「Geminiに株の相談したら、勝てる銘柄を教えてくれるんじゃないか」――正直に言え。ちょっとだけ、そう思ってるだろ?
その気持ち、痛いほどわかる。俺も昔は「AI」どころか「絶対上がる10倍株の見つけ方」みたいなセミナーに、合計80万以上つぎ込んだ男だからな。新興株とIPOで一発逆転を狙い続けて、300万を溶かした。給料が補填で消えていく夜、証券口座の赤い数字をスマホで見つめたまま、朝までまんじりともできなかったことが何度もある。
だからこそ、最初にハッキリ言っておく。Gemini Pro(AI)は、勝てる銘柄を予言してくれる魔法の杖じゃない。それを期待して課金すると、昔の俺と同じ道をたどる。
でもな。落胆するのはまだ早い。使い方さえ間違えなければ、Gemini Proは「決算を丸ごと読み込んで3分で要約してくれる、文句ひとつ言わないリサーチ助手」になる。これは俺が15年前にのどから手が出るほどほしかった相棒だ。この記事では、そんなGemini Proを株式投資に活かす方法を、「効果が高い順・手軽な順」のおすすめランキングで並べていく。読み終わる頃には、こんな状態になっているはずだ。
- Gemini Proで「何を・どの順番で」やればいいかが、迷わず決まる
- 無料でいいのか、月2,900円のProにすべきか、自分の使い方で判断できる
- AIに夢を見て大損する側ではなく、AIを冷静に使い倒す側に回れる
じゃあ、始めよう。まずは結論からだ。
結論:Gemini Proは「勝てる銘柄を教える機械」ではなく「最強のリサーチ助手」だ

結論から言う。AIに「予言」を求めるな。「下ごしらえ」を任せろ。これがGemini Proを株式投資で使う上での、たった一つの正解だ。
理由はシンプルだ。株価が上がるか下がるかは、未来の話。未来は誰にもわからない。人間にもAIにもだ。だが、投資判断に必要な「材料集め」――決算書を読む、業界の動向を調べる、ニュースの論点を整理する――この地味で時間のかかる作業は、AIが恐ろしく速く、しかも安定してこなしてくれる。ここにAIの本当の価値がある。
料理でたとえるならこうだ。玉ねぎのみじん切り、出汁を取る、下味をつける――この面倒な仕込みはAIに全部やらせる。だが「この料理を客に出すかどうか」の最終判断だけは、自分の舌で決める。それが、AI時代の個人投資家の正しい立ち位置だ。仕込みまで丸投げしていい。でも、最後の一口を確かめずに出すな。それをやってきたのが、情報商材に貢いでいた昔の俺だからな。
ボッチGeminiに「明日上がる株教えて」って聞けばいいじゃん!AIって賢いんでしょ?
ちょくそれやって溶かすのが、お前みたいなタイプなんだよ。AIは”下調べ”の天才だが、”予言者”じゃない。落ち着け。まずはそこを腹に落とすところからだ。
この記事で言う「活用方法ランキング」は、単なる機能の羅列じゃない。「効果の高さ × 初心者のやりやすさ」で並べた”やる順番”だ。上から順にやれば、まず失敗しない。そういう地図として使ってくれ。
そもそも何が違う? 株式投資でGeminiを選ぶ3つの強み

「ChatGPTもあるのに、なんでGemini?」――当然の疑問だ。ここを先に潰しておく。株式投資という用途に限れば、Geminiには他のAIと比べてハッキリした強みが3つある。
強み①:Google検索と連動した”情報の鮮度”
投資で一番怖いのは「古い情報」だ。半年前の決算をもとに判断したら、そりゃ事故る。GeminiはGoogle検索と深く連動していて、最新の開示・ニュース・株価情報を拾いに行ける。
この「今の情報にアクセスできる」という点が、株式投資という時間との勝負において、地味だが決定的な武器になる。
もちろん、これは万能じゃない(後半の「注意点」で厳しめに釘を刺す)。
ちょくだが、机上の学習データだけで固まったAIより、検索で”今”を取りに行けるAIのほうが、投資リサーチには向いている。これは間違いない。
強み②:決算書を丸ごと飲み込む”長文読解の体力”
Geminiは、一度に扱える文章量(コンテキスト)が非常に大きいモデルとして知られている。これが何を意味するか。
数十ページある決算短信や、100ページ超の有価証券報告書を、丸ごと一気に読み込ませて要約させられるということだ。
兼業投資家にとって、これがどれだけありがたいか。有報を一本まともに読むには半日かかる。その半日が、AIに任せれば数分になる。空いた時間で、他の銘柄も見られるし、家族との時間も取れる。
投資で足りないのは、多くの場合「知識」じゃなく「時間」なんだ。ここをAIが埋めてくれる。
強み③:投資と相性のいい”3つの武器”――Deep Research・Gems・Canvas
Gemini(特に有料のPro以上)には、株式投資と抜群に相性のいい機能が3つある。これがランキングの主役になるので、名前だけ先に覚えておいてくれ。
- Deep Research…AIが自動でウェブを何度も検索し、数十ページ規模のリサーチレポートを書き上げる機能。銘柄・業界の”丸ごと下調べ”に使う
- Gems…役割や出力形式を固定した「自分専用AIアシスタント」を作って保存できる機能。毎回プロンプトを書き直す手間が消える
- Canvas…リサーチ結果を図解・比較表・簡易シミュレーションなどに”見える化”変換する機能
ようこ正直、ChatGPTと何が違うのか曖昧だったんですけど…ざっくり言うと、どう覚えればいいですか?
ちょくざっくりでいい。「検索の鮮度」と「長い文章を丸ごと読む力」に強いのがGemini。決算読みと下調べが多い株のリサーチには、この2つがドンピシャなんだ。
【本題】Gemini Pro 株式投資 活用方法 おすすめランキングTOP7

お待たせした。ここからが本題だ。Gemini Proを株式投資に使う方法を、「効果 × 手軽さ」で並べたおすすめ順で7つ紹介する。まずは全体像を一覧で見てくれ。上から順にやれば、迷わない。
| 順位 | 活用法 | ざっくり何ができる | おすすめ度 | 必要プラン目安 |
| 1位 | Deep Researchで銘柄・業界を丸ごと下調べ | 数十ページ規模の自動リサーチ&1〜2万字レポート | ★★★★★ | 無料〜Pro推奨 |
| 2位 | 決算短信・有報PDFを3分要約 | 長い開示資料の要点・リスク・成長戦略を抽出 | ★★★★★ | 無料〜 |
| 3位 | Gemsで自分専用アナリストを作る | 役割・型を固定したAIを保存し使い回す | ★★★★☆ | 無料〜 |
| 4位 | Canvasでリサーチを図解・見える化 | レポートを比較表・図解・簡易シミュに変換 | ★★★★☆ | Pro推奨 |
| 5位 | ニュース・開示のセンチメント分析 | 記事や開示の論点・温度感を構造化整理 | ★★★☆☆ | 無料〜 |
| 6位 | チャート画像を読ませて壁を洗い出す | スクショから支持線・抵抗線の仮説出し | ★★★☆☆ | 無料〜 |
| 7位 | 投資の勉強相手(壁打ち)にする | 用語・制度・戦略の質問、仮説への反論役 | ★★★☆☆ | 無料〜 |
迷ったら、まず1位と2位だけやればいい。この2つを回せるようになるだけで、リサーチの質とスピードが別次元になる。では、ひとつずつ深掘りしていく。
【1位】Deep Researchで銘柄・業界を”丸ごと下調べ”させる
堂々の1位は、Deep Researchだ。これは正直、ゲームチェンジャーと言っていい。
Deep Researchは、こちらがテーマを投げると、AIが自動でウェブ検索を何十回も繰り返し、複数のソースを突き合わせて、1〜2万字規模の構造化レポートを書き上げてくれる機能だ。しかも引用元付き。実際、「Gemini+Deep Researchで個別銘柄の”買い推奨株価”を含むレポートを作った」という実践報告も出ている(出典:ITmedia オルタナティブ・ブログ/執筆時点で確認)。
ちょく人間が丸一日かける下調べを、コーヒー一杯飲む間に片付けてくれる、と言えばこの威力が伝わるか。
使い方はこうだ。
入力ウィンドウの「ツール」をクリックし、「Deep Research」を選択する。これでAIが”じっくり調べるモード”に切り替わる。
ただ「〇〇について調べて」ではもったいない。役割と、ほしい構成を具体的に指定するとレポートの質が跳ね上がる。
プロンプトの例を置いておく。コピペして、銘柄名を変えて使ってくれ。
あなたは百戦錬磨の証券アナリストです。「〇〇(銘柄名・証券コード)」について、個人投資家が投資判断に使うためのリサーチレポートを作成してください。以下の構成で、出典URLを明記しながらまとめること。
①事業内容と収益の柱/②直近決算の要点(良かった点・悪かった点)/③強みと競争優位/④リスク・懸念材料/⑤同業他社との比較/⑥強気シナリオと弱気シナリオ。
※不確実な情報は「推測」と明記し、断定を避けること。
費用対効果の話をすると、このDeep Researchこそ課金の主戦場だ。無料版でも試せるが利用回数に制限がある。
本気でリサーチに使い倒すなら、後述するAI Proの快適さが効いてくる。
ちょく「決算1本を自分で半日かけて読む労力」と天秤にかければ、答えは自ずと出るはずだ。
【2位】決算短信・有価証券報告書のPDFを”3分要約”させる
2位は、決算資料の要約だ。これは「強み②:長文読解の体力」がモロに活きる使い方で、たぶん一番”日常使い”することになる。
やり方は拍子抜けするほど簡単だ。企業のIRページからダウンロードした決算短信のPDFをGeminiにアップロード(またはURLを指定)して、「要約して」と頼むだけ。それだけで、業績のサプライズ要因、リスク要因、経営陣が強調している成長戦略が、3分で読める箇条書きになって返ってくる。
ただ「要約して」だけだと平凡なまとめしか出ない。ここでも“役割”と”視点”を与えるのがコツだ。
添付した決算短信を、百戦錬磨の投資アナリストの視点で分析してください。
①ポジティブ材料を3つ/②ネガティブ材料・懸念点を3つ/③次の四半期決算で特に注目すべきポイントを3つ/④この決算を受けて株価が反応しそうな論点。
それぞれ、資料のどの部分を根拠にしたかを添えてください。
夜、仕事から帰ってきて、気になる銘柄の決算をひとつずつ手作業で読む――あの時間、正直しんどくないか?
俺は昔、それが面倒で決算をろくに読まずに雰囲気で買って、何度も痛い目を見た。AIに下読みさせて、自分は「AIが見落としてないか」「この解釈は妥当か」のチェックに集中する。
ようここの分業を覚えると、投資の質と生活の余裕が、両方いっぺんに上がるわ。
【3位】Gemsで”自分専用の投資アナリスト”を作って使い回す
3位はGems。これは「毎回同じプロンプトを打つのが面倒」という悩みを一発で解決してくれる。
Gemsは、役割・口調・出力フォーマットをあらかじめ設定した「自分専用のAIアシスタント」を作って保存できる機能だ。一度「投資アナリストGem」を作っておけば、次からは銘柄名を打ち込むだけで、いつも同じフォーマットの分析が返ってくる。
実際、「証券コードを入れるだけで高配当株・財務をチェックできるGem」を自作して公開している個人投資家もいる(出典:リベシティ ライブラリ/執筆時点で確認)。
設定に入れておくといい指示はこんな感じだ。
- 役割:「あなたは慎重派の証券アナリスト。楽観的な断定を避ける」
- 出力形式:「必ず”良い点/懸念点/注目点”の3ブロックで、各3項目」
- 禁止事項:「”必ず上がる””絶対”などの断定は使わない。不確実な点は推測と明記」
この「禁止事項」を入れておくのが、実は俺のこだわりだ。AIは放っておくと調子のいいことを言う。昔の情報商材屋みたいにな。最初から「断定するな」とクギを刺しておくと、暴走しにくくなる。
【4位】Canvasでリサーチ結果を”図解・比較表・シミュレーション”に変換する
4位はCanvas。1位のDeep Researchで作った長文レポート、そのままだと読むのが大変だろ? それをCanvasに渡すと、比較表・図解(インフォグラフィック)・簡単なシミュレーションなどに”見える化”してくれる(参考:Gemini公式 Canvas紹介ページ/執筆時点)。
たとえば「A社・B社・C社の同業3社を比較したレポート」を、Canvasで一枚の比較表にまとめさせる。文字で1万字読むより、表でパッと見たほうが頭に入る場面は多い。
1位・2位で”材料を集める”、4位で”それを見やすく整える”。この連携ができると、リサーチが一気にプロっぽくなる。
ようこDeep Researchで作ったレポートを、そのままCanvasで表にできるってことですね。情報を集めるのと、整理するのがセットになるんだ。
ちょくそういうことだ。集める→整える、が地続きになる。ここまで来ると、AIが”リサーチチーム”みたいに働き出す。
【5位】ニュース・開示の”センチメント分析”で強気・弱気を整理する
5位はセンチメント(市場心理)分析。特定の銘柄に関するニュース記事や開示文、あるいは複数の論調をGeminiにペーストして、「この情報は市場にとって強気材料か弱気材料か、論点ごとに整理して」と頼む使い方だ。
ごちゃごちゃした情報の”温度感”を構造化してくれるのが便利なんだが、ここには重要な注意がある。「整理」はさせても、「上がる/下がる」の断定はさせるな。
センチメントはあくまで材料の交通整理。売買の号令じゃない。ここを混同すると、AIの”それっぽい断定”に引っ張られて判断を誤る。
【6位】チャート画像を読ませてテクニカルの”壁”を洗い出す
6位はチャート画像の解析。株価チャートのスクリーンショットをGeminiに読み込ませて、「トレンドの方向性は? 支持線・抵抗線はどのあたり?」と聞く使い方だ。画像を理解できるAIならではの芸当だな。
ただし、これは順位を6位にしている理由がある。テクニカル分析は、AIが最も”それっぽく外す”領域だからだ。
チャートから読み取れる「壁(節目)の候補」を洗い出す壁打ちには使えるが、「ここで買え」というサインとして鵜呑みにするのは危険だ。
ボッチ仮説出しの相棒、くらいの距離感がちょうどいいね。
【7位】投資の”勉強相手(壁打ち)”にする
最後、7位は勉強相手・壁打ち役としての活用だ。新NISAの成長投資枠とつみたて投資枠の違い、PERとPBRの意味、配当利回りの考え方――こういう「今さら人に聞けない」疑問を、Geminiは何度でも、バカにせず教えてくれる。
俺が一番グッとくるのは、「自分の投資仮説にわざと反論させる」使い方だ。「俺は〇〇株を買おうと思う。この判断の弱点を、反対派の立場から3つ指摘してくれ」――こう頼むと、自分では見えていなかった穴が浮かび上がる。
個人投資家は基本ひとりだ。買う理由・売る理由を相談する相手がいない。その孤独を、AIはずいぶん和らげてくれる。俺が15年前にこれを持っていたら、300万溶かさずに済んだかもな。
ボッチえー、1位から7位まで全部やるの、正直だるいんだけど…
ようこボッチ、ちゃんと読んだ?「まず1位と2位だけでいい」ってさっき書いてあったよ。全部いっぺんにやらなくていいの。
無料でいい? Pro(¥2,900)にすべき? ―― 使い方別プラン選び

さて、一番シビアに気になるところだろう。「で、月2,900円払う価値あるの?」だ。ここは正直に、使い方ベースで答える。まず、執筆時点(2026年7月)で報道されている主なプランを整理しておく。
| プラン | 月額(税込・執筆時点/報道ベース) | 投資用途でのざっくり位置づけ | こんな人向け |
| 無料版 | 0円 | 基本機能+Deep Research等を回数制限つきでお試し可 | まず試したい全員 |
| Google AI Plus | 約725円 | 回数制限がゆるくなるエントリー有料プラン | たまに投資リサーチする人 |
| Google AI Pro (旧Gemini Advanced) | 約2,900円 ※初月無料と報道 | Deep Researchを本格運用。上位モデル・大容量ストレージ等 | 本気でリサーチを回す個人投資家 |
| Google AI Ultra | 5x:約14,500円 20x:約32,000円 | 最上位。ヘビーユース・業務用途向け | 個人投資家には基本オーバースペック |
※重要な注意:AIサービスの料金・プラン名・搭載モデルは、恐ろしいスピードで変わる。上の数字は執筆時点(2026年7月)の報道ベースの目安だ。
実際に契約する前に、必ずGemini公式のプランページで最新の料金・内容を自分の目で確認してくれ。ここをサボると「思ってた内容と違う」が起きる。
まずは無料版で”1位・2位”を試せ
結論、いきなり課金するな。まず無料版で、ランキング1位のDeep Researchと2位の決算要約を、気になる銘柄で1回ずつ試してみろ。
それだけで「これは俺の投資に効くな」と感じるか、「別にいらないな」と感じるか、はっきりする。
ちょく判断材料は、他人のレビューじゃなく、自分で回した実感だ。
Deep Researchを頻繁に回すならAI Proが費用対効果◎
無料版で「これは使える」となって、Deep Researchを週に何本も回したくなったら、そこがPro(約2,900円)の出番だ。無料版は利用回数に制限があるが、Proになるとその制限がぐっと緩くなり、上位モデルや大容量ストレージも付いてくると報じられている。
費用対効果は、こう考えるとわかりやすい。決算1本を自分で半日かけて読む時間の価値と、月2,900円。あなたの時給がいくらであれ、月に数本しっかりリサーチするなら、たいていProのほうが安上がりだ。
俺は「時間を金で買う」という発想を持てるようになってから、投資も人生も楽になった。ただし――繰り返すが、これは「課金すれば勝てる」という話じゃない。「リサーチが速く・深くなる」という話だ。ここを混同するな。
ようこいきなり課金するのは、やっぱりちょっと怖くて…。無料と有料、どう決めればいいですか?
ちょく怖いなら課金するな。まず無料でDeep Researchを1回回してみろ。それで「毎週使いたい」と思ったら、その時に初めてProを考えればいい。順番を守れば失敗しない。
ここだけは守れ:AIに投資判断を”丸投げ”してはいけない4つの理由

ここは、この記事で一番大事なところだ。真面目に読んでくれ。Gemini Proは優秀な相棒だが、投資判断そのものを丸投げしていい相手じゃない。その理由を4つ、はっきり言う。
理由①:ハルシネーション(もっともらしい嘘)がある
AIは、平気で”それっぽい嘘”をつく。これをハルシネーション(幻覚)という。
実在しない数字を出したり、配当利回りや財務データを微妙に間違えたり、それを堂々と、自信満々の口調で言う。ここが一番怖い。断定口調に人は弱いからな。
ちょくだからAIが出した数字は、必ず企業のIR資料や証券会社の正式データで裏を取る。例外はない。
理由②:リアルタイムの株価・最新数値は”ズレる”ことがある
Geminiは検索連動で”今”に強いとはいえ、リアルタイムの株価や、出たばかりの数値を完璧に反映できるわけじゃない。
数分〜数時間、あるいはそれ以上のズレが出ることもある。株価や約定に関わる数字は、AIの回答ではなく、必ず証券会社の画面で確認しろ。
当たり前のようだが、便利さに慣れると、つい忘れる。
理由③:AIの出力は「投資助言」ではない(責任は自分)
これは大原則だ。Geminiが「この銘柄は魅力的です」と言おうが、それは投資助言でも、金融商品の推奨でもない。買って損しても、AIは1円も補填してくれない。
最終判断をするのも、その結果を引き受けるのも、いつだって自分だ。この当たり前を忘れた瞬間、人はAIを”言い訳”に使い始める。
「AIが言ってたから」は、昔の「セミナーで先生が言ってたから」と同じ響きだ。俺はその言葉で80万溶かした。
ボッチでもさ、AIが言ってたんだから、それ通りに買えば勝てるっしょ?外れたらAIのせいじゃん!
ちょくそれ、情報商材に貢いでた昔の俺と同じセリフだ。判断を他人(AI)に預けた時点で、お前はもうカモなんだよ。やめとけ。相棒は使うもんで、崇めるもんじゃない。
理由④:使いこなしの鍵は”良いプロンプト”と”裏取り”
逆に言えば、①〜③を理解した上で使えば、Gemini Proは本当に頼れる。鍵は2つだけ。「役割・構造・出典を指定した良いプロンプト」を投げること。そして「出てきた答えを鵜呑みにせず裏取りすること」。
この2つを徹底するだけで、AIは”嘘をつく凡人”から”優秀なアシスタント”に化ける。
もっと踏み込んだプロンプトのコツを知りたい人向けに、下にまとめておく。
投資リサーチが深くなるプロンプト設計の4カ条
- 役割を与える:「あなたは慎重派の証券アナリストです」と立場を固定する。回答の精度と一貫性が上がる。
- 出力構造を指定する:「良い点3つ/懸念点3つ/注目点3つ」のように、ほしい型を先に渡す。
- 出典と不確実性を要求する:「根拠となる出典URLを添えて。不確実な点は”推測”と明記して」と縛る。嘘を減らせる。
- 反論させる:「この見立ての弱点を、反対派の立場から指摘して」と頼む。自分の思い込みを壊せる。
今日から始める3ステップ(初心者向けロードマップ)

理屈はもういい。動こう。難しく考えるな。最初は「1銘柄・1レポート」でいい。この3ステップだけ、今日やってみてくれ。
気になっている銘柄をひとつ選び、記事内のプロンプト例を使ってDeep Researchでレポートを作らせる。まずはこの威力を体感する。
同じ銘柄の最新決算短信を要約させる。AIの見立てと自分の考えのズレを確認する。この”答え合わせ”で腕が上がる。
「これは使える」と実感できたら、自分用の分析Gemを作る。Deep Researchを頻繁に回したくなったら、そこで初めてProを検討すればいい。
ちょくな、大したことないだろ? 最初から全機能を使いこなそうとするから動けなくなる。1銘柄、1レポート。それでいい。
新NISAにおすすめネット証券3社

2024年1月に始まった新NISAの口座開設が加速しています。
金融庁が2026年7月3日に公表した調査によると、2025年12月末時点のNISA口座数は2,821万口座、累計買付額は71兆円に達しました。
ボッチ日本証券業協会の調査を見ると、2026年1~5月だけでも164万口座が新たに開設されているよ。

引用|日本証券業協会|「NISA口座の開設・利用状況調査結果(証券会社10社・2026年5月末時点)」の公表について
ようこ今回紹介するSBI証券・マネックス証券・楽天証券は、いずれも口座開設料と口座維持費が無料です。
3社の特徴や良さをそれぞれ紹介するので、参考にしてください。
SBI証券|投資初心者にも使いやすい!つみたて投資枠の対象ファンドが豊富
| つみたて投資枠対象商品 | クレカ積立 | 貯められるポイント |
295本 | 三井住友カード/Olive タカシマヤカード 東急カード アプラスカード UCSマークがついたクレジットカード 大丸松坂屋カード オリコカード | Vポイント dポイント PayPayポイント Pontaポイント JALのマイル |
| ポイント付与率 | 新NISAにおすすめ度 | ポイントの使い道 |
| 0%~最大3.0 % ※年間利用金額に応じて、ポイント付与率が変動する ※三井住友カード Visa Infiniteは最大6.0% | ネット証券口座数No.1※1 新NISA取引は投資信託・国内株式・米国株式・海外ETFの売買手数料が無料 | iD加盟店やVisaのタッチ決済 ANAマイル Vポイント投資など |
※1 SBIの口座数には、2019年4月末以降SBIネオモバイル証券(2024年1月9日、SBI証券と
合併)の口座数、2020年10月末以降SBIネオトレード証券の口座数、2021年8月末以降
FOLIO口座数を含む
SBI証券はこんな人におすすめ!
- ①Vポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALのマイルのどれかを貯めたい人
- ②三井住友カードやOliveを持っている人(クレカ積立でVポイントが貯まる)
- ③最低金額100円という少額から積立投資を始めたい人
- ④手数料を最小限に抑えて投資したい人
- ⑤業績が右肩上がりの安定した企業で投資したい人
キャンペーン情報
SBI証券ではキャンペーンを実施中です。
他のみんなよりもお得な特典をゲットして、新NISAを始めたい方はキャンペーンを利用しましょう。
詳しくはSBI証券キャンペーンの記事をご覧ください。

SBI証券は、つみたて投資枠の商品数が業界トップのネット証券です。
三井住友カードやOliveのクレカ積立などで貯めたVポイントは、国内株式や投資信託の金額指定買付・積立買付に利用できます。
新NISA関連の動画セミナーやシミュレーション機能もあり、投資初心者に手厚く安心です。
SBI証券を利用した人の声を見る
※僕の元同僚や知人に、直接話を聞かせてもらいました。
マネックス証券|dカード積立に対応!カードの種類や利用条件に応じてdポイントが貯まる
| つみたて投資枠対象商品 | クレカ積立 | 貯められるポイント |
283本 | マネックスカード dカード | マネックスポイント dポイント |
| ポイント付与率 | 新NISAにおすすめ度 | ポイントの使い道 |
0.2%~最大3.1% ※dカードは積立金額でポイント還元率が変動する 5万円以下:1.1% 5万円超過~7万円以下:0.6% 7万円超過~10万円以下:0.2% ※最大3.1%還元はdカード PLATINUMの場合 | 新NISA取引は売買手数料が 無料※1 | Amazonギフトカード Pontaポイント WAONポイント Vポイント dポイント投資など |
※1 日本株、米国株、中国株についてNISAで取引可能なのは現物取引です。
マネックス証券はこんな人におすすめ!
- ①クレカ積立でポイントを効率的に貯めたい人(基本ポイント還元率が最高レベルの1.1%)
- ②dカードを持っている人(クレカ積立でdポイントが貯まる)
- ③銘柄分析の神ツール銘柄スカウターを使いたい人
- ④IPO(新規公開株)投資したい人(完全平等抽選)
- ⑤米国株や中国株の銘柄に興味がある人
キャンペーン情報

マネックス証券ではdカード積立開始を記念して、NTTドコモとの「dカード積立開始記念キャンペーン」を実施中です。
dカード積立とショッピング等で、dカード積立の積立額の最大10.0%をdポイントで還元するキャンペーンです。
クレカ積立でポイントを効率よく貯めたい方や、米国株投資に興味がある方は、マネックス証券の口座開設を検討してみてくださいね。

マネックス証券はクレカ積立の基本ポイント還元率がNo.1の1.1%なので、クレジットカード決済でポイントを効率よく稼ぎたい方には特におすすめです。
クレカ積立にdカード®・dカード GOLD®・dカード PLATINUMが使えるようになったので、dポイントがざくざく貯まります。
マネックス証券で口座開設すれば無料で利用できる、銘柄スカウターは銘柄探しを超効率化できる便利アプリです。
ようこ新NISAの銘柄を分析するなら、マネックス証券の銘柄スカウターが神ツールで使いやすいわ。

楽天証券|楽天ユーザーにお得!楽天ポイントを投信積立にも使える
| つみたて投資枠対象商品 | クレカ積立 | 貯められるポイント |
290本 | 楽天カード | 楽天ポイント |
| ポイント付与率 | 新NISAにおすすめ度 | ポイントの使い道 |
| 0.5%~2.0% ※カードのランクでポイント還元率が変動 ※年間カード利用額を問わずポイント還元率は固定 ※最大2.0%還元は楽天ブラックカードの場合 | NISA口座数が業界最多の600万口座突破※1 新NISA取引は投資信託・国内株式・米国株式・海外ETFの売買手数料が無料 | 楽天経済圏での買い物 楽天ポイント投資など |
※1 金融庁「NISA口座の利用状況調査(令和6年9月末時点)」および各社ホームページ上での開示情報により、楽天証券にて集計
楽天証券はこんな人におすすめ!
- ①楽天ポイントを貯めている人
- ②楽天カードを持っている人(クレカ積立で楽天ポイントが貯まる)
- ③クレジットカードの年間利用金額を気にせずクレカ積立したい人
- ④初心者でも使いやすい操作画面がいい人
- ⑤日本経済新聞社が提供する日経テレコン楽天証券版を無料で読みたい人
キャンペーン情報
楽天証券ではキャンペーンも実施中です。
新NISAをお得に始めたい方は、キャンペーンを利用しましょう。
詳しくは楽天証券キャンペーンの記事をご覧ください。

楽天証券は楽天カードクレジット決済で月10万円+楽天キャッシュで月5万円利用すれば、最大月15万円までポイント還元対象です。
楽天証券のクレカ積立は年間カード利用額を問わずポイント還元率が固定なので、毎年のカード利用額を気にせず積立ができます。
楽天カードや楽天銀行の口座があれば入金やポイント獲得もスムーズなので、楽天経済圏を利用している人には特におすすめです。
楽天証券を利用した人の声を見る
※僕の知人に直接話を聞かせてもらいました。
よくある質問(FAQ)
- Gemini Proだけで銘柄を選んで大丈夫?
-
ダメだ。Gemini Proは「下調べ」に使う相棒であって、最終判断を任せる相手じゃない。AIが出した情報は必ずIR資料や証券会社の正式データで裏取りし、買うかどうかは自分で決めること。責任を負うのも自分だ。
- 無料版とProで、投資用途では何が違う?
-
ざっくり言うと、Deep Researchなどの利用回数の余裕、上位モデルの利用、処理の快適さが違う。まず無料で試し、リサーチを頻繁に回したくなったらProを検討するのが失敗しない順番だ。料金・仕様は変動するので必ず公式で最新を確認すること。
- ChatGPTとどっちがいい?
-
用途次第だ。検索の鮮度や、決算書のような長文を丸ごと読ませる作業はGeminiが得意。対話を練り込む使い方はChatGPTを好む人も多い。無理にどちらかに絞らず、リサーチはGemini、と役割で使い分けるのも十分アリだ。
- 結局、料金はいくら?
-
執筆時点(2026年7月)の報道ベースでは、無料版が0円、Google AI Plusが約725円、Google AI Proが約2,900円、AI Ultraが約14,500円〜。ただしAIの料金体系は頻繁に変わるため、契約前に必ずGemini公式のプランページで最新を確認してほしい。
- AIが出した”目標株価”は信じていい?
-
参考値として眺めるのはいいが、鵜呑みは厳禁だ。AIの株価予測は前提条件で大きくブレるし、ハルシネーションの可能性もある。あくまで「そういう見方もある」という一つの材料にとどめ、証券会社のアナリストレポートや自分の分析と突き合わせること。
まとめ:AIは”優秀だが嘘もつく新入り”。下ごしらえは任せ、最後の一口は自分で

長々と付き合ってくれて、ありがとうな。最後に、この記事の要点をもう一度だけ整理する。
- Gemini Proは「勝てる銘柄を予言する機械」ではなく「最強のリサーチ助手」。予言を求めるな、下ごしらえを任せろ
- 活用法は上から順に。まずは1位(Deep Research)と2位(決算要約)だけでいい
- 課金は”使い方”で判断。無料で試し、リサーチを頻繁に回すならAI Pro(約2,900円)が費用対効果◎。料金は必ず公式で最新確認
- ハルシネーション・株価のズレ・投資助言ではない――この3点を忘れず、AIの答えは必ず裏取りする
AIは、俺が15年前――300万溶かして、家族に「投資やめてくれ」と言われて、深夜のリビングでひとり赤いチャートを眺めていたあの頃に、のどから手が出るほどほしかった相棒だ。
24時間、文句も言わず、決算を読んで、業界を調べて、俺の甘い見立てに反論してくれる。こんな相棒がいたら、あんなに遠回りせずに済んだかもしれない。
でもな、これだけは覚えておいてくれ。相棒に、人生の判断まで預けるな。優秀だが、嘘もつく新入りアシスタント――それがAIの正体だ。下ごしらえは遠慮なく任せろ。だが、最後の一口を確かめて、口に運ぶのは、いつだってお前自身だ。
ちょくAIを味方につけて、俺がやった遠回りを、お前はショートカットしてくれ。道具は正しく使えば本物だ。――俺の屍を越えてくれ。
※本記事のモデル名・機能・料金は執筆時点(2026年7月)の報道および公式情報に基づく目安です。AIサービスは更新が速いため、最新の内容は必ずGemini公式サイトでご確認ください。また、本記事は投資助言ではなく、投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。










