日本マイクロニクス(6871)が気になっている人は、たぶんこう感じているはずです。
「HBM関連で強そう。業績も伸びている。でも、株価はもうかなり上がっていて、今から買っていいのか迷う」
結論から言うと、日本マイクロニクスはかなり魅力的な半導体関連株です。特に、メモリ向けプローブカードで世界的に強いポジションを持ち、生成AI・HBM需要の拡大を正面から受けられる会社です。
ただし、投資判断としては「良い会社だから今すぐ全力買い」と単純に考えるのは危険です。理由は、業績がメモリ市況に大きく左右されること、韓国・台湾向け売上の比率が非常に高いこと、そして直近の株価にはかなり高い期待が織り込まれている可能性があるからです。
この記事では、日本マイクロニクスがどんな会社なのか、何が強いのか、2025年12月期決算のどこを見るべきか、FormFactorとの違い、今後の株価を見るうえでの注目ポイントまで、投資家目線でわかりやすく整理します。
この記事の結論
- 日本マイクロニクスは、半導体ウェハ検査に使う「プローブカード」に強い会社
- 公式情報では、メモリ向けプローブカードで世界シェア第1位
- 2025年12月期は売上高・営業利益・経常利益・純利益がすべて過去最高
- 2026年上期も大幅増収増益予想で、HBM・DRAM向け需要の追い風が強い
- 一方で、韓国・台湾向け売上が大きく、顧客集中・メモリ市況・競争激化には注意
- 投資するなら「高値づかみ回避」「決算後の反応確認」「分割買い」が現実的
この記事はあくまでも情報提供を目的としたものであり、その手法や知識について勧誘や売買を推奨するものではありません。
本記事に含まれる情報に関しては、万全を期しておりますが、その情報の正確性、完全性、有用性を保証するものではありません。
情報の利用の結果として何らかの損害が発生した場合、著者は理由のいかんを問わず投資の結果に責任を負いません。
投資対象および商品の選択など、投資にかかる最終決定はご自身でご判断ください。
日本マイクロニクスとは?半導体検査を支えるプローブカードメーカー

日本マイクロニクスは、半導体やFPDの検査・測定機器を開発・製造・販売している会社です。なかでも主力は、半導体ウェハの電気的検査に使われるプローブカードです。
プローブカードとは、半導体チップを1個ずつ切り出す前のウェハ段階で、チップが正常に動作するかを確認するための検査器具です。
ちょく簡単に言えば、半導体チップとテスタをつなぐ「超精密な接点」です。

プローブカードについて詳しく見る
プローブカードをひとことで言うと、「半導体の初期不良を見つけるための、超精密な針山(テスター)」です。
半導体は、シリコンウェハと呼ばれるピザのような丸い円盤の上に、何百・何千という小さなチップ(IC)を一気に焼き付けて作られます。しかし、これらを1つずつ四角く切り出してから「不良品でした」と気づくと、パッケージング(箱詰め)の費用などが無駄になってしまいます。
そこで、切り出す前の丸い円盤(ウェハ)の状態で、チップの小さな金属端子に極細の「針(プローブ)」を押し当て、電気を流してテストをします。この大量の針が植え付けられた検査用の基板が「プローブカード」です。
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社日本マイクロニクス |
| 英語名 | MICRONICS JAPAN CO., LTD. |
| 証券コード | 6871 |
| 上場市場 | 東証プライム |
| 本社所在地 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-6-8 |
| 設立 | 1970年11月2日 |
| 主な事業 | 半導体計測器具、半導体・LCD検査機器等の開発・製造・販売 |
| 従業員数 | 単体1,264人、連結1,785人(2025年12月31日時点) |
会社の歴史は古く、1970年にトーワ電気として設立され、1975年に現在の日本マイクロニクスへ商号変更しました。1976年にはプローブカードを開発しており、半導体検査分野で長い実績を持つ老舗企業です。
プローブカードは「半導体の品質を守る消耗品」

半導体は、ウェハ上に多数のチップを形成したあと、出荷前に電気的な検査を受けます。この検査で不良品を早い段階で見つけることができれば、後工程の無駄を減らし、歩留まり改善にもつながります。
ここで使われるプローブカードは、半導体の世代交代やチップ設計の変化に合わせて作り替える必要があります。また、検査で針を接触させるため、使用に伴って摩耗します。
つまり、プローブカードは一度売ったら終わりの大型装置ではなく、顧客の量産が続く限り交換需要が生まれやすい部材です。
ようここの「半導体の進化に合わせて需要が出る」「量産稼働中も交換需要がある」という性質が、日本マイクロニクスのビジネスモデルの大きな魅力ね。
日本マイクロニクスの事業内容|売上の大半はプローブカード事業

日本マイクロニクスの事業は、大きく分けてプローブカード事業とTE事業の2つです。

| セグメント | 2025年12月期売上高 | 特徴 |
| プローブカード事業 | 685.25億円 | 半導体ウェハ検査用プローブカードが中心。日本マイクロニクスの主力事業 |
| TE事業 | 16.48億円 | 半導体検査機器、LCD検査機器など。現状は売上比率が小さく、赤字改善が課題 |
| 合計 | 701.73億円 | プローブカード事業が売上の約97.6%を占める |
つまり、日本マイクロニクスを見るときは、ほぼプローブカード事業を見ることになります。
ちょくTE事業もありますが、現時点で投資判断に最も大きく影響するのは、メモリ向けプローブカードの需要、受注、利益率、生産能力です。
何がすごい?メモリ向けプローブカードで世界トップ級の存在感

日本マイクロニクスの最大の強みは、メモリ向けプローブカードで世界的に強いポジションを持っていることです。
同社公式サイトでは、メモリ向けプローブカードで世界シェア第1位、2015年の調査開始以来、市場シェア1位を維持していると説明されています。外部調査レポートでも、プローブカード全体では世界第3位クラス、メモリ向けでは世界シェア約33%の第1位とされています。
ここで重要なのは、単に「半導体関連」だから強いのではなく、AIサーバー向けに需要が急拡大しているHBM・DRAM領域に近いポジションを持っている点です。
HBM需要が日本マイクロニクスの追い風になる理由


HBMは、AIサーバーやGPUに使われる高性能メモリです。生成AIの普及により、GPUやHBMの需要は世界的に拡大しています。
HBMは通常のメモリよりも高性能で構造も複雑です。そのため、検査の重要性も高くなります。検査が難しくなるほど、高精度なプローブカードへの需要が高まりやすくなります。
実際、日本マイクロニクスは2025年12月期決算で、HBM需要を着実に取り込み、メモリ向けプローブカードが好調に推移したと説明しています。
ボッチ特に第4四半期は、DRAM向けを中心にプローブカード事業が大きく伸びたよ。
なぜ、AIにHBMが絶対に不可欠なのかを詳しく見る

ChatGPTなどの生成AIは、膨大なデータを読み込んで学習・推論を行います。
計算を行うAIチップ(NVIDIAのGPUなど)は「超優秀で作業が早い天才職人」です。しかし、材料(データ)を運んでくる人(従来のメモリ)のペースが遅いと、天才職人は「材料が来ないから暇だな…」と待ち時間が発生してしまい、本来の性能を発揮できません。
HBMという「超極太のパイプ」をつなぐことで、天才職人に途切れることなく大量の材料を渡し続けられるようになり、AIの計算速度が飛躍的に向上したのです。

プローブカードとの関係(おさらい)
HBMは「メモリを何枚も重ねてタワーマンションにする」と言いましたが、もし完成後に「実は3階のチップが不良品でした」と判明したらどうなるでしょうか? 高価なチップを重ねたタワーマンション全体が、すべてゴミになってしまいます。
だからこそ、重ねる前のバラバラの段階で、「絶対に不良品を見逃さない、超精密なテスト」が求められます。これが、日本マイクロニクスなどの高度なプローブカード技術が、今まさに市場で熱狂的に求められている最大の理由です。
2025年12月期決算はかなり強い|過去最高業績を更新

2025年12月期の日本マイクロニクスは、数字だけを見ると非常に強い決算でした。
ちょく売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のすべてで大幅増収増益となりました。

| 項目 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 前年比 |
| 売上高 | 556.43億円 | 701.73億円 | +26.1% |
| 営業利益 | 125.72億円 | 165.42億円 | +31.6% |
| 経常利益 | 122.50億円 | 171.00億円 | +39.6% |
| 当期純利益 | 88.11億円 | 120.63億円 | +36.9% |
| 営業利益率 | 22.6% | 23.6% | +1.0pt |
| ROE | 19.4% | 20.9% | +1.5pt |
| 1株利益(EPS) | 228.36円 | 311.53円 | +36.4% |
特に評価したいのは、売上が伸びただけでなく、営業利益率も23.6%まで高まっている点です。
半導体関連株は市況が良いと売上だけ伸びるケースもありますが、日本マイクロニクスは利益率も高く、成長と収益性が同時に出ています。
第4四半期も強い|プローブカード事業が伸びた

2025年10〜12月期だけを見ても、売上高197.61億円、営業利益52.41億円、経常利益58.27億円、四半期純利益49.78億円と高水準でした。
プローブカード事業の第4四半期売上高は194.07億円で、前年同期比+20.3%。
一方、TE事業は3.53億円で前年同期比▲33.1%となっており、決算の主役はあくまでプローブカード事業です。
ポイント:2025年12月期の好決算は、HBM・DRAM向けを中心としたメモリ向けプローブカード需要の強さが大きいです。TE事業はまだ課題が残るため、投資判断では「プローブカード事業の強さ」と「TE事業の改善余地」を分けて見る必要があります。
日本マイクロニクスの強み5つ

強み①:メモリ向けプローブカードで世界シェア第1位

最大の強みは、メモリ向けプローブカードで世界シェア第1位というポジションです。
半導体関連株は競争が激しい世界ですが、プローブカードは高度な技術、顧客との共同開発、量産現場での信頼性が求められます。
一度量産ラインに入り込むと、簡単にはサプライヤーを入れ替えにくい領域です。
ちょく価格だけでなく、歩留まり、納期、サポート力、顧客ごとのカスタム対応力が重要になります。
強み②:HBM・DRAM需要の構造的な追い風

生成AIの普及により、データセンター向けGPU、HBM、汎用DRAM市場は拡大しています。
日本マイクロニクスの2025年12月期決算でも、HBM需要の取り込みとDRAM向けプローブカード需要の強さが業績を押し上げました。
2026年についても、同社はプローブカード市場が2025年比+14%成長すると予測しています。
ようこ会社側は通期売上高について具体的な金額を出していませんが、2024年から2025年にかけての売上成長率である+26%を上回る成長を見通しているわ。
強み③:営業利益率20%超の高収益モデル
2025年12月期の営業利益率は23.6%です。2024年12月期も22.6%だったため、単年だけの一時的な高利益率ではなく、主力事業が好調な局面では20%台の営業利益率を出せる収益力があると見てよいでしょう。
半導体関連株のなかでも、ここまで高い営業利益率を維持できる会社は限られます。
技術力と顧客基盤が利益率に反映されている点は評価できます。
強み④:青森工場新棟など生産能力増強が進んでいる

日本マイクロニクスは、旺盛なメモリ向けプローブカード需要に対応するため、青森工場新棟の本格稼働を進めています。
株主通信では、青森工場新棟から2025年8月1日にメモリ向けプローブカード製品の初出荷を行ったことが説明されています。
半導体関連株では、需要があっても生産キャパが足りなければ売上に変えられません。
ボッチその意味で、生産能力増強が進んでいる点は、今後の成長余地を見るうえで重要だね。
強み⑤:FV26の進捗が良い
日本マイクロニクスは、中期経営計画「FV26」で2026年12月期の経営指標として、売上高800億円、営業利益200億円を掲げています。
2025年12月期時点で売上高701億円、営業利益165億円まで到達しており、2026年上期予想は売上高439億円、営業利益123億円です。

上期だけで中計目標に対する進捗がかなり高く、会社側もFV26の最終年度は経営指標目標を上回る売上高を見通していると説明しています。
日本マイクロニクスの弱み・リスク5つ

ここまで見ると非常に良い会社に見えますが、投資判断ではリスクもかなり重要です。特に以下の5つは必ず押さえておきたいポイントです。
弱み①:メモリ市況の影響を強く受ける
日本マイクロニクスは、メモリ向けプローブカードに非常に強い会社です。これは強みである一方、メモリ市況が悪化したときには業績が大きく振れやすいという弱みでもあります。
DRAMやNANDは、需要と供給のバランスで市況が大きく変動します。
HBMが下支えになる可能性はありますが、メモリメーカーが設備投資を絞れば、プローブカード需要にも影響が出ます。
弱み②:韓国・台湾向け売上の比率が高い
2025年12月期の地域別売上を見ると、韓国が373.19億円、台湾が216.86億円です。全体売上701.73億円に対して、韓国は約53.2%、台湾は約30.9%。この2地域だけで約84.1%を占めます。
つまり、売上地域はかなり偏っています。韓国・台湾の主要半導体メーカーの設備投資計画、量産スケジュール、在庫調整、地政学リスクなどによって、日本マイクロニクスの業績も大きく動く可能性があります。
ボッチ地域集中リスクはより強めに見た方がよさそうだね。
弱み③:主要顧客への依存度が高い
2025年12月期の主な相手先別販売実績では、Samsung Electronicsが350.07億円で売上比率49.9%、Micron Memory Taiwanが149.90億円で売上比率21.4%です。
この2社だけで売上の7割超を占めています。これは、同社が世界の有力メモリメーカーと深く取引している証拠でもありますが、同時に顧客集中リスクでもあります。
特定顧客の発注タイミング、製品移行、設備投資の前倒し・後ろ倒しが、四半期業績に大きく影響する可能性があります。
弱み④:FormFactorなど海外勢との競争

プローブカード市場では、米FormFactor、伊Technoprobe、日本電子材料、MPIなどが競合です。
特にFormFactorは、ロジック・SoC向けに強い企業ですが、近年はHBM・DRAM向けでも存在感を高めています。
FormFactorは2026年第1四半期決算で、HBM用途の需要増加によりDRAM売上が過去最高になったと説明しています。
ちょくこれは、日本マイクロニクスにとって「メモリ向けは安全地帯」と言い切れない材料です。
弱み⑤:株価にはかなり期待が乗っている

2026年5月1日時点の株価は12,560円、時価総額は約5,027億円です。2025年12月期の実績EPS311.53円で単純計算すると、実績PERは約40.3倍になります。
ただし、日本マイクロニクスは2026年12月期の通期業績予想をまだ具体的な数値で開示していません。
そのため、証券サイト上の予想PERは空欄になる場合があります。
ようこここで見るべきなのは、「予想PERが安いか」ではなく、「2026年以降も高成長が続く前提を株価がどこまで織り込んでいるか」よ。
FormFactorとの違い|同じプローブカードでも主戦場が違う

日本マイクロニクスを調べると、米国のFormFactorもよく出てきます。
ちょくどちらもプローブカードに関わる会社ですが、投資対象としては少し性格が違います。
| 比較項目 | 日本マイクロニクス | FormFactor |
| 上場市場 | 東証プライム | NASDAQ |
| 主な強み | メモリ向けプローブカード | ロジック・SoC向け、プローブシステム、DRAM/HBM領域 |
| 2025年売上高 | 701.73億円 | 約7.85億ドル |
| 収益性 | 営業利益率23.6% | 2025年Q4非GAAP粗利率43.9%、2026年Q1非GAAP粗利率49.0% |
| 投資上の特徴 | HBM・DRAM向けに強い日本株 | 半導体テスト全体に広く触れる米国株 |
FormFactorは2012年にMicroProbeを買収し、2016年にはCascade Microtechを買収しています。プローブカードだけでなく、プローブステーションや各種測定ソリューションまで含めた総合的な半導体テスト関連企業です。
日本マイクロニクスはメモリ向けに強い「ニッチ高収益型」。FormFactorはロジック・SoC、DRAM/HBM、プローブシステムまで持つ「総合型」。
ボッチこの違いを理解しておくと、どちらをポートフォリオに入れるべきか判断しやすくなるね。
2026年の見通し|上期は大幅増収増益予想

日本マイクロニクスは2026年12月期について、通期の具体的な業績予想はまだ出していません。代わりに、2四半期先までの業績予想を開示する方針を取っています。
2026年上期(1〜6月)の会社予想は以下の通りです。

| 項目 | 2025年上期実績 | 2026年上期予想 | 前年比 |
| 売上高 | 331.20億円 | 439.00億円 | +32.5% |
| 営業利益 | 75.69億円 | 123.00億円 | +62.5% |
| 経常利益 | 73.94億円 | 118.00億円 | +59.6% |
| 中間純利益 | 47.74億円 | 82.00億円 | +71.7% |
かなり強い予想です。特に営業利益の伸びが大きく、売上成長だけでなく利益率改善も見込まれています。
会社側は、2026年のプローブカード市場について2025年比+14%成長と予測しています。一方で、日本マイクロニクス自身の通期売上高は、2024年から2025年にかけての成長率+26%を上回る見通しとしています。
ようこつまり、会社側の見立てでは、2026年も市場成長を上回るペースで成長できる可能性があるということね。
株価を見るうえで重要なKPI

日本マイクロニクスを買うかどうか、また保有を続けるかどうかを判断するには、株価だけでなく以下のKPIを継続的に見ることが重要です。
- プローブカード事業の売上高:主力事業が伸び続けているか
- 営業利益率:20%台を維持できるか
- 韓国・台湾向け売上の変化:主要顧客の投資姿勢を読むヒントになる
- HBM・DRAM関連コメント:需要が続いているか、鈍化しているか
- 青森工場新棟の稼働・増産状況:需要を売上に変えられるか
- FormFactorのDRAM/HBM売上動向:競争環境の変化を見る
- 会社の通期見通し:第2四半期決算で通期予想・配当予想がどう出るか
なお、会社は受注高・受注残高の公表を2025年度で終了し、次回の決算以降は非公表にする方針です。
そのため、今後は受注残ではなく、四半期売上、利益率、会社コメント、地域別売上、設備投資・稼働状況から先行きを読む必要があります。
配当・株主還元はどう見る?

2025年12月期の年間配当は95円です。2024年12月期の70円から増配となりました。配当性向は30.5%で、利益成長に合わせて株主還元も拡充されています。
ただし、2026年12月期の期末配当予想は、通期連結業績予想を公表する第2四半期決算発表時に開示する予定です。
現時点では、2026年配当を先回りして断定しない方が安全です。
また、2026年4月には譲渡制限付株式報酬として自己株式6,765株を処分すると発表しています。これは取締役へのインセンティブ報酬であり、一般的な大型自社株買いとは性質が異なります。
ボッチ投資家が期待する株主還元とは分けて見る必要があるね。
日本マイクロニクスはどんな投資家に向いているか

買い検討に向く投資家
- AI・HBM・DRAMの中長期成長に投資したい人
- 半導体製造装置だけでなく、検査工程のニッチ企業にも分散したい人
- 高利益率・高ROEの成長株を好む人
- 短期の株価変動を許容できる人
- 決算資料を追いながら業績モメンタムを確認できる人
慎重に見た方がいい投資家
- 高PER・高PBRの成長株が苦手な人
- 半導体市況の波に耐えられない人
- 短期で安定配当を重視したい人
- 既にアドバンテスト、東京エレクトロン、ディスコなど半導体株を多く持っている人
- 決算またぎの急落リスクを避けたい人
買い方の現実解|一括買いより分割買い向き

日本マイクロニクスは、会社としてはかなり魅力的です。ただし、株価はすでに大きく上昇しており、期待値も高い状態です。
そのため、今から買う場合は一括買いよりも、以下のような分割買いが現実的です。
- 1回目:決算前に打診買いするなら小さく
- 2回目:決算発表後、業績と会社コメントを確認して追加
- 3回目:株価が25日線・75日線付近まで調整した場面を待つ
- 損切りライン:決算内容が崩れた場合、または高値から大きくトレンドが崩れた場合は見直し
特に注意したいのは、好決算でも「材料出尽くし」で下がる可能性があることです。高成長株は、決算そのものが良くても、市場期待に届かなければ売られます。
投資判断の目安:日本マイクロニクスは「良い会社」ですが、「どの価格でも買っていい会社」ではありません。業績モメンタムが続く限り強い銘柄ですが、株価が先に走りすぎた場面では、分割買い・押し目待ち・決算確認後の判断が無難です。
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新NISAにおすすめネット証券3社

2024年1月に始まった新NISAの口座開設が加速しています。
金融庁は2024年9月17日に、2024年6月末時点の少額投資非課税制度(NISA)の口座数は、3月末時点から4.5%増え合計で約2427万口座を突破したと発表しました。
新NISAは開始後の1カ月間で4%増えており、開設ペースは直近3カ月間の平均の2倍に達し、増加分の9割をネット証券が占めています。
(参照|日本経済新聞:新NISA口座、開設ペース2倍に 9割超がネット証券で)
ボッチ日本証券業協会の調査を見ると、2024年1~10月の口座開設数や買付額が大きく増えていると分かるね。

引用|日本証券業協会|「NISA 口座の開設・利用状況調査結果(証券会社10社・2024年10月末時点)
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| ポイント付与率 | 新NISAにおすすめ度 | ポイントの使い道 |
0.2%~最大3.1% ※dカードは積立金額でポイント還元率が変動する 5万円以下:1.1% 5万円超過~7万円以下:0.6% 7万円超過~10万円以下:0.2% | 新NISA取引は売買手数料が 無料※1 | Amazonギフトカード Pontaポイント WAONポイント Vポイント dポイント投資など |
※1 日本株、米国株、中国株についてNISAで取引可能なのは現物取引です。
マネックス証券はこんな人におすすめ!
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マネックス証券ではdカード積立開始を記念して、NTTドコモとの「dカード積立開始記念キャンペーン」を実施中です。
dカード積立とショッピング等で、dカード積立の積立額の最大10.0%をdポイントで還元するキャンペーンです。
クレカ積立でポイントを効率よく貯めたい方や、米国株投資に興味がある方は、マネックス証券の口座開設を検討してみてくださいね。

マネックス証券はクレカ積立の基本ポイント還元率がNo.1の1.1%なので、クレジットカード決済でポイントを効率よく稼ぎたい方には特におすすめです。
クレカ積立にdカード®・dカード GOLD®・dカード PLATINUMが使えるようになったので、dポイントがざくざく貯まります。
マネックス証券で口座開設すれば無料で利用できる、銘柄スカウターは銘柄探しを超効率化できる便利アプリです。
ようこ新NISAの銘柄を分析するなら、マネックス証券の銘柄スカウターが神ツールで使いやすいわ。

楽天証券|楽天ユーザーにお得!楽天ポイントがざくざく貯まる
| つみたて投資枠対象商品 | クレカ積立 | 貯められるポイント |
279本 | 楽天カード | 楽天ポイント |
| ポイント付与率 | 新NISAにおすすめ度 | ポイントの使い道 |
| 0.5%~2.0% ※カードのランクでポイント還元率が変動 ※年間カード利用額を問わずポイント還元率は固定 | NISA口座数が業界最多の600万口座突破※1 新NISA取引は投資信託・国内株式・米国株式・海外ETFの売買手数料が無料 | 楽天経済圏での買い物 楽天ポイント投資など |
※1 金融庁「NISA口座の利用状況調査(令和6年9月末時点)」および各社ホームページ上での開示情報により、楽天証券にて集計
楽天証券はこんな人におすすめ!
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楽天証券ではキャンペーンも実施中です。
新NISAをお得に始めたい方は、キャンペーンを利用しましょう。
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楽天証券は楽天カードクレジット決済で月10万円+楽天キャッシュで月5万円利用すれば、最大月15万円までポイント還元対象です。
楽天証券のクレカ積立は年間カード利用額を問わずポイント還元率が固定なので、毎年のカード利用額を気にせず積立ができます。
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楽天証券を利用した人の声を見る
※僕の知人に直接話を聞かせてもらいました。
よくある質問

日本マイクロニクスはHBM関連株ですか?
はい。日本マイクロニクスは、HBMを含むメモリ向けプローブカード需要の恩恵を受けやすい会社です。会社側も、HBM需要を着実に取り込み、メモリ向けプローブカードが好調に推移したと説明しています。
日本マイクロニクスは半導体製造装置メーカーですか?
広い意味では半導体検査関連の会社ですが、ASMLや東京エレクトロンのような大型製造装置メーカーとは少し違います。主力は、ウェハ検査で使うプローブカードという精密な検査器具です。
FormFactorとどちらが有望ですか?
日本マイクロニクスはメモリ・HBM向けに強い日本株、FormFactorはロジック・SoCやプローブシステムまで含む米国の総合型企業です。どちらが上というより、投資対象としての性格が違います。半導体テスト工程に広く投資したいなら両社を比較しながら見る価値があります。
2026年12月期の通期予想は出ていますか?
現時点では、通期の具体的な数値予想は出ていません。会社は各四半期の決算発表時点で2四半期先の業績予想を開示する方針です。2026年上期予想は、売上高439億円、営業利益123億円です。
今から買っても遅くないですか?
中長期の成長余地はありますが、株価には高い期待も織り込まれています。今から買うなら、一括買いではなく、決算後の確認や押し目を待ちながら分割で入る方がリスクを抑えやすいです。
まとめ|日本マイクロニクスは良い会社。ただし買い方がすべて

日本マイクロニクスは、半導体検査工程の重要部材であるプローブカードに強い会社です。特にメモリ向けプローブカードでは世界的な競争力を持ち、生成AI・HBM需要の拡大が大きな追い風になっています。
2025年12月期は売上高701.73億円、営業利益165.42億円、経常利益171.00億円、当期純利益120.63億円と過去最高水準の好業績でした。2026年上期予想も強く、FV26の進捗も良好です。
一方で、韓国・台湾向け売上の高さ、Samsung ElectronicsとMicron Memory Taiwanへの顧客集中、メモリ市況への依存、FormFactorなど競合のHBM参入、株価の高バリュエーションは無視できません。
結論として、日本マイクロニクスは「監視リストに残すべき優良成長株」です。ただし、今から買うなら高値づかみを避け、決算・業績モメンタム・株価位置を確認しながら分割で入るのが現実的です。
参考リンク
※本記事は公開情報をもとにした個人投資家向けの分析であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。















