「こどもNISAは、12歳になったら引き出せるらしい」——そう聞いて、中学の入学金にでも充てようか、なんて考えてないか?
正直に言う。それ、半分正解で、半分ハズレだ。
「12歳以降は引き出せる」——これは本当だ。でもな、”自由に”引き出せるわけじゃない。使い道の縛りがあって、子ども本人の同意がいって、金融機関に書類を出す手続きが必要になる。ニュースの見出しは「12歳から引き出せる」の部分だけが独り歩きしてるけど、実際はそんなに甘くない。
申し遅れた。俺は投資歴15年、教員をやりながら新NISAと個別株で資産形成してきた、どこにでもいる中年のオッサンだ。ただ、ここに来るまでが地獄でな。20代の頃、「絶対上がる」「一発逆転」って言葉に惚れて、根拠のない集中投資で半年に300万溶かした。情報商材にも80万つぎ込んだ。家族に「投資やめてくれ」と通告された夜のことは、今でも忘れられない。
だからこそ分かるんだ。「12歳で引き出せる」っていう”言葉の甘さ”が、どれだけ人を油断させるか。俺は”言葉”に惚れて溶かした男だからな。
この記事を読み終わる頃には、こうなってる。
- 12歳以降の引き出しに必要な「条件」がハッキリ分かる
- 実際の「手続き」の流れ(誰が・どんな書類を・どこに出すか)がイメージできる
- そもそも「引き出す前提で入れていいのか」まで判断できる
子どもの将来のための金だ。「なんとなく」で始めて、いざという時に「え、引き出せないの!?」と青ざめるのだけは避けよう。まずは、いちばん大事な結論から話す。
ボッチこどもNISAって12歳になったら、教育費として好きに下ろせるんっしょ?余裕じゃん。
ちょくその”好きに”が、そもそも違うんだよボッチ。条件と書類がいる。慌てず座って聞け。ここを勘違いすると、後で泣くぞ。
結論:こどもNISAは「12歳になったら自由に引き出せる」わけじゃない

先に結論を言う。こどもNISAは12歳以降なら引き出せる。ただし「自由に」ではない。引き出すには2つの条件と、金融機関への書類提出という手続きがセットで必要になる。
そもそもの大前提として、こどもNISAは原則「引き出しに制限がある」設計だ。普通の銀行口座みたいに、必要なときにポンと下ろせる箱じゃない。18歳になるまでは、基本的に「入れたら育てる、簡単には出さない」——そういう性格の口座だと思ってくれ。
なぜこんな話を最初にするか。それは、多くの人が「12歳以降は引き出せる」という見出しだけを見て、「12歳になったら自由に使える」と受け取っているからだ。ここのギャップを先に埋めておかないと、実際に引き出したくなったときに「同意書がいる」「使い道が制限されてる」という現実にぶつかって面食らう。
ちょく「引き出せる」=「いつでも自由に使える」ではない。これだけは、この記事の入口で頭に刻んでおいてくれ。
こどもNISAは2027年1月開始予定の新しい制度だ。令和8年度税制改正大綱に盛り込まれたことで方向性はほぼ固まったが、引き出しの様式や必要書類など”細部”は、施行に向けてこれから詰まっていく部分がある。この記事の数字・条件・手続きは大綱や報道をベースにした「執筆時点」の内容だ。実際に口座を作る・引き出すときは、必ず金融庁や各証券会社の公式情報で最新を確認してくれ。
まず全体像:こどもNISAの「払い出しルール」を年齢帯で3段階に整理

「12歳で引き出せる/引き出せない」で混乱するのは、ルールを”点”で見てるからだ。年齢帯で3段階に分けて”線”で見れば、一気にスッキリする。
結論から言うと、引き出しルールはこの3つに分かれる。まずは早見表で全体像をつかんでくれ。
| 年齢帯 | 引き出しの可否 | 必要な条件・手続き | 課税 |
| 〜11歳 (12歳になる年度まで) | 原則不可 (災害等の例外あり) | — | — |
| 12〜17歳 | 条件付きで可 | ①使途が子ども本人のため+②子ども本人の同意+書面の提出 | 非課税 (想定) |
| 18歳〜 | 成人NISAへ移行後は可 | 移行後は一般の成人NISAと同様 | 非課税 (想定) |
この表の「12〜17歳」の行が、まさに検索してきた「12歳 引き出し 条件 手続き」の核心部分だ。ここは後で1セクション丸ごと使って深掘りする。まずは各段階を順番に見ていこう。
〜11歳:原則、引き出せない(12歳ルールの「前半」)
子どもが12歳になる年度までは、原則として引き出せない。ここが「12歳ルール」の前半部分だ。
「え、じゃあ小学生の間は完全にロックなの?」と思うだろ。基本はそうだ。ただし例外がある。災害などやむを得ない事情がある場合は、例外的な払い出しが認められる想定になっている。これは旧ジュニアNISAにもあった仕組みだ。
この「原則引き出せない」という設計、ネガティブに聞こえるかもしれない。でも裏を返せば、制度そのものが「近い将来に使うお金を置く場所じゃないですよ」と言ってくれているってことだ。
ちょくここは後半で一番大事な話につながるから、頭の隅に置いておいてくれ。
「12歳」って正確にいつ?——年齢の数え方に注意
ここ、地味だけど間違えやすいポイントだ。「12歳」は誕生日ちょうどじゃなく、“年度”で区切られる想定になっている。
報道や税制改正大綱ベースの整理では、「その年の3月31日時点で12歳である年(おおむね小学校を卒業する年度)以降」に引き出しが可能になる、という方向で語られている。つまり、6月生まれの子が6月の誕生日を迎えた瞬間から下ろせる、という単純な話ではないってことだ。
ただし、この年齢判定の細かいルールは、まさに施行に向けて確定していく部分だ。「うちの子はいつから引き出せるのか」を正確に知りたいなら、必ず公式が出す最終ルールを確認してくれ。
もっと詳しく:年齢の判定と”年度”の考え方(一般的な整理)
日本の制度では、年齢の基準を「その年の1月1日時点」や「その年の3月31日時点」など、”年度”を軸に定めることが多い。NISA関連でも、対象年齢の判定は「その年の1月1日時点で○歳」といった形が使われてきた。こどもNISAの12歳引き出しも、こうした年度ベースの判定になる想定で報じられている。要するに「誕生日当日に解禁」ではなく「一定の基準日を超えた年度から解禁」というイメージだ。最終的な基準日・判定方法は公式資料で必ず確認してほしい。
ようこ12歳の誕生日がきたら、その日から引き出せるんだと思ってました…!年度で見るんですね。
ちょくそこが引っかかりやすいんだ。”年度”で区切る想定だからな。ここは細部が固まる部分だから、実際に引き出す前に公式の最終ルールを必ず確認しろ。思い込みが一番危ない。
18歳:成人NISAへ移行。ここで”制限”は外れる
3段階の最後だ。18歳になると、こどもNISAは成人NISA(今の新NISA)へ円滑に移行できる方針になっている。
成人NISAへ移った後は、一般の新NISAと同じ扱いだ。つまり、いつでも自分の判断で売却・引き出しができるようになる想定。ここまで来れば「12歳ルール」の縛りからは解放される、と考えていい。
ただし、移行の細かい取り扱い——たとえば「こどもNISAで使った枠が、そのまま成人の生涯投資枠(1,800万円)に単純上乗せされるのか」といった論点は、まだ整理が続いている部分だ。
ボッチここも「移行の詳細は公式で確認」を忘れずにね。
【本題】12歳以降に引き出すための「2つの条件」

さあ、ここからが本題だ。12歳以降に非課税で引き出すには、2つの条件を”両方”満たす必要がある。片方だけじゃダメだ。ひとつずついこう。
条件①:使い道が「子ども本人のため」であること
1つ目の条件は、引き出したお金の使い道が「子ども本人のため」であること。具体的には、進学費用・教育費・子ども本人の生活費などが想定されている。
逆に言えば、こういう使い道はNGのイメージだ。
- 親の生活費や親自身の買い物に充てる
- 親の趣味・遊興費に使う
- 親の借金・ローンの返済に回す
要するに、子ども名義の資産は、あくまで”子どものもの”。親が自分のために引き出す口座じゃない。
ちょくここを勘違いして「子ども名義だけど実質は親の貯金箱」と思ってると、いざ引き出そうとしたときに条件で引っかかる。
条件②:子ども本人が「同意」していること
2つ目の条件が、けっこう独特だ。引き出しについて、子ども本人が同意していること。そして、その同意を示す書面が必要になる想定だ。
「12歳の子どもの同意って、形だけじゃないの?」——そう思う気持ちも分かる。でもな、この条件には明確な意味がある。親が子どもの金を勝手に使い込めないようにするための、最後の歯止めなんだ。
考えてみてくれ。子ども名義の口座に数百万入ってる。もし親が一存で自由に引き出せたら、極端な話、子どもの知らないところで使い切られるリスクだってある。そこに「子ども本人の同意」という一枚を挟むことで、”これは子どものための引き出しですよ”という確認が入る。地味だが、これが効くんだ。
ボッチ12歳の子どもの”同意”なんて、親が「いいよね?」って言えば終わりじゃん。形だけっしょ?
ちょく形だけに見えて、これが”親の使い込み”を止める最後のカギなんだよ。子どもに「これはお前の金だ」と説明する場が生まれる。バカにできんぞ。
「面倒」に見える条件の”意味”——これは子どもの金を守るガードレール
ここまで読んで「条件が多くて面倒だな」と思ったかもしれない。でも、その”面倒くささ”を切り捨てる前に、ひとつ聞いてほしい。
こどもNISAは、旧ジュニアNISAの反省から生まれた制度だ(詳しくは後述する)。その設計思想の根っこには、「子ども名義の資産を、どう守るか」という発想がある。使途の制限も、子どもの同意も、全部「子どもの金を子どものために使わせる」ためのガードレールなんだ。
俺の話をさせてくれ。俺は若い頃、”自由に売買できる”環境で、感情に負けて何度も資産を溶かした。暴落の朝、口座残高を見た瞬間に頭が真っ白になって、売却ボタンを押す指先が氷みたいに冷たくなった。「自由」だったからこそ、パニックで最悪の一手を打てた。あのとき、もし簡単に動かせない仕組みがあったら、俺は退場せずに済んだかもしれない。
だから、こう言いたい。制限は、時に守りになる。「面倒だ」の一言で片付けるには、この設計はよくできている。
ちょくあなたも、こう思ったことはないか?——「自由に引き出せたら、つい使っちゃいそうで怖い」と。こどもNISAの引き出しルールは、そういう”つい”にブレーキをかけてくれる仕組みでもあるんだ。
【本題】12歳以降の引き出し「手続き」の流れ

条件が分かったところで、次は「じゃあ実際どうやって引き出すのか」という手続きの話だ。条件を満たしたうえで、書類を金融機関に提出する——この流れをステップで押さえよう。
※以下の手続きの流れは、税制改正大綱・報道ベースの「一般的な想定」だ。提出書類の正式名称や様式は、施行に向けて各金融機関がこれから定める。実際の手順は、口座を作る証券会社の公式案内を必ず確認してくれ。
引き出しまでの手続きステップ
進学費用や教育費など、子ども本人のための支払いが必要になる。ここが出発点だ。
教育費・生活費など、子ども本人のための使い道であることを確認できる状態にしておく。
引き出しについて、子ども本人が同意していることを示す書面を準備する。ここでちゃんと子どもに説明する場を持つのが理想だ。
口座を管理する親権者等(口座管理者)が、子ども本人の同意書とあわせて、申出書など所定の書類を金融機関に提出する。
金融機関が書類を確認し、要件を満たしていれば非課税のまま払い出しが行われる想定だ。
ざっくり言えば、「使い道の確認 → 子どもの同意書 → 親が申出書を提出 → 金融機関がチェック → 払い出し」という流れだ。
ちょく銀行のATMでピッと下ろすのとは、ぜんぜん手触りが違うのが分かるだろ?
誰が手続きするのか=「親権者等(口座管理者)」
手続きの主体は、基本的に親権者等(口座管理者)=親側だ。こどもNISAの口座を管理するのは親権者等だから、書類を出しに動くのも親になる。
ただし、さっき話した通り「子ども本人の同意」が前提だ。つまり、親が動くけど、子どもがOKしないと手続きは進まないという構造になっている。
親の一存だけでは完結しない。これも「子どもの金を守る」設計の一部だ。
ようこ手続きをするのは親、でも子どもの同意も要る——つまり2人セットで初めて動く、ってことですね。
ちょくそういうこと。”親が動くけど子どもがOKしないと進まない”。よくできた仕組みだろ。親の暴走にブレーキがかかる。
引き出したお金は課税される?(非課税と遡及課税の話)
ここ、旧ジュニアNISAで散々嫌われたポイントだから、しっかり説明する。条件と手続きを満たした払い出しは、非課税で引き出せる想定だ。
そして重要なのが、旧ジュニアNISAで悪名高かった「途中で引き出すと、過去の利益にさかのぼって課税される(遡及課税)」という仕組みは、見直しの方向だということ。
この遡及課税こそが、ジュニアNISAが「使いにくい」と敬遠された最大の理由のひとつだった。こどもNISAはそこを改善しようとしている。
もっと詳しく:旧ジュニアNISAの遡及課税と、こどもNISAでの見直し(一般的な整理)
旧ジュニアNISAは「原則18歳まで払い出し不可」で、もし途中で払い出す場合は、それまで非課税だった利益にさかのぼって課税される仕組みだった。つまり「早く引き出すと、非課税メリットが帳消しになる」。この厳しさが敬遠され、制度は2023年末で新規受付を終了した。こどもNISAは、この”引き出しにくさ”への反省から、12歳以降の条件付き払い出しを非課税で認める方向で設計されている。ただし、最終的な課税の取り扱いは施行時のルールで確定するので、公式情報で必ず確認してほしい。
旧ジュニアNISAとどう違う?——「引き出しにくさ」はこう変わった

「こどもNISAも、どうせジュニアNISAと同じで使えないんじゃないの?」——この不信感、持ってる人が多い。だから正面から答える。結論、引き出しに関しては、こどもNISAの方が確実に使いやすくなっている。
ジュニアNISAが不人気で廃止された最大の理由が、まさに「引き出しにくさ」だった。そこをどう変えたのか、表で比べてみよう。
| 旧ジュニアNISA | こどもNISA(予定) | |
| 払い出し開始 | 原則18歳まで不可 | 12歳以降は条件付きで可 |
| 途中引き出し | 原則できない (例外で引き出すと課税) | 条件・手続きを満たせば可 |
| 遡及課税 | あり (途中引き出しで過去分に課税) | 見直しの方向 |
| 使途・同意の条件 | 特段の使途制限は主眼でない | 使途=子のため+子の同意が必要 |
| 新規受付 | 2023年末で終了 | 2027年1月開始予定 |
ざっくり言えば、「18歳まで塩漬け」だったのが「12歳から条件付きで動かせる」に変わった——これが一番大きい。ジュニアNISAの「引き出すと罰ゲーム(課税)」という設計が消えた意味は大きい。
ただし勘違いするな。「使いやすくなった」=「無制限に自由」ではない。使途と同意の条件が新しく入った。ここはジュニアNISAにはなかった縛りだ。「引き出しやすくなったけど、代わりに”子どものため”という縛りがついた」——そう理解しておくのが正確だ。
ボッチどうせジュニアNISAと同じで、使えないやつっしょ?期待してないわ。
ちょく同じじゃない。”18歳まで塩漬け”が”12歳から条件付きで動かせる”になった。遡及課税も見直しだ。ただし無制限に自由でもない。そこだけは冷静にな。
一番大事な話:そもそも「引き出す前提」で入れるな

ここまで引き出しの条件と手続きを細かく説明してきた。でもな、俺が本当に伝えたいのはここからだ。
引き出しルールを気にする前に、「そもそも近い将来に使う教育費は、こどもNISAに入れるな」。これが、投資で痛い目を見た俺からの、いちばん大事なアドバイスだ。
理由はシンプルだ。こどもNISAは投資だ。投資である以上、必要なタイミングで元本割れしているリスクがある。「12歳で引き出せる」は「12歳のとき増えている」を意味しない。引き出したいその瞬間に、相場が暴落してるかもしれないんだ。
「12歳で引き出せる」に惚れて突っ込むと、こうなる——言葉に溺れた俺の話
俺の失敗談を聞いてくれ。20代の頃の俺は、”言葉”に弱かった。「絶対上がる」「今が仕込み時」「一発逆転」——そういう甘い言葉に惚れて、根拠もないのに全力で突っ込んだ。
ある個別株に、生活費まで削って集中投資したことがある。「これは上がる」と信じて疑わなかった。だが決算をまたいだ朝、チャートが一気に赤く染まるのを、まるでスローモーションで見ていた。スマホを持つ手が汗で滑った。半年で300万が消えた。給料が補填に消える日々が続いて、家族に「投資、やめてくれ」と言われた。
今、こどもNISAの「12歳で引き出せる」という言葉を見て、俺は当時の自分を思い出すんだ。“引き出せる”という言葉の甘さに惚れて、来年使う塾代まで投資に突っ込む——これ、昔の俺と同じ構造だ。言葉に溺れて、リスクを見ないふりをしている。
あなたも、こう思ってなかったか?「12歳で引き出せるなら、中学の入学金にちょうどいいな」と。気持ちは分かる。でも待ってくれ。
ちょくその入学金、暴落してたらどうする?子どもの進学がかかってる金で、相場に一喜一憂する地獄を、俺は味わってほしくない。
お金の「置き場所」を目的で仕分けろ
じゃあどうするか。答えは「使う時期でお金の置き場所を分ける」だ。近い将来に使う金と、遠い将来に使う金を、同じ箱に入れちゃいけない。
| 使う時期 | おすすめの置き場所 | 理由 |
| 数年以内に使う教育費 (中学・高校の入学金、塾代など) | 現金・預金・学資保険など 元本重視 | 使う時期が決まっている金は、暴落で減っては困る。安全性が最優先 |
| 十数年後に使う将来資金 (大学以降、独立資金など) | こどもNISA(投資) で長く育てる | 時間があれば、値動きを乗り越えて複利で育てられる。引き出しルールとも相性が良い |
この仕分けができていれば、実は「12歳の引き出しルール」で悩む場面はぐっと減る。なぜなら、こどもNISAに入れるのは最初から「十数年後まで引き出さなくていい金」だけになるからだ。近い教育費は別の安全な場所に置いてあるから、暴落しても慌てて引き出す必要がない。
こどもNISAに入れるのは、”引き出さずに長く置ける金”だけ。これを徹底すれば、引き出しの条件も手続きも、そもそもあまり気にせずに済む。皮肉な話だが、「引き出しルールを気にしなくていい入れ方」こそが正解なんだ。
ボッチじゃあ来年の塾代も、こどもNISAで増やしとけば一石二鳥じゃん!やるわ!
ちょくそれだけはやめとけ。来年使う金を投資に入れるな。暴落したら塾どころじゃなくなる。近い金は現金で守れ。俺の屍を越えてくれ。
こどもNISAを始める前の「引き出しルール」チェックリスト

引き出しで後悔しないために、始める前に確認しておくべきことをまとめた。ひとつずつ、自分の家計に当てはめてチェックしてみてくれ。
- この口座に入れる金は「18歳以降まで引き出さなくていい金」か?
- 数年内に使う教育費は、こどもNISAとは別の安全な場所に確保したか?
- 12歳以降の引き出しには「子の同意+使途=子のため+書面提出」が要ると理解したか?
- 生活防衛資金(生活費の半年〜1年分)は現金で確保できているか?
- 親自身のNISAや家計を後回しにして、子ども名義に無理して入れていないか?
- 最新の制度・手続きを公式(金融庁・各証券会社)で確認したか?
特に上の2つ——「引き出さなくていい金か」「近い教育費は別に確保したか」——は、この記事のいちばんの肝だ。
ちょくここさえクリアできていれば、引き出しルールで頭を抱える場面はほとんど来ない。
新NISAにおすすめネット証券3社

2024年1月に始まった新NISAの口座開設が加速しています。
金融庁が2026年7月3日に公表した調査によると、2025年12月末時点のNISA口座数は2,821万口座、累計買付額は71兆円に達しました。
ボッチ日本証券業協会の調査を見ると、2026年1~5月だけでも164万口座が新たに開設されているよ。

引用|日本証券業協会|「NISA口座の開設・利用状況調査結果(証券会社10社・2026年5月末時点)」の公表について
ようこ今回紹介するSBI証券・マネックス証券・楽天証券は、いずれも口座開設料と口座維持費が無料です。
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よくある質問(FAQ)
- 12歳になったら、自由に引き出せますか?
-
いいえ。12歳以降は引き出せますが、「自由に」ではありません。①使い道が子ども本人のため(教育費・生活費など)であること、②子ども本人の同意があること、という条件を満たし、同意を示す書面や申出書を金融機関に提出する手続きが必要です。
- 11歳以下でも引き出せるケースはありますか?
-
原則は引き出せませんが、災害などやむを得ない事情がある場合には、例外的な払い出しが認められる想定です。詳細は施行時のルールで確定するため、公式情報で確認してください。
- 引き出したお金に税金はかかりますか?
-
条件と手続きを満たした払い出しは、非課税で引き出せる想定です。旧ジュニアNISAで嫌われた「途中引き出しで過去の利益にさかのぼって課税される仕組み」は、見直しの方向とされています。最終的な取り扱いは公式情報で確認してください。
- 手続きは誰がやるのですか?
-
口座を管理する親権者等(口座管理者)が手続きの主体になります。ただし、子ども本人の同意が前提となるため、親の一存だけでは完結しない仕組みです。
- 親の生活費のために引き出せますか?
-
原則できません。使い道は「子ども本人のため」に限られる想定です。子ども名義の資産はあくまで子どものものであり、親が自分のために引き出す口座ではありません。
- 18歳になったらどうなりますか?
-
18歳で成人NISA(今の新NISA)へ円滑に移行できる方針です。移行後は一般の成人NISAと同様に、いつでも売却・引き出しが可能になる想定です。移行の細かい取り扱いは公式情報で確認してください。
- こどもNISAはいつから始まりますか?
-
2027年1月開始予定です。令和8年度税制改正大綱に盛り込まれたことで、開始の方向性はほぼ固まっています。ただし引き出しの様式など細部は施行に向けて確定していくため、最新は公式情報で確認してください。
まとめ:「引き出せる」に惚れるな。引き出さずに育てる金だけを入れろ

長くなったから、最後に要点を整理する。
- 「12歳で引き出せる」=「自由に使える」ではない。条件と手続きがセットで必要
- 引き出しルールは年齢帯で3段階:〜11歳は原則不可/12〜17歳は条件付き可/18歳で移行後は自由
- 12歳以降の条件は2つ:①使途が子ども本人のため ②子ども本人の同意
- 手続きは:子の同意書+親権者等の申出書を金融機関に提出 → 非課税で払い出し(想定)
- そもそも引き出す前提で入れるな。近い教育費は別の安全な場所、遠い将来資金だけこどもNISAへ
こどもNISAの「12歳引き出しルール」は、一見すると面倒な縛りに見える。でも、その縛りは「子どもの金を、子どものために守る」ためのガードレールだ。そして、この縛りに振り回されない一番の方法は、最初から「引き出さずに長く育てられる金」だけを入れることだ。
俺は”言葉”に惚れて300万溶かした。「絶対上がる」に惚れ、「一発逆転」に惚れた。だからこそ言える。「12歳で引き出せる」という言葉にも、惚れすぎるな。冷静に、使う時期でお金を仕分けて、こどもNISAには”急いで引き出さずに済む金”だけを入れてくれ。
最後にもう一度だけ。この記事の内容は税制改正大綱・報道ベースの「執筆時点」のものだ。2027年1月の開始に向けて、引き出しの様式や必要書類は各金融機関がこれから案内する。実際に口座を作る・引き出すときは、必ず金融庁や各証券会社の公式情報で最新を確認してくれ。
ちょくいいか、子どもに残す最高の贈り物は”すぐ引き出せる残高”じゃない。”焦って引き出さずに済む家計”と、金を無理なく育て続ける親の背中だ。俺の屍を越えてくれ。











