決算シーズンの夜。仕事から帰って、飯を食って、風呂に入って、さあ短信を読むぞとPDFを開いた5分後には寝落ちしている――そんな経験、ないか?
俺はある。何度もある。朝起きたらノートPCの画面に決算短信の2ページ目が表示されたままで、結局その銘柄の決算内容を知ったのは、株価が動いた後だった。「ちゃんと調べてから買う」と誓ったはずなのに、時間が足りない。兼業投資家の宿命ってやつだ。
申し遅れた。俺は投資歴15年の会社員投資家だ。最初の5年で根拠なき集中投資で300万を溶かし、「10倍株の見つけ方」系の情報商材に80万をつぎ込んだ男だ。リーマンショックでは底で狼狽売りして、その後の回復相場を指をくわえて見ていた。そこからインデックス積立と厳選個別株のスタイルに切り替えて、ようやく資産が増える側に回った。
その俺が、ここ最近の投資環境で一番デカいと感じている変化がこれだ。「Claude Code」というAIツールの登場で、個人投資家の”作業”が消えた。
決算短信の読み込み、銘柄スクリーニング、ポートフォリオの集計。俺が15年間、夜な夜な手作業でやってきたアレコレを、日本語で指示するだけでAIが代わりにやってくれる時代が来た。紙の四季報にマーカーを引きながら電卓を叩いていた俺に教えてやりたいよ。
ただし、先に釘を刺しておく。この記事は「AIで楽して儲ける方法」の記事じゃない。そういうのを期待したなら閉じてくれていい。AIに”作業”を任せて、人間は”判断”に集中する――この分業のやり方を、活用方法のランキング形式で解説する記事だ。
- 株式投資×Claude Codeの活用方法おすすめランキングTOP7(評価基準つき)
- コードが書けない投資家でも今日から始められる導入5ステップ
- 商材に80万溶かした男が警告する「やってはいけない使い方」3選
読み終わる頃には、「どれから手をつければいいか」が明確になって、今夜にでも最初の一歩を踏み出せる状態になっているはずだ。15分だけ付き合ってくれ。
Claude Codeとは?投資家目線で3分だけ説明させてくれ

結論から言う。Claude Codeは「答えるAI」じゃなくて「作業するAI」だ。ここがChatGPTやチャット版Claudeとの決定的な違いになる。
Claude Codeは、Anthropic社が提供するエージェント型のAIツールだ。パソコンのターミナル(いわゆる黒い画面)上で動く。詳細はAnthropic公式サイトを見てほしいが、投資家目線でざっくり言うとこうなる。
- チャットAI:質問すると答えが返ってくる(会話が仕事)
- Claude Code:指示すると、ファイルを読み、データを集め、必要ならプログラムを自分で書いて実行し、結果をまとめてくれる(作業が仕事)
例えるなら、チャットAIが「電話相談できる物知りな知人」だとしたら、Claude Codeは「デスクの隣に座って実際に手を動かしてくれる優秀なアシスタント」だ。
決算短信のPDFを10本フォルダに放り込んで「全部読んで要点をまとめといて」と言えば、本当に全部読んでまとめてくる。この差は、使ってみると想像の3倍デカい。
ボッチいやいや、黒い画面ってプログラミングでしょ? 俺、コードとか1行も書けないんだけど……
ちょく安心しろ、俺も書けん。やることは黒い画面に日本語を打ち込むだけだ。「このPDF要約して」で動く。コードはAIが裏で勝手に書く
必要なものは2つだけ。パソコン(WindowsでもMacでも可)と、Claudeの有料プランだ。執筆時点(2026年7月)では月20ドルのProプランから使える。

※筆者は現在Proプランを利用中。Fableは使用量の消費が激しいです。
料金の詳細は記事の後半で解説するが、「月3,000円ちょっとで優秀なアシスタントを雇う」と考えると、個人投資家への門戸はかなり開かれている。
先に結論:株式投資×Claude Code活用方法おすすめランキングTOP7

能書きはここまでだ。先にランキングの全体像を見せる。
| 順位 | 活用方法 | 時短効果 | 再現性 | 始めやすさ |
| 1位 | 決算短信・IR資料の一括分析 | ◎ | ◎ | ◎ |
| 2位 | 銘柄スクリーニングの自動化 | ◎ | ○ | ○ |
| 3位 | ポートフォリオ管理・見える化 | ○ | ◎ | ◎ |
| 4位 | 定点観測・情報収集の自動化 | ◎ | ○ | △ |
| 5位 | 売買記録・投資メモの蓄積と振り返り | △ | ◎ | ◎ |
| 6位 | バックテスト・投資ルールの検証 | ○ | △ | △ |
| 7位 | 投資アイデアの壁打ち相手 | △ | ○ | ◎ |
順位は俺の気分で決めたわけじゃない。評価基準は3つだ。
- 時短効果:これまで手作業に費やしていた時間がどれだけ浮くか
- 再現性:誰がやっても同じ品質の結果が安定して出るか
- 始めやすさ:コードが書けない人が今日から始められるか
使い方はシンプルだ。上から順に試せ。1位から3位までは初日からできる。4位以降は慣れてから手を出せばいい。焦って全部やろうとするのが一番の遠回りだ。それじゃ、1位から順に中身を見ていくぞ。
【1位】決算短信・IR資料の一括分析|決算読みが「作業」から「確認」に変わる
堂々の1位は決算資料の分析だ。理由ははっきりしている。個人投資家の時間を最も奪っているのが決算読みであり、そこにAIの得意分野(大量の文書処理)がドンピシャでハマるからだ。
時短効果・再現性・始めやすさ、三拍子そろってオール◎。迷ったらここから始めろ。
やり方は簡単だ。決算短信のPDFをフォルダに保存して、Claude Codeにこう指示する。
「このフォルダの決算短信を全部読んで、銘柄ごとに①売上と利益の増減②会社計画に対する進捗率③利益率の変化④株主還元の変更点⑤気になる懸念点、の5項目でまとめて。前四半期との違いがわかるように」
ポイントは「毎回同じ観点で要約させる」ことだ。項目を固定しておけば、四半期ごとの変化が差分として浮かび上がる。人間が10銘柄分の短信を精読したら休日が丸ごと潰れるが、AIなら下読みを任せて、人間は「引っかかった箇所の原文確認」に集中できる。決算読みが「作業」から「確認」に変わる瞬間だ。
白状すると、俺は昔、紙の四季報にマーカーを引いて、電卓で営業利益率を1社ずつ計算していた。日曜の夜、リビングの照明を落とした食卓で、電卓のボタン音だけがカチカチ鳴っている。あの静かな徒労の時間が、いまは「引っかかった数字の裏取り」だけで済む。この変化を革命と呼ばずに何と呼ぶんだ。
ようこでも、AIの要約って信じ切っていいんですか? 間違ってたら怖いんですけど……
ちょくいい質問だ。信じ切るな。AIは優秀な下読み係であって、最終確認は原文だ。この順番を守れば怖くない
そう、注意点はひとつ。要約だけ読んで原文を見ないのはNGだ。AIも数字を読み違えることがある。気になる銘柄の一次情報は、TDnet(適時開示情報閲覧サービス)やEDINETで必ず自分の目で確認する。
AIで浮いた時間の一部を、この裏取りに回す。それが正しい時間の使い方だ。
【2位】銘柄スクリーニングの自動化|「こんな銘柄探して」が日本語で通じる
2位は銘柄スクリーニングだ。時短効果だけなら1位級だが、株価や財務のデータを取ってくる下準備が必要になるぶん、始めやすさで1位に一歩譲る。
「スクリーニングなら証券会社のツールでできるだろ」と思ったか? 半分正解だ。だが証券会社のスクリーナーは、用意された条件の組み合わせしか選べない。
ようこClaude Codeの強みは、条件を日本語で、しかも自由に指定できる柔軟さにあるわ。
「PER15倍以下、ROE10%以上、自己資本比率50%以上で、直近3年増配を続けている銘柄を一覧にして。業種の偏りもチェックして」
こういう複合条件を投げると、AIが裏でプログラムを書いてデータを処理し、候補リストを返してくる。東証の上場企業は約4,000社。この全体から機械的に候補を絞る作業は、人間がやる仕事じゃなくなった。
データの入手先としては、無料で使えるライブラリ(yfinanceなど)や、日本取引所グループ系のJ-Quants API、開示書類ならEDINETのAPIあたりが定番だ。……と聞くと難しそうだが、実際は「yfinanceを使って」とAIに言えばセットアップまで含めて面倒を見てくれる。
わからない用語が出たら、その場でAIに聞けばいい。先生が隣にいる状態で作業できるのがこのツールの妙だ。
ボッチてことはさ、AIが選んだ銘柄を上から全部買えば爆益ってことじゃん!!
ちょくおい待てボッチ。それは15年前の俺と同じ思考だ。その先に何があったか、後でじっくり聞かせてやる
大事なことを言う。スクリーニング結果は「候補リスト」であって「買い推奨リスト」じゃない。条件で絞った後に、事業内容を調べ、決算を読み、「なぜ安いのか」を考える。
ここから先が人間の仕事だ。入口を高速化するツールであって、出口(買う判断)を代行するツールじゃない。
【3位】ポートフォリオ管理・資産の見える化|複数口座の集計が一瞬で終わる
3位はポートフォリオの集計と可視化だ。派手さはない。だが効果は確実で、失敗のしようがなく、CSVファイルさえ用意できれば初日からできる。地味な優等生ってやつだ。
証券口座が複数に分かれていると、資産全体の姿が見えなくなる。特定口座はA証券、新NISAはB証券、昔作ったC証券にも塩漬け株が残ってる――こういう状態、心当たりないか?
各証券会社から保有銘柄のCSVをダウンロードしてClaude Codeに渡せば、こんなことが一発でできる。
- 全口座を合算した資産全体の集計
- セクター別・銘柄別の構成比グラフ化
- 「特定セクターに資産の何割が集中しているか」のリスクチェック
俺がこれを重視するのには理由がある。300万溶かした最大の原因は「偏り」に気づいていなかったことだからだ。当時の俺は資産の大半を似たような新興株に突っ込んでいた。自分では「分散してるつもり」だった。全体像を数字で見ていれば、あの偏りには絶対に気づけた。ポートフォリオの見える化は、攻めのツールじゃない。過去の俺みたいな死に方をしないための防具だ。
ちょく月1回、決まった日に集計を走らせて眺める。家計簿と同じで、続けるほど効いてくる習慣だ。
【4位】定点観測・情報収集の自動化|「毎朝の日課」をAIに引き継ぐ
4位は情報収集のルーティン化だ。効果は大きいが、定期実行の設定など少し慣れが必要になるので、始めやすさの評価を落として4位に置いた。1〜3位を回せるようになってからの「次の一手」だ。
投資の情報収集は「量」より「継続」が難しい。監視銘柄の開示チェック、指標の確認、気になるニュースの整理。1日ならできる。だが毎日続くか? 仕事が炎上した週も? ……俺は続かなかった。何度も「今週は忙しかったから」で途切れた。
Claude Codeには、決まった処理を繰り返し実行させたり、よく使う指示をコマンド化(Skillsと呼ばれる機能など)したりする仕組みがある。これを使うと、例えば「監視銘柄の新着開示を確認して、要点を朝のメモにまとめる」という日課を仕組み化できる。人間の意志力に頼らない体制を作れるのがミソだ。
意志の力を信じるな。仕組みを信じろ。これは積立投資で学んだ真理と同じだ。
ただし忠告をひとつ。自動化そのものが楽しくなって、気づいたら「投資のためのAI環境構築」が趣味になってる奴が一定数いる。
ボッチ目的は投資判断の質を上げることだね。手段の目的化、ダメ、絶対。
【5位】売買記録・投資メモの蓄積と振り返り|自分の「負けパターン」をAIに覚えさせる
5位は投資記録の蓄積と分析だ。即効性はゼロに近い。だが断言する。長期的なリターンが一番デカいのはこれだ。即効性のなさで5位に置いたが、重要度なら表彰台に載せたいくらいだ。
やることは単純で、売買のたびに「何を・いくらで・なぜ」をテキストファイルに書き残していく。数ヶ月分たまったら、Claude Codeにこう聞く。
「俺の売買記録を全部読んで、損した取引に共通するパターンを分析して。買った理由の書き方の傾向も含めて」
自分の取引を客観的に分析してくれる存在は、これまでプロにしかいなかった。「SNSで話題になった銘柄を高値で掴む傾向」「損切りだけ異常に遅い」――そういう自分では見たくない癖を、AIは容赦なく、しかし感情を挟まずに指摘してくる。耳が痛い。だが効く。
俺の15年で一番の後悔は、最初の5年間の記録がないことだ。300万の授業料を払ったのに、領収書がない。どの判断がどうダメだったのか、感覚でしか思い出せない。
ちょく記録のない失敗は、ただの損だ。記録のある失敗は、資産になる。お前は最初から記録を持て。AIがその記録を宝の山に変えてくれる時代なんだから。
【6位】バックテスト・投資ルールの検証|「その戦略、過去なら勝てたのか」を確かめる
6位はバックテスト。つまり「この投資ルールで過去に運用していたらどうなっていたか」の検証だ。強力な使い方だが、あえて順位を下げた。知識なしでやると”都合のいい幻想”を自分で製造してしまう、扱い注意のナイフだからだ。
本来バックテストにはプログラミングが必須で、個人投資家には高い壁だった。Claude Codeなら「配当利回り○%以上の銘柄を10年持ち続けた場合の成績を検証して」のような指示で、検証コードの作成から実行までやってくれる。
感覚でしかなかった投資ルールを、数字で確かめられるのは大きな進歩だ。
ようこバックテストで勝率90%って出たら、そのルールは安心して使えますよね?
ちょく逆だ、ようこ。数字が良すぎる時こそ疑え。過去に合わせすぎたルールは、未来では大抵役に立たん
これは「カーブフィッティング(過剰最適化)」という有名な罠だ。条件をいじり続ければ、過去のデータに完璧にフィットする”最強ルール”は誰でも作れる。だがそれは過去の形に合わせて彫った鍵であって、未来の扉は開かない。
過去に勝てた=未来も勝てる、ではない。バックテストは「明らかにダメなルールを捨てる」ためのふるいとして使うのが正しい。
「必勝ルールを発見する」ために使った瞬間、道を踏み外す。
【7位】投資アイデアの壁打ち相手|「反対意見を言ってくれる相棒」を持つ
最後の7位は壁打ち相手としての活用だ。時短効果は測れないし、チャット版のAIでもある程度できる。だが順位以上に、俺はこの使い方に思い入れがある。
使い方はこうだ。買いたい銘柄が見つかったとき、注文ボタンを押す前にAIへ投げる。
「この銘柄をこういう理由で買おうと思う。俺の見立ての弱点と、弱気シナリオ、反証になるデータを遠慮なく挙げてくれ」
ポイントは賛成させるんじゃなく、反論させること。人間は買いたい銘柄を見つけた瞬間から、都合のいい情報だけを集め始める。確証バイアスってやつだ。
「絶対上がる」と確信してレバレッジETFに突っ込み、1ヶ月で資産が半分になった夜の俺に必要だったのは、追加の好材料じゃない。「本当にそうか?」と言ってくれる誰かだった。
Claude Codeなら、手元の決算データや自分の売買記録を読ませた上で反論させられるから、チャットAIより踏み込んだ壁打ちになる。
ちょく忖度なしの反対意見を24時間言ってくれる相棒。人間の友人にやらせたら友情が壊れる役目を、AIは無償の顔でやってくれる。
Claude Codeを投資に導入する手順【最短5ステップ】
「わかった、で、何からやればいい?」に答える。この順番でやれ。
公式ドキュメントの手順どおりに進めれば10分程度だ。つまずいたら、エラー文をそのままチャット版Claudeに貼って聞けばいい。AIの導入で困ったらAIに聞く。変な時代になったもんだ。
保有銘柄+気になる銘柄で10前後。それぞれの決算短信PDFをTDnetや企業のIRページから落として、1つのフォルダにまとめる。これが君の「AI分析基地」になる。
1位で紹介した5項目テンプレートで要約させてみる。出てきた要約と原文を見比べて、AIの実力と限界を自分の目で確かめる。この「答え合わせ」体験が一番の教材だ。
決算要約が回り始めたら、スクリーニングとポートフォリオ集計へ。4位以降はさらにその後だ。一気にやらない。積立と同じで、細く長く続くやり方が最後に勝つ。
ボッチ監視銘柄10個だけ? 少なくね? どうせAIがやるんだから100銘柄いけるっしょ。
ちょくAIは100社処理できるが、お前の頭は100社分の判断を処理できん。読まないレポートを量産するのが挫折の定番コースだ。
やってはいけない使い方3選|AIを「必勝法商材」にした瞬間、負けが始まる

ここからが、この記事で一番書きたかった話だ。笑いなしで聞いてくれ。
俺は昔、「10倍株の見つけ方」だの「億り人の投資術」だのに、合計80万以上払った男だ。給料日のたびに新しい”必勝法”を買い、口座残高と一緒に自尊心も減っていった。あの頃の俺の頭にあったのは「どこかに絶対勝てる方法があるはずだ」という信仰だった。
そして最近、あの頃の俺と同じ目をした奴らが「AIが選んだ爆上げ銘柄」という言葉に群がっているのを見る。道具は商材からAIに変わった。だが構図は寸分違わず同じだ。だから言う。
ちょくClaude Codeを”令和版の必勝法商材”にするな。具体的には、次の3つをやるな。
NG①:銘柄予想・売買判断をAIに丸投げする
「明日上がる株を教えて」とAIに聞く使い方だ。AIは未来を知らない。それらしい理屈のついた”予想風の文章”を出すことはできる。
だがそれを信じて金を張るのは、占いに全財産を賭けるのと変わらない。
Claude Codeは判断代行ではなく作業代行。この記事で何度も繰り返したこの一文が、俺がお前に渡せる最大のお守りだ。
NG②:AIの出力を鵜呑みにして一次情報を確認しない
AIは堂々と間違える。数字の読み違いも、古いデータの混入も起きる。しかもたちが悪いことに、間違うときも自信満々の文体で間違う。
要約で全体をつかみ、金を動かす判断に関わる数字だけはTDnet・EDINETの原文で裏を取る。
ちょくこの一手間を「面倒」と感じるなら、そもそも個別株はやめてインデックスだけにしとけ。本気でそう思う。
NG③:投資ルールを決めずに自動化だけ進める
「何を基準に買い、何を基準に売るか」が決まっていないのに、分析環境だけ豪華にしていくパターンだ。
昔、高機能チャートツールを契約しまくって「ツール貧乏」になっていた俺が言うんだから間違いない。ルールなき自動化は、迷いを高速化するだけだ。まず紙に自分のルールを書け。自動化はその後だ。
それと法律の話をひとつ。勤め先で知った未公開情報など、インサイダー情報に当たるものをAI分析に食わせて売買するのは論外だ。AIを使おうが手作業だろうが、インサイダー取引は犯罪だ。公開情報だけで戦え。
ちょく道具は15年で別物になった。だが投資家が死ぬ理由は15年前から一つも変わってない。根拠のない確信と、外に求めた必勝法。それだけだ
料金プランはどれを選ぶべきか【執筆時点の目安】

結論、まずはProプランで十分だ。執筆時点(2026年7月)の個人向けプランはこうなっている。
| プラン | 月額(執筆時点) | 向いている人 |
| Pro | 20ドル | まず試したい人。決算要約・スクリーニング中心ならここから |
| Max 5x | 100ドル | 毎日ガッツリ使って利用枠が足りなくなった人 |
| Max 20x | 200ドル | ヘビーユーザー・自動化を大規模に回す人 |
AI関連の料金体系は変更が頻繁だ。契約前に必ずAnthropic公式サイトで最新の料金を確認してくれ。
「月20ドルかぁ」と渋る気持ちはわかる。だが考えてみてくれ。俺は”必勝法”に80万払って何も残らなかった。月20ドルは年間でも4万円しない。
しかも買っているのは「必勝法」という幻じゃなく、「時間」という実物だ。
ちょく決算シーズンの休日が返ってくるなら、俺は安いと判断した。この判断だけは、AIに聞かず自分でしてくれ。
新NISAにおすすめネット証券3社

2024年1月に始まった新NISAの口座開設が加速しています。
金融庁が2026年7月3日に公表した調査によると、2025年12月末時点のNISA口座数は2,821万口座、累計買付額は71兆円に達しました。
ボッチ日本証券業協会の調査を見ると、2026年1~5月だけでも164万口座が新たに開設されているよ。

引用|日本証券業協会|「NISA口座の開設・利用状況調査結果(証券会社10社・2026年5月末時点)」の公表について
ようこ今回紹介するSBI証券・マネックス証券・楽天証券は、いずれも口座開設料と口座維持費が無料です。
3社の特徴や良さをそれぞれ紹介するので、参考にしてください。
SBI証券|投資初心者にも使いやすい!つみたて投資枠の対象ファンドが豊富
| つみたて投資枠対象商品 | クレカ積立 | 貯められるポイント |
295本 | 三井住友カード/Olive タカシマヤカード 東急カード アプラスカード UCSマークがついたクレジットカード 大丸松坂屋カード オリコカード | Vポイント dポイント PayPayポイント Pontaポイント JALのマイル |
| ポイント付与率 | 新NISAにおすすめ度 | ポイントの使い道 |
| 0%~最大3.0 % ※年間利用金額に応じて、ポイント付与率が変動する ※三井住友カード Visa Infiniteは最大6.0% | ネット証券口座数No.1※1 新NISA取引は投資信託・国内株式・米国株式・海外ETFの売買手数料が無料 | iD加盟店やVisaのタッチ決済 ANAマイル Vポイント投資など |
※1 SBIの口座数には、2019年4月末以降SBIネオモバイル証券(2024年1月9日、SBI証券と
合併)の口座数、2020年10月末以降SBIネオトレード証券の口座数、2021年8月末以降
FOLIO口座数を含む
SBI証券はこんな人におすすめ!
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よくある質問(FAQ)
- プログラミング未経験でも本当に使えますか?
-
使える。指示は日本語でいい。コードが必要な処理はAIが裏で書いて実行する。ただし最初の1週間は「黒い画面への慣れ」という心理的ハードルがある。そこだけ根性で越えてくれ。越えた先は拍子抜けするほど普通だ。
- スマホだけで使えますか?
-
正直に言うと、この記事で紹介した使い方はPC前提だ。ファイル管理やデータ処理が絡むのでPCの方が圧倒的に扱いやすい。チャット版Claudeのアプリで代用できる部分もあるが、「作業代行」の本領はPCで発揮される。
- ChatGPTやチャット版Claudeとどう違うんですか?
-
チャットAIは「会話」が仕事、Claude Codeは「作業」が仕事だ。ファイルを読み、データを集め、プログラムを書いて実行し、結果を保存する。「決算PDF10本を全部読んで表にまとめて保存しておいて」が通じるのは後者だけだ。
- AIの分析どおりに買えば勝てますか?
-
勝てない。AIは過去と現在の公開情報を整理する道具であって、未来を知る水晶玉じゃない。「AIが作業、人間が判断」の分業を崩した瞬間、それは投資ではなくAIを触媒にしたギャンブルになる。投資判断は必ず自分で下し、結果の責任も自分で持つこと。
まとめ|AIに作業を任せて、人間は「退場しない判断」に集中しろ

長くなったな。最後にランキングをもう一度置いておく。
- 1位:決算短信・IR資料の一括分析――まずはここから。決算読みが「確認」に変わる
- 2位:銘柄スクリーニングの自動化――「こんな銘柄探して」が日本語で通じる
- 3位:ポートフォリオ管理・見える化――偏りに気づくための防具
- 4位:定点観測の自動化/5位:売買記録の蓄積/6位:バックテスト/7位:壁打ち相手――慣れてから順に
そして順位より大事な原則はこれだ。作業代行として使えば最強の相棒。判断代行にした瞬間、ただのギャンブル装置。
紙の四季報と電卓で戦っていた俺からすれば、月20ドルで優秀なアシスタントが雇える今は、間違いなくいい時代だ。だが、いい道具を手にした奴が勝つんじゃない。道具に振り回されず、退場しなかった奴が勝つ。それは15年前も今も、これからも変わらない。
ちょく今夜、監視銘柄の短信を1本、AIに読ませてみろ。原文と見比べてみろ。そこからだ。
俺の屍を越えてくれ。
※本記事は特定銘柄・特定サービスの利用を推奨するものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。料金・機能は執筆時点(2026年7月)の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。










