FX自動売買の現実を暴露【2年で利回り8％】不労所得は可能？

「FXの自動売買って現実的な投資なの？」
「本当に儲かるの？」

そんな疑問を持っていませんか？

SNSやYouTubeでは「ほったらかしで月○万円稼げる」といった魅力的な広告が溢れていますが、一方で「詐欺が多い」「実際には損をする人が多い」といった声もあります。

果たして、現実はどうなのでしょうか？

また、詐欺を避けるための見極めポイントや、信頼できる自動売買ツールの選び方についても詳しく解説。

FX自動売買は夢の不労所得なのか、それともリスクの高い投資なのか？

この記事を最後まで読めば、あなたが本当に自動売買を始めるべきかどうか、冷静に判断できるようになりますよ！

【FX自動売買】10万円を2年間運用した結果

10万円をほったらかしで運用したところ、以下の損益結果となりました。

	年間損益
2023年	＋700円
2024年	＋15,515円
2025年※2月13日時点	＋348円

約2年間で合計16,563円の収益です。

また、含み損は8,874円（※2025/2/21現在）なので、純資産では約108,398円となります。

たったこれだけ？と思うかもしれませんが、利回りで考えてみてください。

【FX自動売買で50万円運用】60日目の現実

約2か月たった今、損益がどうなっているのか公開しますね。

確定利益	＋2,437円
評価損益	＋1,907円

合計で、50万4,345円の資産となっています。

60日間の間で、ほとんどのポジションが含み益になったタイミングもありました。

しかし、取引数量を1,000～3,000通貨で設定しているので、数千円のマイナスで済み、ロスカットの心配は全くありませんでした！

少なくとも半年は運用したいと考えているので、この先の成果に期待が持てます。

私が適用している設定は以下の通りです。松井証券のマネーサテライトに掲載されているプロトレーダーの設定をマネしました。

FXの自動売買はどのくらいの資金が必要か？

FX自動売買を始める際は、運用資金の設定が重要です。

最低限必要な資金は、証券会社の取引条件や選択する通貨ペアによって異なりますが、30万円以上が推奨されます。

外為オンラインが公開している2024年下半期の対象資産別利益確率のデータでは、30万円以上が入金されている口座の勝率が高くなることがわかっているからです。

※2024/7/1～2025/1/1のAM6：55の期間に設定された全てのiサイクル2取引においての実績

資金が少ないと取引の自由度が制限されるため、利益へつながる取引が少なくなってしまうのです。

例えば、10万円で運用を始める場合、1回の取引量を抑える必要があり、利益も少なくなります。

一方、100万円以上の資金があれば、複数の通貨ペアを扱うことができ、リスク分散がしやすくなります。

また、証券会社によっては最低入金額が設定されていることもあるため、口座開設前に確認しておきましょう。

初心者でも月5〜10万円の利益を出せるのか？

初心者でもFXの自動売買で、月5〜10万円の利益を目指せます。

ただし安定した収益を得るには、適切な資金量と期待する利益に合ったストラテジーを選ぶのが重要です。

また、自動売買では長期運用が前提であり、少なくとも4か月以上の運用が大前提です。

初心者とはいえ、市場の変化には注意を払い、パフォーマンスが低下した際にはストラテジーの見直しを適宜行いましょう。

FX自動売買は本当に儲かるのか？

FXの自動売買は、適切な設定と戦略を選べば収益を上げられますが、必ずしも利益が出るとは限りません。

為替市場の変化やストラテジーによって成績が左右されるため、定期的な運用の見直しが大切です。

利益を継続的に上げるには、相場の傾向を分析しながら、適切なタイミングでストラテジーを更新することが求められます。

そのため、複数のストラテジーを使い分けたり、市場環境に応じて設定を調整したりすることが重要です。

「FXの自動売買は儲からない」と言われる理由

FX自動売買が「儲からない」と言われるのは、次の理由が考えられます

• 資金量に合わせたストラテジー選びが適切でない。
• 利益が出るまでに時間を要する。

自動売買では含み損が一時的にふくれあがるケースも珍しくありません。

複数のポジションを利益が出るまで保有し続けるストラテジーが多いからです。

これらの理由から、通常のFX取引よりも利益が出る印象が低いため儲からないと思う人も多いのです。

FXの自動売買で収益化させるポイント

FXの自動売買で収益を上げるには、相場に合ったストラテジーを選び、継続的に見直すことが重要です。

また、無理なレバレッジを避け、リスクを分散することで、長期的な安定収益につなげられます。

例えば、一つのストラテジーに依存せず、複数の手法を組み合わせることで、リスクを軽減しながら安定した収益を狙えます。

さらに、市場が急変した際には、損切り設定やポジションの見直しを適宜行うことで、大きな損失を回避しやすくなります。

こちらの記事では、利益を出している人の設定や

失敗しないためのポイント

FX自動売買で失敗しないためには、過去の実績を過信せず、リアルタイムのパフォーマンスを確認しながら運用することが重要です。

また、ストラテジーを分散し、適切に損切り設定を行うことで、大きな損失を回避できます。

成功するためには、自動売買がどのような取引を行うかを理解し、リスクが過剰にならないよう管理することが大切です。

さらに、一度の損失に焦らず、長期的な視点で冷静に運用を続けることが求められます。

損失を抑えながら運用する方法

損失を最小限に抑えるには、リスク管理が不可欠です。

特に、ロット数を適正に設定し、過剰なレバレッジの取引は避けましょう。

また、ストップロスを設定し、相場急変時の対応策を準備しておけば、最悪の場合でも資金を守れます。

例えば、「100円で買って101円で売るストラテジーの場合、99円になったら損切が自動でされる。」といった設定です。

このように、FX自動売買で成功するには、適切なリスク管理と継続的な改善が欠かせません。

最適な設定を選び、長期的に安定した収益を目指しましょう。

FXの自動売買《比較＆オススメ3選》

私が松井証券の自動売買を選んだ理由

松井証券の自動売買を選んだのには、以下の3つの理由があります。

自動売買向きの通貨ペアがある

松井証券では、レンジ相場になりやすい通貨ペアを取り扱っているため、自動売買に適しています。

特に「ユーロ/スイスフラン（EUR/CHF）」と「豪ドル/NZドル（AUD/NZD）」の2つのペアの取り扱いがある点です。

この2つのペアは、地政学的にも経済的にも似た特徴を持つため、大きなトレンドが発生しにくく、レンジ相場で推移する傾向があります。

このような通貨ペアは、一定の値幅で売買を繰り返す自動売買の特性と相性が良く、安定した運用が期待できます！

初心者へのコンテンツや設定例がある

松井証券では、初心者向けの学習コンテンツが充実しています。

さらに、プロトレーダーが実際に使用している自動売買の設定例や運用方法について公開されているため、リアルな運用戦略を学べます。

こうしたサポート体制が整っていたので、初心者でも安心して自動売買を始められそうだと思い魅力を感じました。

少額から運用できる

松井証券では100円からでも自動売買ができ、最小0.01ロットから発注が可能となっています。

自動売買を始める際、最初から大きな金額を投資するのはやはり少し怖かったので、少額からスタートしたいと考えていました。

実際に少額で運用をはじめて、少しづつ取引量を増やしていっています。

少額運用をしている間に、自分のスタイルに合った戦略を見つけられるのも大きなメリットです。

FX自動売買で副業は可能か？

ただし、収益の安定性や収益化までをしっかり理解して始めるのが重要です。

特に、本業との両立を考える場合、手間をかけずに運用できるかがポイントになります。

短期的な利益だけでなく安定した収益を得られるか？

FX自動売買で安定した収益を得るには、長期的な運用が欠かせません。

相場の状況に応じて適切なストラテジーを選び、リスク管理を徹底し、安定した収益を目指せます。

また、利益を維持するには、相場のトレンドを把握しながら設定を適宜調整しましょう。

過去の相場変動時のパフォーマンス

自動売買のストラテジー選びでは、過去の相場変動時のパフォーマンスを必ず確認しましょう。

いわゆる「バックテストの結果」をというものです。

外為オンラインの「ランキング方式」でストラテジーを選ぶ際には、過去の利益確定回数や決済損益pipsを確認できます。

特に、大きな値動きがあった際にどのような結果を残したのかを分析し、ストラテジーの信頼性を見極めることが重要です。

リーマンショックやコロナショック時の影響

大規模な経済危機が発生すると、自動売買の成績は大きく変動する可能性があります。

リーマンショックやコロナショックのような急激な相場変動時に、ストラテジーがどのように機能したかを確認できるのであれば、必ず確認しておきましょう。

ただし、ほとんどの場合はコロナショック以降に作成されたストラテジーであることが多いので、損切設定を運用前に検討するのが確実です。

FX自動売買のデメリットと詐欺の危険性

FX自動売買には、メリットだけでなくリスクも伴います。 事前にリスクを理解し、適切な対策を講じることが重要です。

FXの自動売買には主に次の5つのデメリットがあります。

• 自動売買でも運用状況のモニタリングは必要
• ファンダメンタルズを理解し為替相場の方向感を持つ必要がある
• 売買プログラムの理解に時間を使う必要がある
• 初めは含み損を抱えながらスタートすることが多い
• 裁量取引と比較して、手数料が割高である

詳しくはこちらの記事で解説しているので、ぜひご一読ください！

自動売買ツールを使った詐欺に注意

適当な自動売買ソフトを購入させ、FX取引に誘う詐欺が多発しています。

FX会社では、公式の自動売買ツール以外の利用は基本的に不可です。

MT4やMT5などが使えるFX口座は別ですが、利用禁止の口座で使用してしまうと口座凍結されてしまいます。

また、海外FX口座へ誘導される場合も詐欺の可能性が高いので注意しましょう。

実際に国民生活センターからも注意喚起されています。

FXの自動売買を実際に始める手順

【まとめ】FXの自動売買は現実的なのか？

• FX自動売買の実績
  2年間で利回り8％を達成。銀行預金と比べると高いが、大きな利益を得るにはまとまった資金が必要。
• 運用資金の重要性
  最低でも30万円以上が推奨され、少額資金では取引の自由度が低くなる。安定した利益を目指すなら100万円以上が望ましい。
• 利益を出すためのポイント
  相場に適したストラテジーを選び、定期的に見直しましょう。レバレッジを抑え、損切り設定を適切に行うことでリスクを管理できる。
• 詐欺に注意が必要
  海外FX口座への誘導や、保証された利益を謳うソフトには要警戒。信頼できる業者を選ぶことが不可欠。

FX自動売買は、不労所得とは言えないものの、適切な資金管理と運用戦略を取れば堅実な収益が見込めます。

リスクを理解しながら、自分に合ったスタイルで運用していきましょう！