「SBI証券 紹介コード」で検索して、このページにたどり着いたのではないでしょうか。
口座開設の申込画面を開いて、上から下までスクロールする。氏名、住所、マイナンバー、職業、投資経験。どこにも「紹介コード入力欄」が見当たらない。もう一度上に戻ってゆっくり読んでも、やっぱり無い——。
先に、いちばん大事なことをお伝えします。
SBI証券に共通の「紹介コード」はありません。現在は紹介者が発行する「専用URL」方式です。
そして、もうひとつ。特典のVポイント5,000ポイントを受け取るのは「紹介した側」で、紹介された側がもらえるのはSBI証券限定Vポイント100ポイントです。
いきなり期待を裏切るようで申し訳ありません。でも、ここでページを閉じないでください。
僕がこの記事を書いているのは、がっかりさせるためではありません。存在しないものを探す時間を今日で終わらせて、代わりに「あなたが実際に受け取れるもの」を全部お渡しするためです。
申し遅れました。投資歴18年でFP2級のちょくです。元小学校教員で、SBI証券は18年間使い続けています。証券会社は9社に口座を持っていて、三井住友カードとOliveは6枚持ち。新NISAは2024年1月から積立中です。
教員時代に何度も感じたことがあります。「わからない子」ではなく「説明の順番が悪い」ことがほとんどだ、と。紹介コードが見つからないのも同じです。あなたの探し方が悪いのではなく、探すべき物の名前が違っただけなんです。
この記事では、次の順番で整理していきます。
- SBI証券に「紹介コード入力欄」が存在しない、構造的な理由
- 【2026年最新】紹介人数の上限が3名→5名(15,000pt→25,000pt)に拡大された話
- SBI証券の紹介プログラムは3種類ある。どれを選ぶかで取り分が変わる
- 意外と知られていない事実:紹介する側はSBI証券の口座を持っていなくてもOK
- 60日の期限を逆算した「いつまでに何をするか」タイムライン
- 紹介経由・キャンペーン活用・通常開設の3ルートを、期待値で比較
- 特典が消える8つの失敗パターンと、その回避策
- そして最後に——5,000ポイントより、あなたの20年を左右するもの
この記事に出てくる条件・ポイント数・上限人数は、すべて2026年8月時点でSBI証券の公式ページに記載されていた内容です。紹介プログラムは条件も上限も名称も改定されます。実際にこの記事の執筆中にも、上限人数が3名から5名へ変更されました。
あとで「なぜ公式で確認してほしいのか」の話もしますが、最終確認は必ず公式ページでお願いします。ここだけは譲れません。
結論:SBI証券に「紹介コード」を入力する欄は存在しない

あらためて結論です。SBI証券のご紹介プログラムは「コード入力方式」ではなく「専用URL経由方式」です。だから申込画面をどれだけ丁寧に読んでも、コードを打ち込む欄は出てきません。
理由はシンプルで、紹介した人と紹介された人を確実に紐づけるためです。紹介者ごとに固有のURLが発行され、そのURLを経由して申し込んだ人だけが「◯◯さんに紹介された人」として記録されます。
この方式には、決定的な特徴があります。
後から紐づけることが、構造的にできません。
コード入力方式なら「コードを入れ忘れた」で後から救済される余地があります。でもURL方式は、どこから来たかという「入口の記録」がすべてです。
ちょく通常の口座開設ページから申し込んだ瞬間、その申込に紹介者の情報は載りません。載せる場所が無いのですから、当然ですよね。
| 方式 | よくあるサービス | 後からの救済 |
| コード入力方式 | フリマアプリ、決済アプリ、暗号資産取引所など | できる場合がある |
| URL経由方式 (SBI証券はこちら) | 証券口座の紹介プログラムなど | できない |
ここでひとつ、あなたを擁護させてください。「紹介コード」という言葉で探したのは、まったく自然な行動です。
フリマアプリも、キャッシュレス決済も、配車アプリも、たいていコード入力式です。世の中の紹介キャンペーンの多数派は「コード」なんですよね。だから同じつもりで探した。それだけの話です。
探すべきものは「コード」ではなく「専用URL」。この一語の違いが、今日いちばん最初に持ち帰ってほしい情報です。
通常の口座開設ページから申し込んでしまうと、あとから紹介者を紐づけることはできません。
つまり「口座を開いてから紹介コードを探す」という順番は、すでに手遅れです。もしあなたがまだ申し込んでいないなら、それはかなりの幸運だと思ってください。
ボッチえ、じゃあ僕が30分探してた「紹介コード入力欄」って…
ちょく最初から無いんです。SBI証券は専用URL方式なので。探し方が悪かったんじゃなくて、探す物の名前が違っただけですよ。
「SBIなのに紹介コードがある」情報を見た人へ|混同の正体
検索していると、こういうページに出くわしませんでしたか。
「SBI◯◯の紹介コードは◯◯◯◯◯です。申込フォームのコード欄に入力してください」——具体的な英数字のコードまで書いてある。あれを見て「やっぱりコードはあるんだ」と思った方、いると思います。
あれ、SBI証券ではありません。
SBIグループには複数の金融サービスがあり、その中にはコード入力方式の紹介プログラムを採用しているサービスもあります。特に暗号資産(仮想通貨)のサービスは、コード方式が一般的です。名前に「SBI」が付いているので、検索結果では隣り合って表示されます。
| サービス | 扱うもの | 紹介の方式 |
| SBI証券 | 株式・投資信託・NISA | 専用URL方式(コード無し) |
| SBIグループの 暗号資産サービス等 | 暗号資産など | コード入力方式のものがある |
新NISAや投資信託の口座を開きたくてこの記事を読んでいるなら、あなたが必要なのはSBI証券のほうです。暗号資産サービスのコードを入力する場所は、SBI証券の申込フォームには存在しません。
「同じSBIなのに情報が食い違う」と感じていたなら、原因はここです。スッキリしましたか?
もっと大事な話:5,000ポイントを受け取るのは「紹介した側」です

ここからが本題です。Vポイント5,000ポイントが入るのは紹介した側(紹介者)。紹介された側(被紹介者)ではありません。
SBI証券の「ポイント投資ご紹介プログラム」の公式ページには、こう書かれています。被紹介者が専用URL経由で「総合口座の開設」「Vポイントカード登録」「NISA口座の開設(税務署の確認完了)」を完了するごとに、紹介者のV会員番号にVポイント5,000ポイントが進呈される——これが基本構造です。
ポイントの行き先は、紹介者のところ。ここは一切ブレません。
では紹介された側は何ももらえないのか。ゼロではありません。口座開設の申込フォームで貯めるポイントに「Vポイント」を選択した場合、SBI証券限定Vポイント100ポイントがもれなくもらえます。
100ポイント。5,000ではなく、100です。
| 立場 | もらえるもの | 条件 | 付与のタイミング |
| 紹介者 (あげる側) | Vポイント 5,000pt/1名 | 被紹介者が 3条件をすべて達成 | 条件達成の 翌月最終週 |
| 被紹介者 (もらう側) | SBI証券限定Vポイント 100pt | 申込フォームで Vポイントを選択 | — |
正直に言うと、僕も最初にこの構造を知ったときは「なるほど、そういうことか」と思いました。検索窓に「5000ポイント」と打ち込んだ人の期待値と、実態の間には、それなりの距離があります。
でも落ち着いてください。あなたが取れる道は、まだ3つ残っています。しかもそのうち1つは、5,000ポイントどころか年間25,000ポイントの射程に入る道です。
【2026年最新】紹介人数の上限が3名→5名に拡大されました
ここは、この記事でいちばん「鮮度」が問われるところです。
SBI証券は2026年3月13日に告知を出し、2026年4月1日から特典対象となる紹介人数の上限を引き上げました。
| 2026年3月31日まで | 2026年4月1日から | |
| 特典対象の紹介人数 | 年間3名 | 年間5名 |
| 特典の最大総額 | 15,000ポイント | 25,000ポイント |
この改定は、けっこう重要です。というのも、検索結果にはいまも「年間最大3名・15,000ポイント」と書いた記事がたくさん残っているからです。悪意があるわけではなく、単に更新されていないだけ。
もしあなたが「3人まで」という前提で計画を立てていたなら、あと2人分、10,000ポイント分の余地があります。
「年間」とは1月から12月末までを指します。年度(4月〜3月)ではありません。
また、同一人物と思われる方が複数のV会員番号で紹介した場合、特典対象の人数は合算されます。「アカウントを分ければ上限を超えられる」は通用しません。
ようこじゃあ、紹介される側はなんのために専用URLを使うんですか? 100ポイントのため?
ちょくいい質問です。答えは「紹介してくれた相手のため」。それと、自分が次に紹介する側へ回るための入口ですね。ここは後半でじっくり説明します。
30秒で決める|あなたが取るべきルートはどれか

「SBI証券 紹介コード」で検索してくる人は、実はまったく違う立場の2種類が混ざっています。ここを仕分けないまま読み進めると、自分に関係ない情報まで飲み込むことになって時間の無駄です。
30秒で決めましょう。あなたはどちらですか?
| あなたの状況 | タイプ | 読むべきセクション |
| これからSBI証券の 口座を開く | タイプA | 「紹介される側」+ 「3ルート比較」 |
| すでにSBI証券の 口座を持っている | タイプB | 「紹介する側の全手順」+ 「60日タイムライン」 |
| 口座は無いが 誰かに紹介したい | タイプB | 同上 (口座無しでも紹介できます) |
3行目に驚いた方、いませんか。SBI証券の紹介プログラムは、紹介する側がSBI証券の口座を持っていなくても参加できます。公式ページにも「ご紹介には、SBI証券の口座をお持ちでなくても構いません。どなたでもご参加いただけます」と明記されています。
この事実、意外と知られていません。「既存ユーザー限定の制度」と書いている解説記事も多いのですが、実際は違います。必要なのはV会員番号だけです。
タイプA:これからSBI証券の口座を開く人
まだSBI証券に口座を持っていないあなたが選べる道は、3つあります。
- ①信頼できる知人・家族から専用URLをもらう/相手に5,000pt、あなたは限定Vポイント100pt+口座そのもの。恩を返せる形
- ②紹介URLの当てが無いなら、通常ルートで開く/その時期に実施されている常設プログラム・キャンペーンを活用するほうが現実的
- ③開設後、自分が紹介する側に回る/ここが本命。年間最大25,000ポイントの射程に入ります
お気づきでしょうか。いちばん取り分が大きいのは③です。あなたが「もらう側」でいる限り取り分は100ポイントですが、口座を開いた瞬間から「あげる側」になれます。
なお「掲示板で見知らぬ人のURLを拾う」という道は、僕は選択肢に入れていません。理由は記事の後半できっちり説明します。
タイプB:紹介する側になる人
流れはこうです。
- 紹介フォームから専用URLを発行する
- そのURLを相手に送る(※ここに落とし穴があります)
- 相手が60日以内に3条件を達成する
- 達成した翌月最終週に、あなたのV会員番号へ5,000ポイントが付与される
先に核心をお伝えします。ポイントが入るかどうかは「送ったかどうか」ではなく「相手が完走できたかどうか」で決まります。
URLを投げた数は1ポイントにもなりません。この一点を理解しているかどうかで、成功率がまるで変わります。
SBI証券の紹介プログラムは3種類|どれを選ぶかで取り分が変わる

「調べれば調べるほど、書いてあることがバラバラで混乱してきた」——もしそう感じているなら、その感覚は正しいです。原因は2つあります。
1つは、SBI証券に紹介系のプログラムが複数存在すること。もう1つは、条件が時期によって改定されること。この2つが掛け合わさると、検索結果に「5,000円分」「15,000円分」「25,000ポイント」「10ポイント」といった数字が同時に並ぶ状態になります。混乱して当然です。
そこで、2026年8月時点で確認できる3つのプログラムを一覧にしました。ここまで並べて比較している記事はほとんど無いはずです。
| 比較項目 | ①ポイント投資 ご紹介プログラム | ②NISAご紹介プログラム (LINE経由) | ③IPOフレンズ プログラム |
| 紹介者がもらうもの | Vポイント 5,000pt/1名 | giftee Box Select 5,000円分/1名 | IPOチャレンジポイント |
| 年間・期間上限 | 年間5名 25,000pt | 年間5名 25,000円分 | 最大100pt/月 |
| 被紹介者の達成条件 | 総合口座+NISA口座 +Vポイントカード登録 | 総合口座+NISA口座 | 総合口座開設 |
| 期限 | 専用URL発行から60日 | — | 登録日から 翌々月末営業日 |
| 付与時期 | 条件達成の翌月最終週 | 条件達成の翌月末頃 | — |
| 特典の使い道 | Vポイント加盟店・ 投資など幅広い | コンビニ・カフェ等の デジタルギフト | IPO抽選の優先度 |
| 紹介者の口座 | 不要 | 不要 | 必要 (インターネットコース) |
| 発行の手間 | 紹介フォームで発行 | LINE友だち追加+ エントリー | 専用フォームから 招待メール送信 |
ちょく出典はこちらです。数字を確認するときは、まとめ記事ではなく必ずここを見てください。

どれを選ぶべきか|相手のタイプ別に判断する
3つ並べたところで、実際にどれを使うか。判断軸は「紹介する相手が、どこまでやってくれそうか」です。
| 相手のタイプ | おすすめ | 理由 |
| 投資に前向きで 手続きも自分で進められる | ①ポイント投資 ご紹介 | Vポイントの使い道が広い。 ただし条件が3つで最も重い |
| 「とりあえずNISAだけ 開いてみる」段階 | ②NISAご紹介 (LINE) | Vポイントカード登録が不要なぶん 完走率が上がる |
| IPO目当てで 口座を増やしたい | ③IPOフレンズ | 現金価値は低いが IPO当選の期待値に効く |
僕の感覚では、①と②で迷ったら、相手の「投資リテラシー」で決めるのが一番失敗しません。
①はVポイントカード登録(V会員番号の登録)という工程が余分にあります。しかもこの登録、PC版のWEB画面から行う必要があります。
スマホしか使わない相手に「ここも登録して」と頼むのは、思っているよりハードルが高いんです。
結論から言うと、現実的には難しいと考えてください。
理由は構造です。どちらのプログラムも「専用URL経由での総合口座開設」が起点になっています。ところが総合口座の申込は人生で1回きり。通れる入口は1本だけです。
さらにNISAご紹介プログラムの規約には、未達となる条件として「被紹介者が、既に他の紹介者よりご紹介いただいている場合」が明記されています。二重取りを狙う設計にはなっていません。
1人紹介するなら、どちらか1つを先に決める。これが正解です。
【落とし穴】メインポイントがVポイント以外だと、5,000ptは0になる
ここは、ほとんどの解説記事が触れていない箇所です。でも実務では致命的なので、しっかり読んでください。
SBI証券では、貯めるポイントをVポイント/Pontaポイント/dポイント/JALのマイル/PayPayポイントの5種類から1つ選びます。これを「メインポイント」と呼びます。
そしてポイント投資ご紹介プログラムの注意事項には、こう書かれています。
ポイント付与の段階(被紹介者の条件達成月の翌月最終週)で、被紹介者のメインポイントの選択がVポイント以外の場合は付与対象外——
つまりこういうことです。相手が全部の条件をきちんとクリアしても、付与直前に「やっぱりdポイントにしよう」とメインポイントを変えた瞬間、あなたの5,000ポイントは消えます。
これ、悪意なく起こります。「普段ドコモだからdポイントのほうが便利かな」——ごく自然な判断ですよね。だからこそ、紹介するときに「ポイントはVのままにしておいてね」と一言添えるだけで、事故が防げます。
ようこえっ、条件クリアしてても後から消えることあるんですか…!?
ちょくあります。判定は「達成した時点」じゃなく「付与する時点」なんです。ここは本当に見落としやすいので、伝える文面に入れておきましょう。
なお、SBI証券で貯めるポイントの選び方そのものを迷っている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

【紹介する側】専用URLの発行から5,000ポイント付与までの全手順

ここからはタイプB、つまり紹介する側の実務です。手順自体は難しくありません。ただ、相手に伝える情報を1つ落とすだけで5,000ポイントは飛びます。そこだけ気をつけて読んでください。
公式ページの「紹介フォームにすすむ」から専用URLを発行します。用意するのはV会員番号だけ。SBI証券の口座は無くても発行できます。
重要:発行した瞬間から60日のカウントが始まります。「とりあえず発行だけしておこう」と寝かせるのは損です。相手に送る直前に発行してください。
また、60日の起点日を忘れないよう、発行日をメモに残すことを公式も推奨しています。
ここが最大の分岐点です。URLだけをポンと送るのは事故のもと。相手は「口座を開けばいいんでしょ」で止まって、NISA口座もVポイント登録もやらずに終わります。そして誰も5,000ポイントをもらえません。
3つの条件と60日の期限を、必ず文章で添えてください。文面のテンプレートは、このあと用意しています。
相手が「SBI証券 口座開設」で検索して通常ページから申し込んだら、その時点で終わりです。必ず送ったURLを開いてから申込を始めてもらうこと。
このとき、申込フォーム内の「ポイント選択」で必ずVポイントを選んでもらいます。これで被紹介者側のSBI証券限定Vポイント100ptも確定します。
NISA口座は総合口座と同時に申し込めます。後回しにすると二度手間になるうえ、60日の期限に間に合わなくなります。
なお、他社でNISA口座を持っている人でも、SBI証券の総合口座を新規開設してNISA金融機関変更を完了すれば対象になります。「もう楽天でNISAやってるから無理」ではありません。
ここを落とす人がいちばん多いです。口座が開いた時点で「終わった」と思ってしまうんですよね。でも条件は3つあります。
公式が案内している手順は次のとおりです。PC版WEB画面にログインしたうえで、
①MY設定 ▶ ②ポイント・外部ID連携 ▶ ③ポイントサービス詳細はこちら ▶ ④メインポイント設定 ▶ ⑤V会員番号を登録する
※SBI証券ポイントサービスに申し込んでいない場合は、④の段階で申し込みが必要です。
ここが時間の壁です。NISA口座の開設には税務署の確認が入り、公式の案内では2週間ほどかかるとされています。申し込んだ翌日に完了するものではありません。
完了の合図は、SBI証券からの「重要なお知らせ」に届く【重要】NISA口座開設審査完了のお知らせです。これを受け取って、はじめて条件クリアになります。
付与先はあなたのV会員番号です。即日は入りません。相手が条件を達成した「翌月の最終週」まで待ちます。
付与の有無は、Vポイントサイト・Vポイントアプリのマイページ「ポイント履歴」で確認できます。カレンダーに印をつけて、それまでは忘れておきましょう。
【独自】60日を逆算するタイムライン|実は余裕がありません
「60日もあれば余裕でしょ」と思った方。ちょっと待ってください。
60日という期限は、「相手が申し込むまでの時間」+「口座が開くまでの時間」+「税務署の確認が終わるまでの時間」の合計と競争しています。実際に日数を並べてみると、印象が変わります。
| 経過 | やること | 目安日数 | 状態 |
| 0日目 | 専用URLを発行し、相手に送る | — | カウント開始 |
| 〜7日目 | 相手がURLから総合口座+NISA口座を申込 | 入力は最短5分 | ◎ 理想 |
| 〜10日目 | 総合口座の開設が完了 | 1〜3営業日程度 | ◎ |
| 〜12日目 | PC版WEBでV会員番号を登録 | 10分 | ◎ |
| 〜25日目 | NISA口座の税務署確認が完了 | 約2週間 | ◎ 条件達成 |
| 翌月最終週 | 紹介者に5,000pt付与 | — | ゴール |
理想どおりに進めば25日前後で終わります。つまり35日の余裕がある——ように見えます。
問題は、この理想が「相手が7日以内に動いてくれた場合」の話だということです。現実には、こうなります。
| 相手が申し込むまで | 残り日数 | 判定 |
| 1週間以内 | 余裕あり | ◎ 安全 |
| 3週間後 | ギリギリ間に合う | △ 要フォロー |
| 1か月後 | 税務署確認と競争 | ▲ 危険 |
| 1か月半後 | ほぼ間に合わない | × アウト |
「あとでやるね」と言われた時点で、危険信号だと思ってください。
元教員の実感として言うと、これは宿題とまったく同じ構造です。「期限だけ伝えて放置」だと、人は締切前日まで動きません。効くのは「今日ここまでやろう」という最初の一歩の指定です。だからテンプレートには「まず口座申込だけ、5分で終わります」と書いてあります。
専用URL発行日から60日を過ぎると、その後に条件を達成してもポイント付与の対象外になります。
ただし救いもあって、60日経過後は新たに専用URLを発行し直せます。まだ相手が申し込んでいないなら、URLを取り直して仕切り直しましょう。
相手に送る文面テンプレート|関係性別に3パターン
「条件を伝えろと言われても、どう書けばいいかわからない」という方のために、コピーして使える雛形を3つ置いておきます。相手との距離感で選んでください。
①家族・配偶者に送る場合(いちばん通りやすい)
この前話してたSBI証券の口座、紹介URL送るね。
正直に言うと、これ経由で開いてもらうと自分にポイントが入ります。そっちにデメリットは無いので遠慮なく使って。【必ずこのURLから申し込んでね】
(ここに専用URL)【やることは3つ】
①このURLから総合口座を開設(入力は5分くらい)
②同じ画面でNISA口座も一緒に申し込む
③口座が開いたらPCでV会員番号を登録【2つだけ注意】
・申込フォームの「ポイント選択」はVポイントにしてね
・あとから他のポイントに変えると特典が消えるので、しばらくVのままで【期限】
このURLを送ってから60日以内。NISAは税務署の確認に2週間かかるので、今週中に申込だけしてもらえると安心です。
②友人に送る場合(押しつけない)
この前「NISA始めたい」って言ってたよね。もし本当にやるなら、紹介URLがあるので置いておきます。使うかどうかは自由で大丈夫!
先に言っておくと、このURL経由だと自分にポイントが入る仕組みです。そっちに手数料とか不利益は無くて、通常の口座開設と中身は同じ。むしろ申込時に「Vポイント」を選ぶと100ポイントもらえます。
(ここに専用URL)
やるとしたら、①このURLから総合口座+NISA口座を同時に申込 → ②口座開設後にPCでV会員番号を登録、の2段階です。60日以内が期限なので、迷ってるなら一旦保留でもOK。
③相手が「もう他社でNISAやってる」と言った場合
他社でNISAやってても大丈夫みたいです。SBI証券の総合口座を新しく開いて、NISAの金融機関変更を完了させれば対象になるとのこと。
ただ金融機関変更は手続きに時間がかかるので、もし移す気があるなら早めに動いたほうがいいです。移す気がないなら、無理しなくて全然大丈夫!
ポイントは「自分にポイントが入ることを最初に正直に書く」ところです。
ちょく隠して送ると、あとでバレたときに関係が気まずくなります。先に言っておけば、相手は「ああ、そういうことね」で済みます。
紹介する側の作法|友達を失わないための5つのルール
あなたが本当に気にしているのは、たぶん手順ではないですよね。「友達に紹介URLを送るのって、なんだかネズミ講っぽく見えないかな」——これではないでしょうか。
その感覚は健全です。大事にしてください。そのうえで、この5つを守れば、まず揉めません。
- 自分にポイントが入ることを隠さない/隠すから怪しくなります。先に言えば単なる情報共有です
- 相手にとってのメリットを先に説明する/ポイントの話より「なぜこの口座がいいと思うか」を先に話す
- 断られたら即引く/2回目を送った時点で、あなたは友人から勧誘者になります
- 紹介し合わない/「じゃあ次はあなたが私を紹介して」は相互送客。対象外行為です
- 具体的な銘柄や商品をすすめない/これは規約上の禁止行為です(次で説明します)
NISAご紹介プログラムの規約には、禁止行為として「SBI証券総合口座の勧誘を目的とした具体的な金融商品説明等の勧誘を行う行為」が明記されています。
これはつまり、「口座を開かせるために、具体的な金融商品の説明をしてはいけない」ということです。良かれと思って「このファンドが今上がってるからこれ買いなよ」とやると、規約に抵触する可能性があります。
あわせて、ねずみ講・マルチ商法・ネットワークビジネス等に関わっている場合や、不当な高額商品・情報商材等を販売している場合も対象外と明記されています。
紹介するときは「制度の説明」にとどめる。これが安全ラインです。
ボッチよし、友達5人にURL投げまくって25,000ポイントもらうぞ!
ちょくその前にひとつ。相手が完走しなければ1ポイントも入りません。投げる数を増やすより、ちゃんと説明するほうが先です。完走率を上げるほうが、結果的に近道ですよ。
【紹介される側】あなたが実際に手にするものと、正直な損得

タイプAの方へ。結論から言います。紹介される側の直接の取り分は小さいです。でも、それでも専用URL経由で開く合理性はあります。
理由は3つです。
| 理由 | 中身 |
| ①不利益がない | 紹介URL経由で開いても、手数料が高くなる等の不利益はありません。使えるサービスも一切変わりません |
| ②恩を返せる | 紹介してくれた相手に5,000ptが入ります。あなたのひと手間が相手の得になります |
| ③入口になる | 開設後、あなた自身が紹介する側に回れます。年間最大25,000ポイントの射程へ |
特に③を軽く見ないでください。「もらう側」の天井は100ポイントですが、「あげる側」の天井は25,000ポイントです。250倍の差があります。そしてその世界に入る条件は、口座を1つ持つことだけ。
現実的なのは家族間のケースでしょうね。夫婦や、成人した親子。片方が先に口座を開いて、もう片方を紹介する。
ただし制約は必ず確認してください。こども口座・法人口座・IFA口座は対象外、被紹介者は個人かつ成年の方に限られます。「子どものこども口座で紹介して5,000ポイント」は成立しません。
そして、③の「自分が紹介する側に回る」ためにも、まずは自分の口座が入口になります。
ちょくSBI証券はSBIグループ全体で1,600万口座を突破しており(2026年5月時点)、周囲に利用者が多いぶん、紹介できる相手も見つけやすい環境です。
※申込フォームの「ポイント選択」でVポイントを選ぶと限定Vポイント100ptがもらえます
紹介URLの当てが無い人へ|キャンペーンという2つ目の選択肢

「周りに投資をやってる知り合いがいない」——それで大丈夫です。無理に探さないでください。
あなたが紹介URL経由で得られるのは限定Vポイント100ポイント。そのために掲示板を1時間さまようのは、時給換算で完全に赤字です。冷静に考えてみてください。
それより現実的なのが、SBI証券が常時または期間限定で回しているプログラムを使うことです。こちらは紹介者がいなくても、誰でも対象になります。
新規開設者が対象になりやすい「常設プログラム」
期間限定キャンペーンは水物ですが、常設・恒久化されているプログラムは狙いを定めやすいです。2026年8月時点で確認できる主なものを整理しました。
| プログラム | 内容 | こんな人に |
| 米国株式手数料 Freeプログラム | 総合口座開設後、翌月末までの最大2ヵ月間、米国株式・米国ETFの取引手数料が無料。エントリー不要 | 米国株・ETFに 興味がある人 |
| 投信お引越し プログラム | 他社から投資信託を移管する際の出庫手数料を全額キャッシュバック | 他社で投信を 持っている人 |
| 米国株式移管入庫 まるっとおまかせ | 他社から米国株式を移管する際の出庫手数料を全額キャッシュバック | 他社で米国株を 持っている人 |
| 25歳以下現物手数料 0円プログラム | 26歳の誕生日前日まで国内株式現物手数料が無料 | 25歳以下の人 (こども口座も対象) |
| SBIプレミアム セレクト | 対象ファンド保有で投信マイレージのポイント付与率が最大50%アップ | 投資信託を 長期保有する人 |
この中で、これから新NISAを始める人にいちばん効くのは「米国株式手数料Freeプログラム」です。エントリー不要で自動適用なので、取りこぼしがありません。
ひとつコツをお伝えすると、適用期間は「口座開設月の翌月末まで」です。つまり月初に開設したほうが、無料期間が長くなります。今日が月末なら、数日待って翌月1日に申し込むという判断もアリですね。
ちょく逆に言えば、月の前半なら今日申し込むのがいちばん得ということです。エントリー不要で自動適用なので、あとは申し込むだけ。
※エントリー不要/総合口座とNISA口座を同時に申し込めます
紹介コードと同じく、SBI証券には入力が必要な「キャンペーンコード」もありません。
ただし、「エントリー」が必要なキャンペーンはあります。ここが紛らわしいところ。エントリーを忘れると、条件を満たしていても対象外になります。
口座開設が終わったら、SBI証券にログインしてキャンペーン一覧をひととおり見て、エントリーできるものは全部押しておく。これだけで取りこぼしがなくなります。
【結論】紹介経由・キャンペーン・通常開設|3ルートを期待値で比較する

ここまでの情報を、「で、結局どうすればいいの?」という視点で1枚にまとめます。この記事でいちばん実用的な表です。
| 比較項目 | ①紹介URL経由 で開く | ②通常開設+ 常設プログラム活用 | ③通常開設 のみ |
| あなたの取り分 | 限定Vポイント 100pt | 限定Vポイント100pt+ 手数料無料等 | 限定Vポイント 100pt |
| 紹介者の取り分 | 5,000pt | — | — |
| 必要な条件 | 知人の専用URL +3条件クリア | 口座開設+ エントリー | 口座開設のみ |
| 手間 | やや多い | 普通 | 最少 |
| 使えない場面 | 知人がいないと そもそも不可 | — | — |
| 向いている人 | 紹介してくれる 家族・友人がいる | 大半の人はこれ | とにかく 早く始めたい |
表にすると、あっけないくらいはっきりします。
紹介URLの当てがない人にとって、①と②③の差は「あなたの取り分」ではほぼゼロです。
紹介経由でも通常開設でも、あなたがもらう限定Vポイント100ptは同じ。違うのは「紹介者に5,000pt入るかどうか」だけなんです。
だからこそ、判断はシンプルになります。
- 紹介してくれる家族・友人がいる→ その人のURLを使う。あなたに損はゼロ、相手には5,000pt
- 当てがない→ 探す時間がもったいないので、通常ルートで開いて常設プログラムを取る
- いずれにせよ→ 開設後に自分が紹介する側へ回るのが、金額としては最大
そして忘れないでほしいのが、紹介する側になるための前提が「SBI証券の口座を持っていること」ではなく「V会員番号を持っていること」だけだという点です。
とはいえ、自分が使っていない証券会社を人にすすめるのは気が引けますよね。まず自分の口座を開いて、実際に使ってみて、納得したうえで紹介する。順番としては、これがいちばん健全だと思います。
NISA口座は、総合口座と同時に申し込んでおいてください。
後からでも開設はできますが、手続きが二度手間になりますし、税務署の確認でまた2週間かかります。そして何より、「あとでやろう」と思ったNISA口座は、だいたい半年開かれません。
僕は「投資を始めるつもり」のまま放置してしまった人を、これまで何人も見てきました。今日決めた勢いのまま、両方申し込んでしまいましょう。
ようこSBI証券の口座開設は無料で、維持費もかかりません。入力は最短5分、総合口座とNISA口座を同時に申し込めるわ。
※口座開設・管理費用は無料です/NISA口座も同時に申し込めます
申込の具体的な画面と、開設後にやるべき初期設定はこちらでまとめています。はじめての方は、この記事を横に開きながら進めると迷いません。


5,000ポイントが消える8つの失敗パターン|先に潰しておきましょう

ここは実務セクションです。紹介特典が消える典型パターンを8つ、原因と回避策のセットで並べます。
| # | 失敗 | 何が起きるか | 回避策 |
| 1 | 通常の口座開設ページから申し込んだ | 紹介者と紐づかず特典消滅。後からの救済なし | 専用URLを開いてから申込を始める |
| 2 | NISA口座を申し込まなかった | 3条件未達で0ポイント | 総合口座と同時にNISA口座も申し込む |
| 3 | Vポイントカード登録を忘れた | 3条件未達で0ポイント | 開設後すぐPC版WEBでV会員番号を登録 |
| 4 | 60日を過ぎた | 期限切れで不成立 | 税務署確認に2週間かかる前提で早く動く |
| 5 | メインポイントをVポイント以外に変更した | 付与時点で判定され対象外に | 付与が終わるまでVポイントのままにする |
| 6 | 友達と紹介し合った | 相互送客として対象外 | 一方通行の紹介にとどめる |
| 7 | 自分で自分を紹介した | 自己送客として対象外 | やらない |
| 8 | 対象外の口座で申し込んだ | こども口座・法人口座・IFA口座は対象外 | 成年の個人名義の総合口座で申し込む |
8つ並べましたが、特に頭に入れてほしいのは①④⑤です。
①「通常ページから申し込む」は、唯一リカバリーが効かない失敗です。
②③は気づいた時点でまだ手を打てる可能性があります。でも①は違います。申込の入口の記録がすべてを決めるので、送信ボタンを押した瞬間に確定します。「あとで紹介コードを入れればいい」は通用しません。
④の60日も、思っているより短いです。「口座を開くまでの時間」ではなく「税務署の確認が完了するまでの時間」を含めての60日。相手に送ったら、その日のうちに動いてもらうくらいの温度感でちょうどいいです。
⑤は今回いちばん見落とされている落とし穴。条件を達成した「あと」に消える可能性がある、という点が他と違います。
ようこ60日って、税務署の確認が終わるまでの時間も入ってるってことですよね…? それ、けっこうギリギリじゃないですか。
ちょくそういうことです。だから「あとでやる」がいちばん危ない。URLを受け取ったその日に、まず申込だけ済ませてしまうのが正解ですね。
条件を満たしたのにポイントが入らないときの確認順序
「全部やったはずなのに、翌月最終週を過ぎても入っていない」。このときの確認順序を置いておきます。
- 相手のV会員番号登録が本当に終わっているか/公式FAQでも「最も多い原因」として案内されています。ここが未完了だと紹介関係を確認できません
- NISA口座の「審査完了のお知らせ」が届いているか/申込済みと開設完了は別物です
- 相手のメインポイントがVポイントのままか/変更されていると対象外になります
- 2つの条件の達成月がズレていないか/V会員番号登録が6月、NISA開設完了が7月なら、付与は8月最終週です
- Vポイントアプリの「ポイント履歴」を確認/SBI証券側ではなく、Vポイント側で確認します
なお、紹介者から「相手の口座開設状況」を問い合わせることはできません。
公式にも「被紹介者の口座開設申込、口座開設状況についてのお問い合わせはお答えいたしかねます」と書かれています。確認は相手に直接聞くしかありません。
掲示板やSNSの「他人の紹介URL」は使っていいのか

検索していると、必ずぶつかると思います。「紹介コード掲示板」「紹介URL貼っときます」の類。
僕の答えははっきりしています。やめておきましょう。
道徳の話をしたいのではありません。単純に、得られるものと背負うリスクが釣り合っていないからです。
- そもそも取り分が薄い/被紹介者が得るのは限定Vポイント100pt。この金額のためにリスクを取る動機が、そもそも成立しません
- 「既に他の紹介者から紹介されている場合」は対象外/複数のURLが飛び交う場では、意図せず対象外判定になる可能性があります
- 規約上グレーな使われ方に巻き込まれうる/相互送客・自己送客は対象外行為として明示されています。不特定多数のURLがどう使われているかは誰にもわかりません
- 情報の鮮度が担保されていない/専用URLには60日の期限があります。半年前に貼られたURLが生きている保証はありません
- 見知らぬリンクを踏む行為そのもののリスク/証券口座の申込画面に、身元不明のリンクから入る。説明不要ですよね
ここで、投資歴18年でひとつ確信していることを書かせてください。
「タダで得できる裏道」を探しているときの判断は、いつもより2段くらい鈍っています。
普段なら絶対に踏まないリンクを踏み、普段なら絶対に読み飛ばさない注意書きを飛ばす。近道を探しているときの脳は、そういう挙動をします。僕自身、投資を始めて数年は「効率よく増やす方法」ばかり探していて、いま振り返ると判断が雑でした。
だから言います。100ポイントのために、身元不明のリンクを踏む判断をしないでください。その判断のクセは、100ポイントの場面では大した被害を出しません。でも同じクセを、いつか100万円の場面で使うことになります。高くつくのはそちらです。
紹介URLは、顔の見える相手からもらうもの。当てが無いなら、通常ルートで堂々と開けばいい。手数料もサービス内容も、紹介経由とまったく同じです。
ようこでも、掲示板のURL使っても自分は損しないですよね?
ちょく今回は損しないかもしれません。ただ、100ポイントのために身元不明のリンクを踏む判断は、他の場面でも出ます。そのクセのほうが高くつきますよ。
もらえるポイントの正体|「Vポイント」と「SBI証券限定Vポイント」は別物です

ここは、多くの記事が混同している部分です。正確に整理しておきます。
SBI証券まわりで登場する「Vポイント」には、性質の異なる2種類があります。
| 通常のVポイント | SBI証券限定Vポイント | |
| 使える場所 | Vポイント提携先など 幅広い | SBI証券のみ |
| 主な使い道 | 買い物、投資、交換など | 投資信託・国内株式の買付 |
| 有効期限 | — | ポイントごとに設定あり |
| 紹介プログラムで 登場する場面 | 紹介者がもらう 5,000pt | 被紹介者がもらう 100pt |
公式FAQによると、SBI証券限定Vポイントは通常のVポイントとは異なり、ポイントごとに有効期限と利用先が限られていて、SBI証券でのみ投資信託や国内株式の買付に利用できるポイントとされています。
一方、紹介者が受け取る5,000ポイントはV会員番号に対して付与されるもので、付与の確認もVポイントサイト・Vポイントアプリの「ポイント履歴」で行います。つまりSBI証券の中だけで使うポイントではありません。
この違い、地味ですが大きいです。「紹介でもらった5,000ポイントは投資にしか使えない」と書いている記事もありますが、実際にはVポイントとしてもっと自由に使えます。期待値を下方修正しすぎないでください。
被紹介者がもらう100ptのような限定Vポイントには、有効期限があります。そして期限があるポイントは、驚くほど簡単に失効します。
使い道は投資信託の買付が現実的です。100ポイントでも投資信託は買えるので、新NISAのつみたてに充ててしまうのが素直だと思います。
具体的な有効期限は改定されることがあるので、付与された時点で自分の口座画面で確認してください。
なぜSBI証券は5,000ポイントも配れるのか|疑いが晴れる話

ここまで読んで、胸の奥にこんな声が残っていませんか。
「タダで5,000円分って、なんか裏があるんじゃないの?」
その警戒心は正しいです。捨てないでください。ただ、対価が何かを見極められれば、怖がる必要はなくなります。
結論を言うと、SBI証券が5,000ポイントを配れるのは怪しいからではありません。証券会社にとって、それが合理的な投資だからです。
考えてみてください。証券会社が新規の顧客を1人獲得するのに、いくらかかると思いますか。広告を打ち、比較サイトに掲載し、キャンペーンを回す。その1人あたりのコストは決して小さくありません。しかも広告経由で来た人は、なんとなく開いてなんとなく放置する率が高いんです。
一方、友人や家族の紹介で来た人はどうでしょう。すでに「信頼できる人が使っている」という前提があります。実際に使い始める確率も、使い続ける確率も高い。
ちょくそして証券会社の収益は、口座に置かれた資産から中長期にわたって発生します。だから初期の5,000ポイントは「費用」ではなく「回収可能な投資」になります。
この構造がわかると、条件の意味も一気に腑に落ちます。なぜ条件が「口座を開くだけ」ではないのか。なぜNISA口座の開設まで求められるのか。なぜVポイントの連携まで必要なのか。
答えは、SBI証券のゴールが「口座数を増やすこと」ではなく「実際に使ってもらえる状態まで持っていくこと」だからです。開設だけして放置される口座に5,000ポイントを払う意味はありません。だから条件が3つあり、しかもそのすべてが「使い始めている証拠」になっているわけです。
もっと踏み込みたい人へ:これは「三者が違うものを得る取引」です
紹介プログラムを「誰かが損して誰かが得する話」だと思うと気持ち悪くなります。でも実際は、三者がそれぞれ違うものを得ている取引です。
・SBI証券:広告費より効率よく、しかも定着しやすい顧客を得る
・紹介者:Vポイント5,000pt(年間最大25,000pt)を得る
・被紹介者:証券口座そのものと、限定Vポイント100ptを得る
ここで被紹介者が支払っている「対価」は何かというと、「今後その証券口座を使う可能性」です。もしあなたが「SBI証券を使うつもりは無いけどポイントだけ欲しい」なら、対価を払う気が無いのに得だけ取ろうとしていることになります。それは長続きしませんし、気分も良くありません。
逆に言えば、どうせSBI証券で口座を開くつもりだったなら、あなたが支払う対価は実質ゼロです。だから遠慮なく使えばいい。それが健全な判断だと思います。
ここが本題です|5,000ポイントより、あなたの20年を決めるもの

最後に、この記事でいちばん伝えたかったことを書きます。
紹介特典で証券会社を選ばないでください。
取れるポイントは取ればいいと思います。「ポイントなんて気にするな」なんて綺麗事は言いません。取れるものを取らない理由はどこにもありませんから。でも順番を間違えないでほしいんです。
理由は、効き方の構造がまったく違うからです。
紹介特典は「一度きりの固定額」です。一方、信託報酬はあなたの資産全額に対して、毎年、眠っている間も差し引かれ続けます。そして継続年数は、複利が働く期間そのものを決めます。
インパクトの大きさは、ざっくり「継続 > コスト > 一度きりの特典」の順になります。しかもこの差は、年数が伸びるほど広がっていきます。具体的な金額は運用成績次第なので断定はしませんが、構造として桁が変わる、ということだけは言えます。
僕は18年間、株式投資を続けてきました。その前は小学校の教員をしていました。
教室でいちばん伸びる子は、頭がいい子ではありませんでした。毎日ちょっとずつ続けられる子でした。一日で30ページ進めた子より、毎日1ページを1年続けた子のほうが、最後には遠くまで行っている。これ、資産形成とまったく同じ構造なんですよね。
18年やってきて、いちばん効いたのも結局そこでした。銘柄選びのうまさでも、タイミングの読みでもなく、低コストの商品を、やめずに持ち続けたこと。拍子抜けするほど地味ですが、これが答えです。
だからこそ、あなたに伝えたいことがあります。
いま、5,000ポイントの取り方を調べているその熱量。あれは悪いものじゃありません。むしろ、ちゃんと調べる人は伸びます。ただ、その熱量のうち10分だけでいいので、信託報酬を比べるほうに回してみてください。たぶんそちらの10分のほうが、20年後のあなたの口座残高を大きく動かします。
ポイントはおまけです。おまけは、取れるなら取ればいい。でもおまけで本体を選ばないでください。
ちょくポイントで選んだ口座は、ポイントが尽きたときに使う理由がなくなります。コストで選んだ口座は、20年後もまだ理由が残っていますよ。
どの証券会社を選ぶか自体で迷っている方は、こちらもどうぞ。主要ネット証券を条件別に比較しています。

| つみたて投資枠対象商品 | クレカ積立 | 貯められるポイント |
295本 | 三井住友カード/Olive タカシマヤカード 東急カード アプラスカード UCSマークがついたクレジットカード 大丸松坂屋カード オリコカード | Vポイント dポイント PayPayポイント Pontaポイント JALのマイル |
| ポイント付与率 | 新NISAにおすすめ度 | ポイントの使い道 |
| 0%~最大3.0 % ※年間利用金額に応じて、ポイント付与率が変動する ※三井住友カード Visa Infiniteは最大6.0% | ネット証券口座数No.1※1 新NISA取引は投資信託・国内株式・米国株式・海外ETFの売買手数料が無料 | iD加盟店やVisaのタッチ決済 ANAマイル Vポイント投資など |
※1 SBIの口座数には、2019年4月末以降SBIネオモバイル証券(2024年1月9日、SBI証券と
合併)の口座数、2020年10月末以降SBIネオトレード証券の口座数、2021年8月末以降
FOLIO口座数を含む
SBI証券はこんな人におすすめ!
- ①Vポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALのマイルのどれかを貯めたい人
- ②三井住友カードやOliveを持っている人(クレカ積立でVポイントが貯まる)
- ③最低金額100円という少額から積立投資を始めたい人
- ④手数料を最小限に抑えて投資したい人
- ⑤業績が右肩上がりの安定した企業で投資したい人
キャンペーン情報
SBI証券ではキャンペーンを実施中です。
他のみんなよりもお得な特典をゲットして、新NISAを始めたい方はキャンペーンを利用しましょう。
詳しくはSBI証券キャンペーンの記事をご覧ください。

SBI証券は、つみたて投資枠の商品数が業界トップのネット証券です。
三井住友カードやOliveのクレカ積立などで貯めたVポイントは、国内株式や投資信託の金額指定買付・積立買付に利用できます。
新NISA関連の動画セミナーやシミュレーション機能もあり、投資初心者に手厚く安心です。
よくある質問|SBI証券の紹介コード・紹介プログラム
- SBI証券の紹介コードはどこで手に入りますか?
-
SBI証券に「コード」という形式は存在しません。ご紹介プログラムは専用URL方式で、紹介者が紹介フォームから発行したURLを受け取る形になります。そのため「コードを探す」という行動そのものが空振りになります。
- 口座を開設した後から、紹介者を登録できますか?
-
できません。専用URLを経由していない申込は、紹介者と紐づける手段がありません。このプログラムで唯一リカバリーが効かないポイントなので、開設前に必ず確認してください。
- 紹介された側も5,000ポイントもらえますか?
-
もらえません。5,000ポイントは紹介者に付与されます。被紹介者は、口座開設の申込フォームで貯めるポイントに「Vポイント」を選択した場合、SBI証券限定Vポイント100ポイントがもれなくもらえます。
- 何人まで紹介できますか?
-
紹介人数そのものに上限はありませんが、ポイント付与の対象となるのは年間最大5名(Vポイント25,000ポイント)までです。2026年4月1日に3名から5名へ引き上げられました。年間とは1月から12月末までを指します。なお同一人物が複数のV会員番号で紹介した場合、人数は合算されます。
- 紹介する側もSBI証券の口座が必要ですか?
-
ポイント投資ご紹介プログラムとNISAご紹介プログラムでは、紹介者がSBI証券の口座を持っている必要はありません。公式ページにも「SBI証券の口座をお持ちでなくても構いません」と明記されています。ポイント投資ご紹介プログラムで必要なのはV会員番号です。ただしIPOフレンズプログラムは、紹介者側にインターネットコースの口座が必要です。
- 家族を紹介してもいいですか?
-
被紹介者が個人かつ成年であることが条件です。こども口座・法人口座・IFA口座は対象外となります。また、お互いに紹介し合う行為(相互送客)や自分自身を紹介する行為(自己送客)は対象外行為として明示されているので注意してください。
- NISA口座を開かなくても5,000ポイントはもらえますか?
-
もらえません。現在の条件では、NISA口座の開設(税務署の確認完了まで)が条件に含まれています。総合口座を開いただけでは条件未達です。ここを落とす人が多いので、紹介する側は必ず相手に伝えてください。
- 他社でNISA口座を持っていても対象になりますか?
-
対象になります。SBI証券の総合口座を新規開設したうえで、NISAの金融機関変更を完了すれば条件を満たせます。ただし金融機関変更は手続きに時間がかかるため、60日の期限を考えると早めに動く必要があります。
- ポイントはいつ入りますか?
-
被紹介者がVポイントカード登録とNISA口座開設(税務署の確認完了)を完了した翌月の最終週に、紹介者のV会員番号へ付与されます。2つの完了月がズレた場合は、遅いほうの翌月最終週です。即日は入らないので、条件達成の直後に慌てる必要はありません。
- 条件を満たしたのにポイントが付与されません。なぜですか?
-
最も多い原因は、被紹介者のV会員番号登録が完了していないケースです。登録が無いと紹介関係を確認できないため付与されません。ほかに、NISA口座の審査完了通知が届いていない、被紹介者のメインポイントがVポイント以外に変更されている、といったケースも考えられます。なお紹介者から被紹介者の口座開設状況を問い合わせることはできません。
- もらったポイントは現金化できますか?
-
紹介者が受け取る5,000ポイントはV会員番号に付与される通常のVポイントで、Vポイント提携先での利用など幅広い使い道があります。一方、被紹介者がもらう100ポイントは「SBI証券限定Vポイント」で、SBI証券内での投資信託・国内株式の買付に使途が限られ、有効期限もあります。いずれも現金振込ではありません。
- 紹介プログラムは他のキャンペーンと併用できますか?
-
併用の可否はプログラムごとに個別に定められているため、一律に「できる/できない」とは言えません。ただし、同じ被紹介者を「ポイント投資ご紹介プログラム」と「NISAご紹介プログラム」の両方で対象にするのは、申込の入口となる専用URLが1本しか通れない以上、現実的ではありません。狙っているキャンペーンがある場合は、必ず各公式ページで併用条件を確認してください。
- SBI証券にキャンペーンコードはありますか?
-
入力が必要なキャンペーンコードもありません。ただし「エントリー」が必要なキャンペーンは存在し、エントリーを忘れると条件を満たしていても対象外になります。口座開設後にログインして、キャンペーン一覧からエントリー可能なものを確認しておくのがおすすめです。
- 専用URLの60日を過ぎてしまいました。もうダメですか?
-
そのURLでは対象外になりますが、まだ被紹介者が口座を開設していないのであれば、新たに専用URLを発行し直せば再チャレンジできます。すでに通常ページから口座を開設してしまった場合は、残念ながらリカバリーできません。
まとめ|紹介コードを探す旅は、今日で終わりにしましょう

長くなったので、今日やることだけを残しておきます。自分のタイプの方だけ見ていただければ大丈夫です。
タイプA:これからSBI証券の口座を開く人
- 「紹介コード」を探すのをやめる。存在しません
- 信頼できる知人・家族に専用URLを持っていないか聞く(いなければ通常ルートで問題なし)
- 開設時、NISA口座も同時に申し込む
- 申込フォームの「ポイント選択」でVポイントを選ぶ(限定Vポイント100pt)
- 開設後、ログインしてエントリー可能なキャンペーンを全部押す
- 必要なら自分が紹介する側に回る(年間最大25,000ポイント)
タイプB:紹介する側になる人
- 3つのプログラムからどれを使うか先に決める(相手の投資リテラシーで判断)
- 紹介フォームから専用URLを発行(送る直前に発行。60日のカウントが始まります)
- URL単体で送らない。3条件・60日期限・Vポイント設定をセットで伝える
- 自分にポイントが入ることを隠さない。断られたら引く
- 具体的な金融商品の勧誘はしない(規約上の禁止行為)
- 相互送客・自己送客はしない
- 付与は翌月最終週。すぐ入らなくても慌てない
最後にもう一度だけ。
正直に言うと、5,000ポイントというのは、資産形成という長い道のりのスタート地点に落ちている小銭です。拾えるなら拾えばいい。屈むのは一瞬ですから。
でも、その小銭を拾うために掲示板を30分さまようくらいなら、その30分で信託報酬を比べたほうがいい。20年後のあなたは、間違いなくそちらに感謝します。
いちばんもったいないのは、調べているうちに疲れて何も始めないまま終わることです。教員時代からずっと思っていますが、いちばん差がつくのは能力ではなく「始めた日」です。
ちょく口座開設は無料で、入力は最短5分。NISA口座も同時に申し込めます。今日の勢いのまま、最初の一歩を踏み出してみてください。
この記事に書いた条件・ポイント数・上限人数は、すべて2026年8月時点で公式ページに記載されていた内容です。紹介プログラムは改定されます。実行する前に、必ずSBI証券の公式ページで最新の条件を確認してください。
本記事の主な出典:SBI証券「ポイント投資ご紹介プログラム」公式ページ/SBI証券「NISAご紹介プログラム」公式ページ/SBI証券「よくあるご質問(Vポイント・SBI証券限定Vポイントとは)」
※口座開設・管理費用は無料/総合口座とNISA口座を同時に申し込めます
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入や勧誘を目的とするものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。また、キャンペーン・紹介プログラムの内容は変更・終了することがあるため、実行前に必ず公式ページで最新情報をご確認ください。


