ業務をこなすというレベルではなく、医療専門職として人々の生命及び生存に関する権利を守る役割を担っているという事です!

薬剤師法第一条にも、「国民の健康な生活を確保するものとする」という記載があります。

薬剤師に向いている人②比較的几帳面な性格

「几帳面さ」は、薬剤師の業務における安全性を確保するための条件となります!

特に調剤の現場では、極めて高い作業精度が求められ、例えば水剤では0.1ml単位、散剤では0.1mg単位といった、非常に繊細な分量管理が必要になります。

この精密さが、薬剤師の仕事には必要です。

転職薬剤師

ゼロミス!(ミスが一つも無い)とまではいかないですが、比較的几帳面な性格の方が向いている傾向がある職業ですね!

もちろん、ただ几帳面なだけでは、多忙な現代の医療現場は乗り切れません。

正確性と同時に業務スピードも求められ「両立」が重要です!

薬剤師に向いている人③探究心があり継続的な学習意欲を持つ人

薬剤師の職能の維持・向上には、生涯にわたる自己研鑽が必要です!

転職薬剤師

なぜなら、薬剤師は医薬品の作用機序、市販薬、医療機器、関連法規制など、膨大な知識が必要な職業であり、医療は日々秒刻みで進化しているからです。

適切な医療を提供し続けるためには、常に最新情報を取り入れ、知識を更新し続ける意欲がある人が向いています!

新しい知識を得る努力を知っていることが、薬剤師として活動する上での基本中の基本となります。

実際、薬剤師のステータスを高め、国民の信頼を維持するためには、生涯学習の励行が自然な流れであり、将来的には国家資格の更新制(研修の義務化)につながる可能性も示唆されています。

自己研鑽の具体例
  • 学会や研修会に定期的に参加
  • 専門誌や最新のガイドラインを継続的に読む
  • 認定薬剤師や専門薬剤師といった資格取得に挑戦するなど

薬剤師に向いている人④聞く力があり患者に寄り添える共感力

現代の薬剤師は、単なる情報伝達者ではありません。

患者さんや地域住民と直接関わる「サービス業」という側面も強く持っています。

対人サービスにおいて最も重要なのが、「聞く力」(傾聴力)と共感力です。

転職薬剤師

一方的に説明されるより、自分の話を聞いてくれる人に相談したいですよね!

もちろん、早く薬だけもらいたい人には説明を簡潔にするということも「患者に寄り添える共感力」に入りますよ!

薬剤師のコミュニケーションの目的とは?

患者さんの生活や価値観を理解し、不安を取り除くための共感的なコミュニケーションを提供することが重要です!

薬剤師は国民のセルフケアを積極的に支援する役割も担っており、そのためには、専門的な内容を一般の人々にも分かりやすく、丁寧に説明する能力が必須となります。

薬剤師に向いている人は、相手が専門知識を持っていないことを理解し、専門用語をかみ砕いて、正確に、そして優しく伝えることができる「分かりやすい説明力」が必要です。

薬剤師に向いている人⑤チーム医療に貢献できる協調性と発信力

現代医療は、医師、看護師、薬剤師、その他多職種が連携するチーム医療が中心です。

薬剤師は、このチームの一員として、薬物療法の専門家という重要な役割を担っています。

病院で働く薬剤師などは、最適な薬の選定や投与計画を立てることでチームに貢献し、医療の質向上に寄与することが期待されています!

転職薬剤師

そのため、薬剤師には、さまざまな職種の人と円滑にコミュニケーションがとれる協調性が強く求められます!

これは、単に仲良く仕事をするということではなく、プロフェッショナルとして連携する能力を意味します。

たとえば、医師の処方意図を正確に理解し、必要に応じて薬剤師の立場から薬の変更や投与量の調整を提案できる能力が不可欠です。

【職場別】薬剤師に向いている人が活躍できる場所は?

薬剤師の資格は、調剤薬局、病院、ドラッグストア、製薬企業など、本当に多様な場所で活かせます!

でも、それぞれの職場で求められるスキルや資質は少しづつ異なります。

病院薬剤師

病院薬剤師は、医療の最前線におけるチーム医療の一員として、患者さんの治療全体に深く携わります!

薬物療法の専門知識をフルに生かし、治療効果の最大化と安全性の確保に貢献することがやりがいに繋がります。

転職薬剤師

病院では、がん薬物療法や感染制御、栄養サポートチーム(NST)など、高度な専門知識が求められる分野が非常に多いです!

知識の深さと同時に、医師や看護師といった他職種と連携し、治療計画について積極的に議論できる協調性と、専門家としての意見を明確に提示できる発信力が必要です。

朝のチーム回診に参加し、患者さんの状況を把握した上で、適切な薬学的介入を行うことも重要な仕事ですよ。

病院薬剤師に向いている人の特徴

  • 常に最新の医療情報や病態生理学を学び続ける意欲がある
  • 専門認定資格(がん薬物療法認定薬剤師など)の取得に積極的である
  • 突発的な事態(急変など)にも冷静に対応できる判断力がある

病院薬剤師の平均年収は、薬局勤務と比較すると低い傾向にありますが、専門的なスキルを磨き、患者さんの治療に直接貢献できるという点に大きなやりがいを感じる人、そして高度な専門性を追求する意欲を持つ人に最適な職場ですよ!

調剤薬局

調剤薬局で働く薬剤師は、地域住民と最も密接に関わり、かかりつけ薬剤師として機能することが期待されています!

そのため、地域医療に貢献したいという強いマインドセットと、患者さん一人ひとりの健康管理を長期的に支援する姿勢が必要となります。

転職薬剤師

特に、地域医療の深化に伴い、在宅医療における役割が拡大しています!

在宅での生活(ケアハウスなど多様な居住の場を含む)における服薬支援や訪問薬剤管理指導の実施に積極的に関心を持つことが重要です。

患者さんの多様な生活環境やニーズに対応できる柔軟な対応力と、背景を深く理解しようとする共感力が求められますよ!

薬局薬剤師に向いている人の特徴

  • コミュニケーション能力がある人
  • スピードと正確さを兼ね備えた人
  • 在宅医療や処方箋以外の薬局での取り組みにも興味を持てる人

薬局勤務の薬剤師の平均年収は、全国平均で577.9万円(男女計、2023年調査結果)とされており、これは他の薬剤師の職場と比較しても高い水準にあることが多いです。(出典:厚生労働省『令和5年賃金構造基本統計調査』)

地域に根差した「顔の見える薬剤師」として活躍したい方には、調剤薬局が向いていますよ!

ドラッグストア

ドラッグストアの薬剤師は、調剤業務に加えて、一般用医薬品(OTC)の販売や、健康食品、化粧品を含む幅広い商品のカウンセリングを行います。

そのため、薬剤師としての専門性に加え、幅広い知識と高い接客スキル・ビジネス的な意識が求められます。

転職薬剤師

ドラッグストア薬剤師に向いている人は、調剤の正確さに加えて、多様な顧客層に対応できる柔軟なコミュニケーション能力を持ち、店舗運営や販売目標に対する積極的な意識を持つ人です!

顧客は、処方箋を持った患者さんだけでなく、風邪薬やサプリメントを求める一般の生活者も含まれます。

※最近は、調剤専門で採用を行うドラッグストアも増えてきています。

ドラッグストア薬剤師に向いている人の特徴

  • マルチタスク能力や色々な業務に興味がある人(レジや品出しも含む)
  • ビジネス意識(販売ノルマなど)がある人

ドラッグストアに関しては、新卒採用でも初任給が高い傾向があります。

年収が600万円以上になることも珍しくない職場ですよ!

企業薬剤師

製薬会社などで働く企業薬剤師としての活躍も可能です!

主な職種は研究・開発、安全性情報管理、そしてMR(医薬情報担当者)です。

転職薬剤師

製薬企業は新卒での倍率が高いですが、年収や福利厚生も手厚く魅力的です!

MR(営業職)から研究開発職まで、幅広い職がありますよ。

MR(医薬情報担当者)に向いている人

したがって、極めて高いコミュニケーション能力と、大学病院から個人経営の診療所まで多様な立場の相手に合わせた柔軟な対応力が求められます。

目標達成への強い責任感と、医薬品に関する知識や医学の知識を習得していくポテンシャルも評価されます!

MRは、他の業界の営業職と比較して給与水準が高い傾向にある点も特徴ですよ。

研究開発・安全性情報管理に向いている人

研究・開発や安全性情報管理に携わる薬剤師には、分析力、論理的思考力、そして薬の品質や安全性に徹底的に向き合う科学的な姿勢が求められます!

臨床とは異なり、薬そのもののメカニズムやデータ解析に深く関わるため、緻密な作業に没頭でき、深い探究心を持つ人が適しています。

企業薬剤師は、患者さんと直接接する機会は少ないかもしれませんが、新薬の開発や安全な情報提供を通じて、多くの人々の健康に貢献できるという、大きなやりがいのある仕事です。

理系的な知識を最大限に活かしたい人に、特におすすめのキャリアパスです!

薬剤師に向いていないと感じる理由

薬剤師の業務は、国民の生命に直結するため、極めて高い専門性と正確性が求められます。

現在、薬剤師として働いている人も「向いていないのでは?」と感じる人もいるかもしれません。

このプレッシャーの中で、「向いていない」という感覚が生まれる理由について、解説していきます!

薬剤師に向いていない人①ミスへの過度な重圧と正確性への自信の欠如

薬剤師の業務の根幹は、正確な調剤と適正な薬物指導です。

そのため、些細なミスも許されないというプレッシャーは計り知れません。

転職薬剤師

調剤ミスへの不安や、自身の注意力・計算能力に自信がない場合、「向いていない」という感覚を最も強く抱く原因となります。

そう感じる理由
  • 極度のプレッシャー耐性の低さ
    常に「ミスをしてはいけない」という重圧があり、このストレスが心身に大きな負担を与える。
  • 集中力のムラや欠如
    高い集中力を長時間維持できず、結果として確認ミスや調剤ミスの可能性が拭えず、常に不安を感じている。
  • 確認作業に対する苦手意識
    薬の数量や用法用量計算、相互作用の確認作業といった緻密な作業に対し、苦手意識が強い。

几帳面さや集中力は、生まれつきの資質だけでなく、薬剤師として働く中で獲得されるスキルです。

しかし、どれだけ努力しても、そのプレッシャーで業務の継続が困難になるほどであれば、立ち止まって考える必要があります。

薬剤師に向いていない人②閉鎖的な人間関係による疲弊

薬剤師の離職理由として、人間関係の課題が多いです。

転職薬剤師

特に調剤薬局や小規模な病院のように、限られた空間で少人数のスタッフが密閉的に業務を行う場合、人間関係が閉鎖的になりやすい構造があります。

そう感じる理由
  • 人間関係の逃げ場がない環境
    毎日同じ人と顔を合わせるため、苦手な人が一人いるだけでも、大きなストレスやモチベーションの低下に
  • コミュニケーション疲れ
    患者さんや他職種とのコミュニケーションよりも、調剤室内の閉鎖的な人間関係にエネルギーを消耗してしまう。
  • 風通しの悪い職場環境
    意見や提案が通りにくい、あるいはハラスメントが横行しているような環境で、精神的に追い詰められてしまう。

人間関係の悩みは、個人の努力では解決が難しい構造的な問題であることが多く、これが原因で「薬剤師の仕事全体が嫌」だと誤認してしまうケースが少なくありません。

薬剤師に向いていないと思ったら、どうすればよいか?

「向いていない」という感情は、キャリアを見つめ直すための重要な直観です。

この直観を無視せず、具体的な行動に移すことで、状況を改善し、より充実した働き方を見つけることができます!

対策①課題の構造を冷静に分析する

感情的に「辞めたい」と思うだけでなく、何が具体的に嫌なのかを詳細に分析することが第一歩です。

紙に書き出し、それが個人の能力の問題なのか、職場の環境の問題なのかを切り分けましょう!

課題の構造を切り分ける
  • 個人のスキルや意識の問題の場合
    集中力がない、知識が不足しているなどであれば、まずは業務手順の見直しやスキルアップの努力を試みる。
  • 職場の環境や構造の問題の場合
    人間関係が悪い、業務量が過剰であるなどであれば、環境を変える選択を検討する。

対策②「正確性」を高めるための仕組みと習慣を構築する

薬剤師に向いていないと感じる理由として多いのは、「正確性」がなく、プレッシャーを感じるというものです。

もし、正確性への不安が原因であれば、個人の気合いに頼るのではなく、ミスを防ぐ仕組みと習慣を構築することが重要です!

転職薬剤師

調剤薬局も病院も、システム化やヒューマンエラーが無いような仕組みの構築がされていますが、改めて仕組みを確認しましょう。

まとめ

まとめ

最後までお読みいただき誠にありがとうございました!

簡単に記事の内容をまとめます。

薬剤師に向いている人
  • 強い責任感と高い倫理観: 患者さんの生命を守るという、職業の根幹となる規範。
  • 几帳面さと正確性を追求する姿勢: 極めて高い精度が求められる調剤業務の土台。
  • 探究心と継続的な学習意欲: 日々進化する医療についていくための自己研鑽能力。
  • 聞く力(傾聴力)と共感力: 患者さんの生活背景を理解し、寄り添った服薬指導を行うための対人スキル。
  • チーム医療に貢献できる協調性と発信力: 他職種と連携し、薬物療法の専門家として貢献する能力。

現代の薬剤師には、従来の「理系・几帳面さ」に加え、より多層的な能力が求められます!

薬剤師を目指す人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

転職薬剤師

現在薬学生で「進路」に迷っている人、薬剤師だけど「本当に向いているのか?」と転職を考え始めた人は、下記のLINEからご相談がおすすめです!

お引越し薬剤師.com読者様限定特典】 最後までお読みいただいた方への限定ご案内!

悩む薬剤師

優秀エージェントと知り合いたい!
強引な人や、少し不安な担当者だと正直心配です・・・

転職薬剤師

その気持ち分かります!
優秀なエージェントが担当してくれるかどうかで、希望条件での転職成功率は大きく変わりますよ!

サイトを監修していただいているROP株式会社では、初めての転職では担当してくれないような優秀な薬剤師専門エージェントをLINEで無料で紹介してくれます!(※注意:人数限定となります)

「お引越し薬剤師」を見たとLINEでお伝えいただければ、初回相談が無料に!

複数の薬剤師転職会社様と取引のある会社のため、読者様に最適なエージェントを紹介してくれますよ。

転職活動の成功は、間違いなく転職エージェントの「質」にあります!

転職薬剤師

当サイト運営スタッフの薬剤師も全員、優秀なエージェントを紹介してもらい、希望条件で転職を叶えております!安全安心な会社様ですよ!

薬学生キャリア相談がしたい薬剤師の方も、お気軽にご登録ください!

\公式LINE登録で転職お役立ち情報プレゼント/

※「お引越し薬剤師.com」を見た!とコメントで相談無料!

【会社情報】ROP株式会社様

ROP株式会社代表 志社 俊典 氏

大手薬剤師転職会社のエージェント、薬局採用支援等に10年以上携わり、2024年に薬剤師採用支援に特化したROP株式会社を設立

【事業紹介】 
薬剤師採用代行
薬剤師採用コンサルティング
薬学生採用コンサルティング
薬剤師採用向け Instagram・公式LINE構築

記事の内容