決算シーズンになると、机の上に「読むべき資料」が積み上がっていく。決算短信、説明会の資料、業界ニュース、SNSに流れてくる真偽不明のポスト。仕事から帰ってきて、飯を食って、風呂に入って、ようやく開いたPCの前で——正直、こう思わないか。「こんなの、片手間の個人投資家が全部読めるわけないだろ」と。
俺もずっとそうだった。時間は足りない。情報は多すぎる。なのに「ちゃんと分析しないと、また同じ失敗をする」という焦りだけが胃の奥に居座ってる。あなたも、心当たりないか。
先に自己紹介がわりに言っておく。俺は投資歴15年、そのうち最初の数年で個別株に勘で突っ込んで300万を溶かした人間だ。しかも「10倍株の見つけ方」だの「億り人の投資術」だのに、セミナーと情報商材で合計80万以上つぎ込んだ。要するに、”楽して勝てる”という甘い匂いに、人生で一番金を払ってきた男だ。
だからこそ、断言できる。今この記事にたどり着いたあなたが、もし「ChatGPT Plusに課金すれば、AIが勝たせてくれるかも」と少しでも期待しているなら——その期待の半分は、たたんでおいた方がいい。だが残りの半分は、本物だ。
ChatGPT Plusは、月20ドルで雇える“専属アナリスト兼、24時間文句を言わない壁打ち相手”だ。使い方さえ間違えなければ、決算分析・情報整理・仮説検証にかけていた時間が、マジで10分の1になる。俺が現役でそう感じている。
この記事では、そのChatGPT Plusの株式投資での活用法を、ただ並べるだけの「◯選」じゃなく、“安全に効く順”のランキング形式で紹介する。しかも、多くの記事が避けて通る「やってはいけない使い方」まで正直に出す。読み終わる頃には、「今夜どれから試すか」と「どこまでAIを信じていいか」——この2つが、はっきりしているはずだ。じゃあ、始めよう。
この記事はあくまでも情報提供を目的としたものであり、その手法や知識について勧誘や売買を推奨するものではありません。
本記事に含まれる情報に関しては、万全を期しておりますが、その情報の正確性、完全性、有用性を保証するものではありません。
情報の利用の結果として何らかの損害が発生した場合、著者は理由のいかんを問わず投資の結果に責任を負いません。
投資対象および商品の選択など、投資にかかる最終決定はご自身でご判断ください。
先に結論|ChatGPT Plusは「作業と検証」に使え。「予想と銘柄選定」に使うな

この記事で一番伝えたいことを、最初に置く。ChatGPTが株式投資で本当に役立つのは、「調べる・まとめる・検証する」——つまり作業と壁打ちだ。逆に、「何を買うか決める・株価を当てる」——判断と予想には、使うな。ここを取り違えると、便利な道具が一瞬で凶器に変わる。
なぜか。理屈はシンプルだ。ChatGPTというのは、突き詰めれば「膨大な文章のパターンから、もっともらしい続きを生成する装置」だ。未来の株価を知る水晶玉じゃないし、そもそもリアルタイムの正確な株価すら苦手にしている。だが——大量の資料を読んで要点を抜き出す、自分の考えの穴を突く、こういう”作業”にかけては、人間が束になっても敵わないほど速くて正確だ。
だからこの記事のランキングは、単なる「便利な順」じゃない。「丸投げ度が低く、自分の判断を助ける順」=「安全に効く順」で並べてある。上位に来るのは分析・整理・壁打ち。下位から番外編に落ちていくのが、予想や銘柄選定の丸投げだ。この価値基準を、頭の隅に置いたまま読み進めてほしい。
正直に言う。俺は”楽して勝てる”の匂いには、人一倍アレルギーがある。情報商材で80万溶かした人間だからな。そして断言するが、AIも構造は同じだ。“任せる”と使い物にならない。”こき使う”と最強の相棒になる。この一線を、まず腹に入れてくれ。
ボッチChatGPT Plusに「どの株買えばいい?」って聞けば、それで勝てるっしょ?非課税だし課金までしてんだからさ!
ちょくそれが一番やっちゃいけないやつだ。AIは”当てる”んじゃない。お前の”作業”を肩代わりさせるんだよ。順番を間違えると、また同じ穴に落ちるぞ。俺の屍を越えてくれ。
そもそも無料版じゃダメなのか? 株式投資で効くのは「Plus限定機能」だ

キーワードに”plus”が入っている以上、ここは避けて通れない。結論から言う。株式投資で本当に効く機能ほど、Plus(有料)側に寄っている。無料版でも触りは掴めるが、「AIで投資の作業が激変する」あの感覚は、Plusの機能を使わないと体験できない。
無料版の限界を、投資家目線で挙げるとこうだ。高性能モデルの利用回数がすぐ頭打ちになる。ネットを深掘りして調べる機能や、ファイルを読み込ませて分析する機能が使えない、あるいは制限がきつい。混雑時には応答の質も落ちる。
中でも致命的なのが、「決算書のPDFを丸ごと読ませて分析させる」ができないことだ。これは投資用途では、片翼をもがれたようなものなんだ。
ようこ無料版とPlusって、株の使い方でそんなに違うものなんですか?
ちょく“資料を丸ごと読ませて分析させる”ができるかどうかだ。投資でAIを使う醍醐味は、ほぼそこに集約されてる。ここが使えない無料版は、正直”お試し”だと思っといた方がいい。
投資で効くPlus限定(優位)機能トップ3
難しい話は抜きにして、「投資でこれが効く」というPlusの機能を3つに絞った。これだけ押さえれば十分だ。
| 機能 | ざっくり何ができるか | 投資での効きどころ |
|---|---|---|
| ①高度な推論モデル(GPT-5クラス) | 長く複雑な文章を、筋道を保ったまま整理・比較できる | 決算の読み込み、複数銘柄の横断比較。精度が段違いになる |
| ②Deep Research | ネット上の複数ソースを自動で調べ、出典付きの構造化レポートを作る | 業界調査・競合比較・テーマの深掘り。数十分の下調べを丸ごと肩代わり |
| ③データ分析(ファイル読み込み) | PDF・CSVなどをアップロードして、要約・計算・可視化させる | 投資活用の主役。決算書PDFや保有銘柄の一覧を直接読ませられる |
この3つ、特に③のファイル読み込みが、投資活用の心臓部だ。「決算短信のPDFを、そのまま放り込んで”要点3つ出して”と言える」——これができるかどうかで、AIの使い勝手はまるで別物になる。
なお、ここで挙げた機能名や提供範囲は執筆時点(2026年7月)のものだ。この手のサービスは仕様がコロコロ変わるから、最新は必ず公式で確認してくれ。
月20ドルの元は取れるのか(費用対効果の話)
気になるのはここだろう。結論を言う。「決算やIR資料を自分で読む個人投資家」なら、時間対効果で余裕で元は取れる。逆に、「たまにニュースを要約する程度」なら、無料版でも足りるかもしれない。要は、あなたの使い方次第だ。
判断に迷うなら、この3つを自分に問うてみろ。
- 決算短信やIR資料を、自分で読む(読もうとしている)か?
- 複数の銘柄を保有・管理しているか?
- 情報収集や下調べに、週に何時間も使っているか?
当てはまるほど、Plus向きだ。料金はというと、執筆時点で月額20ドル、日本円にしておおよそ3,000〜3,400円前後(為替や税で変動する)。正確な金額とプラン内容は、ChatGPT公式の料金ページで確認するのが確実だ。
ランチ2回分で、文句も言わず24時間働く専属アナリストを雇える——そう考えたら、俺は安いと思ってる。少なくとも、80万溶かした情報商材よりは、はるかに正しい金の使い方だ。
【本題】ChatGPT Plus 株式投資 活用法 おすすめランキング7選(効く順)

ここからが本題だ。数ある活用法の中から、俺が”投資家の物差し”で選んだ7つを、安全に効く順にランク付けした。まずは全体像を先に見せる。この表を頭に入れてから、下の解説を読んでくれ。
| 順位 | 活用法 | 効果 | 丸投げ危険度 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 決算書・決算短信の要約・分析 | ★★★★★ | 低 |
| 2位 | ポートフォリオの健康診断 | ★★★★☆ | 低 |
| 3位 | 投資仮説の「壁打ち」相手 | ★★★★☆ | 低 |
| 4位 | 業界・企業・用語の高速インプット | ★★★☆☆ | 低〜中 |
| 5位 | スプレッドシート数式・作業の自動化 | ★★★☆☆ | 低 |
| 6位 | 英語IR・海外ニュースの翻訳・要約 | ★★★☆☆ | 中 |
| 7位 | 強気・弱気の両シナリオ作成 | ★★★☆☆ | 中 |
見てのとおり、上位ほど「丸投げ危険度」が低い。つまり、自分の判断をAIに奪われず、作業だけを肩代わりさせられる使い方ほど、上に来ている。
ちょくこれが「安全に効く順」の意味だ。では、1位から掘っていく。
【1位】決算書・決算短信を丸ごと読ませて要約・分析させる
堂々の1位は、決算書の要約・分析だ。個人投資家が最も時間を食う”決算読み”を、Plusのデータ分析機能(PDFアップロード)で数分に圧縮できる。これほど時間対効果が高くて、しかも安全な使い方は他にない。
なぜ安全か。ポイントは、AIが”元の資料(一次情報)”に基づいて答える点だ。自分の頭の中だけで喋らせると、AIはそれっぽい嘘を混ぜる。だが「このPDFを読んで答えて」と資料を与えれば、ハルシネーションの余地がぐっと減る。作業の肩代わり度が高く、暴走リスクが低い。だから1位だ。
具体的な操作イメージはこうだ。証券会社や企業のIRページから決算短信のPDFを落として、ChatGPTにアップロード。そのうえで、こう聞く。
あなたは慎重な証券アナリストです。添付の決算短信を読んで、以下の3点で整理してください。①今回の好材料 ②今回の懸念材料 ③前年同期比で特に変化した数字(売上・利益・利益率)。それぞれ箇条書きで、初心者にも分かる言葉でお願いします。
(続けて)経営陣の説明のトーンから、自信が強そうな部分と、言葉を濁している部分があれば指摘してください。
これで、30分かかっていた決算読みが、体感で3分になる。ただし——ひとつだけ約束してくれ。AIが出した数字は、必ず原典で照合しろ。AIは稀に数字を転記ミスするし、読み違えることもある。要点をつかむのはAI、最後の数字合わせは自分。この役割分担だけは崩すな。
ようこ私、決算短信っていつも途中で挫折しちゃって…あの数字の羅列を見るだけで眠くなるんです。
ちょく全部読む必要はないんだよ。AIに”要点3つ出せ”と言え。そのうえで、気になった数字だけ自分で原典を見りゃいい。いきなり全部読もうとするから挫折する。順番が逆なんだ。
【2位】保有ポートフォリオの「健康診断」をさせる
2位は、ポートフォリオの健康診断だ。今持っている銘柄の一覧をAIに渡して、業種の偏り・値動きの相関・1銘柄への集中リスクを、客観的にチェックしてもらう。これが効く理由は、自分では絶対に気づけない”偏り”を、他人(AI)の目で突いてくれるからだ。
個人投資家ってのは、放っておくと”好きな銘柄”や”詳しい業種”にどんどん偏る。そして本人はそれに気づかない。これがいわゆる確証バイアスの罠だ。かつての俺がまさにそうだった。半導体が好きだからと、気づけば保有の大半が半導体関連。相場が半導体に逆風になった瞬間、全部が同じ方向にドミノ倒しになった。
あの時の口座残高の減り方は、今でも夢に見る。偏りってのは、数字にして誰かに指摘されないと、本当に気づけないんだ。
操作は簡単。銘柄名・業種・保有比率をざっと一覧にして貼り付け、こう聞く。
以下は私の保有銘柄の一覧です。このポートフォリオについて、①特定の業種や1銘柄への集中リスク ②景気敏感な銘柄に偏っていないか ③分散の観点で気になる点、を指摘してください。売買の指示は不要です。あくまで客観的なリスクの指摘だけをお願いします。
(この下に、銘柄名・業種・保有比率の一覧を貼り付ける)
ここでのコツは、「売買の指示は不要」とハッキリ伝えることだ。これを言わないと、AIは「この銘柄を売って〜」と余計な口出しをしてくる。それは丸投げの入り口だ。
ちょく俺たちが欲しいのは”偏りの指摘”であって、”売買の命令”じゃない。診断だけさせて、処方箋は自分で書く。この距離感を守れば、2位の使い方は極めて安全で強力だ。
【3位】投資仮説の「壁打ち」相手にする(反対意見を出させる)
3位は、地味だが破壊力がある。自分の投資仮説の”壁打ち”相手としてAIを使う。「この銘柄をこういう理由で買おうと思う」という自分の考えに、AIに反対意見をぶつけさせるんだ。
なぜこれが効くか。個人投資家の最大の弱点は、自分の仮説を検証してくれる相手がいないことだからだ。会社の会議なら、誰かが「それ、リスクは?」と突っ込んでくれる。でも一人で投資してると、都合のいい情報だけ集めて、自分の考えに酔ったまま張ってしまう。俺が300万溶かしたときも、頭の中は「上がる理由」しか浮かんでなかった。「下がる理由」を一度でも真面目に考えていたら、あんな張り方はしなかった。
ChatGPTなら、その反論役を24時間タダでやってくれる。しかも感情抜きで、冷静に。
私は「◯◯という理由」でA社の株を買おうと考えています。この投資判断について、あえて批判的な立場から、①見落としているリスク ②反対材料になりうる事実 ③私の考えが楽観的すぎる可能性、を厳しく指摘してください。同意ではなく、反論をお願いします。
ここで一番大事なのは、「同意させるな、反論させろ」だ。AIは放っておくと、こっちを気持ちよくさせる方向に喋る。褒めてくる。だが投資で欲しいのは、気持ちよさじゃなくて、痛いところを突かれることだろう。
「あえて批判的に」「反対意見を」と明示的に指示する。これだけで、AIは最高の”嫌な質問をしてくる先輩”に化ける。
ボッチでもさ、AIって褒めてくれるから気持ちいいんだよな〜。「いい着眼点ですね!」とか言われると嬉しくなっちゃう。
ちょくボッチ、それがまさに罠だってこの記事に書いてあるでしょ…。”反対意見を出して”って言わなきゃ、ただの応援団になっちゃうの。投資に応援団はいらないの。
【4位】業界・企業・専門用語を高速でインプットする(学習の加速)
4位は、学習の加速装置としての使い方だ。新しい業界や、知らない銘柄を調べるとき、体系的な前提知識をすぐに得られる。初心者から中級者への学習曲線を、一気に立てられる。
たとえば「半導体って気になるけど、どういう会社がどう繋がってるのか全然わからん」というとき。本を1冊読むと数日かかる話を、AIなら数分で骨組みだけ渡してくれる。しかもDeep Researchを使えば、出典付きでかなり深いところまで掘れる。
半導体業界のバリューチェーン(設計→製造→製造装置→素材)を、投資初心者向けに、それぞれの工程で有名な企業の例も添えて整理してください。
(用語なら)PBRとPERの違いを、実際の使い分けの場面つきで、たとえ話を交えて教えてください。
ただし、この使い方には注意点がある。「構造や考え方の理解」に使え。「最新の個別事実」には使うな。直近の業績、今の株価、最近の人事——こういう”生モノ”の情報は、AIの中では古かったりズレたりする。
ちょく仕組みを理解するのはAIで、最新の事実は企業の公式IRやニュースで裏を取る。この線引きさえ守れば、4位は最高の家庭教師になる。
【5位】スプレッドシートの数式・スクリーニング条件・作業を自動化する
5位は、投資の”裏方作業”の自動化だ。スプレッドシートの関数、スクリーニング条件の言語化、データの整形——こういう地味で面倒くさい作業を、AIに丸ごと書かせる。地味だが、確実に時間を削る。
たとえば、保有株の管理表を作るとき。「GOOGLEFINANCE関数ってどう書くんだっけ」といちいち調べる必要はない。列の構成を伝えて、こう頼めばいい。
Googleスプレッドシートで、保有株の「評価額」と「損益率」を自動計算したいです。A列=証券コード、B列=保有株数、C列=取得単価、という前提で、現在値を取得して評価額と損益率を出す数式を作ってください。
(スクリーニングなら)「PER15倍以下・自己資本比率50%以上・増収増益」という条件を、証券会社のスクリーニングツールに入力できる形の条件に翻訳してください。
この領域が安全なのは、投資判断が一切絡まない”道具作り”だからだ。数式が正しいかどうかは、動かせばすぐ分かる。間違ってたら直せばいい。銘柄選定や予想と違って、丸投げしても損はしない。プログラミングやExcelが苦手な人ほど、ここの恩恵はデカい。
【6位】英語のIR・決算説明会・海外ニュースを翻訳・要約する(米国株)
6位は、米国株をやる人に効く。英語の一次情報を、翻訳+要約で一気に手が届くようにする使い方だ。米国株の決算説明会の書き起こし、海外の記事、企業のリリース——英語の壁で諦めていた情報に、アクセスできるようになる。
ただの翻訳ソフトと違うのは、「訳す」だけでなく「要約して、ニュアンスまで拾う」ところだ。長い英文の決算コメントを貼り付けて、こう頼む。
以下は米国企業の決算説明会でのコメントの一部です。日本語に訳したうえで、経営陣が「強調している点」と「言葉を濁している点」を分けて要約してください。
(この下に、英文を貼り付ける)
順位が6位なのは、翻訳のニュアンスや固有名詞、数字が誤りうるからだ。特に金額や固有名詞は要注意。重要な箇所は、必ず原文と突き合わせること。
ちょくとはいえ、「英語だから」と丸ごと情報を諦めていた人にとっては、世界が一気に広がる使い方だ。米国株を触るなら、これは覚えておいて損はない。
【7位】強気・弱気の「両シナリオ」を書かせてリスクに備える
ランキングの最後、7位は両シナリオの作成だ。ひとつの銘柄について、「上がる理由(強気シナリオ)」と「下がる理由(弱気シナリオ)」を両方書かせて、自分の想定の甘さを点検する。予想に一歩近づく分、丸投げリスクが上がるから7位に置いた。だが、使い方さえ間違えなければ、リスクの棚卸しとして有効だ。
A社について、今後1年の①強気シナリオ(株価が上がるとしたら何が起こる場合か)②弱気シナリオ(下がるとしたら何が起こる場合か)③その分岐点になりそうな要因、を対で挙げてください。これは予想ではなく、リスクを洗い出すための思考実験としてお願いします。
絶対に忘れるな。これは”当てるため”じゃなく、”備えるため”に使う。AIが書いた弱気シナリオは予言じゃない。だが「もしこの弱気シナリオが起きたら、自分はどう動くか」を先に決めておくための材料には、最高だ。
暴落の朝、頭が真っ白になってから考えるのと、先に地図を持っているのとでは、天と地の差がある。
ちょくシナリオは予言じゃない。”こうなったらこう動く”を先に決めるための地図だ。地図を持ってるやつは、暴落の朝でも道に迷わない。慌てて狼狽売りするのは、いつも地図を持ってないやつなんだよ。
【番外編・ワースト】ChatGPT Plusでこれをやったら終わり|危険な使い方4つ

ここまで「効く使い方」を7つ紹介してきた。だが、この記事で本当に読んでほしいのは、実はここからだ。ChatGPT Plusでやってはいけない、危険な使い方——ランキングの裏返しだ。便利な道具ほど、間違った持ち方をすると自分が切れる。ここを飛ばして帰らないでくれ。
- ①「どの株を買えばいい?」と銘柄選定を丸投げする
- ②AIが出した株価予想・目標株価を信じる
- ③リアルタイムの株価・時価をAIに聞いて鵜呑みにする
- ④ハルシネーション(それっぽい嘘)を検証せず使う
ひとつずつ、なぜ危険なのかを説明する。
①銘柄選定の丸投げ。これが最悪の使い方だ。AIは責任を取らない。最新の相場も正確には知らない。そして、もっともらしい嘘を平気で混ぜる。「おすすめの成長株は?」と聞けば、それっぽい銘柄を並べてくれるだろう。だが、その根拠は古いデータと言語のパターンでしかない。それを信じて張るのは、昔の俺が情報商材の”必勝銘柄”に飛びついたのと、まったく同じ構図だ。最終判断は、必ず自分で下せ。
②株価予想を信じる。はっきり言う。未来の株価は、誰にも当てられない。プロにも、AIにも、俺にもだ。AIが出す”目標株価”は、それっぽい数字の飾りにすぎない。信じた時点で、あなたは”楽して勝てる”の匂いに、また金を払っている。
③リアルタイム株価の鵜呑み。AI単体が出す株価は、遅延していたり、そもそも不正確だったりする。「今いくら?」の答えを信じて注文を出すなんて、絶対にやめろ。板や時価は、必ず自分の証券口座で確認する。ここは1円の狂いも許されない領域だ。
④ハルシネーションの放置。AIは、存在しない数字・出典・時には存在しない銘柄すら、自信満々に作り出す。これが一番怖い。対策はシンプルだ。「情報源(出典)も出して」と必ず要求し、重要な数字は原典で照合する。この一手間を惜しむと、嘘の上に投資判断を積むことになる。
ついでにもうひとつ。口座番号・パスワード・個人が特定される情報を、うかつに入力するな。便利さと引き換えに、守るべきものまで差し出す必要はない。
結局のところ、こういうことだ。”楽して勝てる”の顔をした道具ほど、危ない。AIは最高のアシスタントだが、最低のギャンブル仲間だ。役割を、絶対に間違えるな。
ボッチえ、AIって株価も間違えるの!?ずっと正確だと思って注文の参考にしてたわ…。
ちょく平気で間違える。しかも自信満々にな。だから”数字は自分で確認”。これだけは死んでも守れ。AIを疑えないやつは、AIに殺される。投資ではな。
活用効果を10倍にする「聞き方」のコツ4つ

同じChatGPT Plusでも、”聞き方”ひとつで結果はまるで変わる。ランキングで紹介した活用法を実戦投入するために、押さえておくべき「聞き方(プロンプト)のコツ」を4つにまとめた。
これは、いわばAIをこき使うための技術だ。
- ①役割を与える:「あなたは慎重な証券アナリストです」と役を振ると、回答の精度も口調も引き締まる。
- ②前提と出力形式を指定する:「初心者向けに」「箇条書き3つで」「表で」。曖昧に聞けば、曖昧な答えが返ってくる。
- ③出典を要求する:「情報源も併記して」。裏取りが一気に楽になる。Deep Researchとの相性は抜群だ。
- ④肯定させず”壁打ち”化する:「反対意見も出して」「この考えの穴は?」。AIの追従グセを封じる魔法の一言だ。
この4つ、覚え方は「役割・前提・出典・反論」だ。曖昧な質問に曖昧な答えが返ってきて「AIって大したことないな」と思っている人ほど、実は聞き方で損をしている。試しに、いつもの質問の頭に「あなたは慎重な証券アナリストです」と足してみろ。返ってくる答えの質が、別のAIかと思うほど変わるから。
ようこ同じChatGPTなのに、私が使うと浅い答えばっかりで…。SNSで見る人の使い方みたいに、すごい答えが出てこないんです。
ちょく聞き方が9割だ。”役割・前提・出典・反論”。この4つを足すだけで、別物になる。AIが悪いんじゃない。ほとんどの人が、AIに”雑に”聞いてるだけなんだよ。
もっと踏み込んだプロンプトの型を知りたい人のために、補足を畳んでおく。興味があれば開いてくれ。
さらに効くプロンプトの組み立て方(上級)
基本の4つに慣れたら、次の要素を足すと精度が上がる。(1)思考の手順を指定する:「まず前提を整理し、次に根拠を挙げ、最後に結論を述べて」と段階を踏ませる。(2)制約条件を明示する:「憶測は避け、資料に書かれた事実だけで答えて」。ハルシネーション対策に効く。(3)自己批判させる:「あなたの回答の弱点を、あなた自身で指摘して」。二度手間に見えて、これが一番効く。AIに自分の答えを検算させるイメージだ。
新NISAにおすすめネット証券3社

2024年1月に始まった新NISAの口座開設が加速しています。
金融庁が2026年7月3日に公表した調査によると、2025年12月末時点のNISA口座数は2,821万口座、累計買付額は71兆円に達しました。
ボッチ日本証券業協会の調査を見ると、2026年1~5月だけでも164万口座が新たに開設されているよ。

引用|日本証券業協会|「NISA口座の開設・利用状況調査結果(証券会社10社・2026年5月末時点)」の公表について
ようこ今回紹介するSBI証券・マネックス証券・楽天証券は、いずれも口座開設料と口座維持費が無料です。
3社の特徴や良さをそれぞれ紹介するので、参考にしてください。
SBI証券|投資初心者にも使いやすい!つみたて投資枠の対象ファンドが豊富
| つみたて投資枠対象商品 | クレカ積立 | 貯められるポイント |
295本 | 三井住友カード/Olive タカシマヤカード 東急カード アプラスカード UCSマークがついたクレジットカード 大丸松坂屋カード オリコカード | Vポイント dポイント PayPayポイント Pontaポイント JALのマイル |
| ポイント付与率 | 新NISAにおすすめ度 | ポイントの使い道 |
| 0%~最大3.0 % ※年間利用金額に応じて、ポイント付与率が変動する ※三井住友カード Visa Infiniteは最大6.0% | ネット証券口座数No.1※1 新NISA取引は投資信託・国内株式・米国株式・海外ETFの売買手数料が無料 | iD加盟店やVisaのタッチ決済 ANAマイル Vポイント投資など |
※1 SBIの口座数には、2019年4月末以降SBIネオモバイル証券(2024年1月9日、SBI証券と
合併)の口座数、2020年10月末以降SBIネオトレード証券の口座数、2021年8月末以降
FOLIO口座数を含む
SBI証券はこんな人におすすめ!
- ①Vポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALのマイルのどれかを貯めたい人
- ②三井住友カードやOliveを持っている人(クレカ積立でVポイントが貯まる)
- ③最低金額100円という少額から積立投資を始めたい人
- ④手数料を最小限に抑えて投資したい人
- ⑤業績が右肩上がりの安定した企業で投資したい人
キャンペーン情報
SBI証券ではキャンペーンを実施中です。
他のみんなよりもお得な特典をゲットして、新NISAを始めたい方はキャンペーンを利用しましょう。
詳しくはSBI証券キャンペーンの記事をご覧ください。

SBI証券は、つみたて投資枠の商品数が業界トップのネット証券です。
三井住友カードやOliveのクレカ積立などで貯めたVポイントは、国内株式や投資信託の金額指定買付・積立買付に利用できます。
新NISA関連の動画セミナーやシミュレーション機能もあり、投資初心者に手厚く安心です。
SBI証券を利用した人の声を見る
※僕の元同僚や知人に、直接話を聞かせてもらいました。
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※僕の知人に直接話を聞かせてもらいました。
よくある質問(FAQ)
- ChatGPT Plusだけで投資は勝てますか?
-
勝たせてはくれない。ここは正直に言う。ChatGPT Plusは、勝率を上げるための”作業と検証”を助ける道具であって、勝敗を決める魔法じゃない。決算を読む時間を短縮し、自分の考えの穴を突いてくれる。だが、最終的に何を買い、いつ売るかを決めるのは、いつだって自分自身だ。
- 無料版でも株式投資に使えますか?
-
ニュースの要約や用語の学習くらいなら、無料版でも十分に使える。ただし、この記事で1位に挙げた「決算書PDFの読み込み」や、Deep Research、データ分析といった”投資活用の主役”は、Plus向きだ。触りを試すなら無料、本気で作業を圧縮したいならPlus、という切り分けでいい。
- ProやGoなど、他の有料プランとの違いは?
-
ざっくり言えば、利用できる上限や高度な機能の枠が違う。ただ、個人投資家の活用なら、まずはPlusで十分なことが多い。Plusを使い倒して、明確に「足りない」と感じてから上位プランを検討すればいい。料金・仕様は執筆時点のもので変わりやすいから、最新は公式で確認してくれ。
- AIが出した数字は、そのまま使っていいですか?
-
ダメだ。転記ミスもあれば、ハルシネーション(それっぽい嘘)もある。数字は必ず、決算短信や証券口座といった原典で照合すること。要点をつかむのはAI、最後の数字合わせは自分。この役割分担だけは、絶対に崩すな。
- 株価予想を聞くのはアリですか?
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「両シナリオを洗い出す思考実験」までならアリだ。だが「AIの予想を信じて張る」のはナシ。当てるための道具じゃない。予想を鵜呑みにするのは、番外編で警告した”終わる使い方”そのものだ。備えるために使え、当てるために使うな。
- 投資助言(アドバイザー)として使えますか?
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使えない。ChatGPTは投資助言者ではないし、いかなる投資結果にも責任を取らない。あくまで、情報整理・学習・壁打ちの”補助”だ。ここを勘違いすると足をすくわれる。助言が欲しいなら、それは資格を持った専門家の領域だ。
まとめ|AIは”勝たせてくれる魔法”じゃない。”手間と迷いを減らす相棒”だ

長くなったから、要点をまとめておく。ChatGPT Plusが株式投資で本当に効くのは、次の使い方だ。
- 1位〜7位=決算分析・ポートフォリオ診断・壁打ち・学習・作業自動化・翻訳・シナリオ作成。すべて”作業と検証”の領域。
- 番外編=銘柄選定の丸投げ・株価予想の鵜呑み・リアルタイム株価の誤認・ハルシネーションの放置。これは”やるな”。
- 聞き方のコツ=「役割・前提・出典・反論」。この4つで効果は10倍になる。
結局のところ、こういうことだ。「AIに勝たせてもらう」という発想を捨てて、「AIで自分の作業と検証を圧縮する」という発想に切り替えた瞬間、月20ドルは安すぎる投資になる。逆に、勝たせてもらおうと思ってる限り、いくら課金しても情報商材に金を払っていた昔の俺と同じ末路をたどる。道具は、使うやつを選ばない。使い方を選ぶんだ。
難しく考えるな。まずは今夜、気になっている銘柄の決算を1本、AIに読ませてみろ。「要点を3つ出して」——それだけでいい。分析の景色が、ガラッと変わるのが分かるはずだ。楽して勝とうとして80万溶かして、300万を溶かして、それでもまだ相場にしがみついてる俺の屍を——お前は、越えてくれ。
ちょく道具は、使うやつを選ばない。使い方を選ぶんだ。ChatGPT Plusを”当てる機械”にするか、”考えを鍛える相棒”にするか——決めるのは、お前だ。まず1本、決算を読ませてみろ。話はそれからだ。










