口座開設の申込画面をスクロールしていったら、「紹介コード」という空欄が出てきた。あるいは、いくら探しても入力欄が見つからない。
そこで手が止まって、別タブで「証券会社 紹介コード 一覧」と検索した——だいたい、そんなところではないでしょうか。
先に、いちばん大事なことを3つお伝えします。
①5社のうち、申込フォームに「紹介コード」を入力するのは松井証券だけです。他4社は専用URL方式で、入力欄そのものがありません。
②「最大25,000pt」「最大50,000円」といった数字は、ほぼすべて紹介した側の取り分です。あなたの口座には入りません。
③そして5社中3社では、紹介を使うより通常のキャンペーンを使ったほうが金額が大きくなります。
③が、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
「紹介してくれる人がいないと損をする」——多くの方がそう思っています。でも各社の公式ページを1行ずつ読み込んでいくと、実際にはその逆になっているケースが少なくありません。
この記事では、5社分の公式情報を並べて、その中身を全部お見せします。
申し遅れました。投資歴18年でFP2級のちょくです。元は小学校の教員をしていて、いまは証券会社9社に口座を持ちながら新NISAを運用しています。
教員時代に何度も感じたことがあります。「わからない」の正体は、たいてい主語が抜けていることだと。紹介プログラムの解説がややこしいのも同じで、「誰がもらうのか」という主語を書かずに金額だけ並べているから混乱するんです。
この記事では、その主語を全部つけて整理します。
対象はSBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)の5社。各社の紹介キャンペーン(友達紹介プログラム)を、公式ページの記載どおりに並べます。
- 5社の受け渡し方式を一覧で比較(コード型はどこか)
- 「紹介する側」と「紹介される側」を分けた2つの比較表
- 【独自】紹介される側で並べ替えると、順位が完全に逆転します
- 【核心】5社中3社は、紹介を使わないほうが得という検証
- 併用の可否——開示レベルが5社でまったく違います
- 期限・上限・入力忘れ・後からの適用を1枚の表に
- ネット上のコード・URLを使うと、会社によっては自分が損をします
- 結局一番お得な口座開設方法はどれか
この記事の金額・条件・期間は、すべて2026年8月時点で各社の公式ページに記載されていた内容を確認したものです。
紹介プログラムは本当によく変わります。実際、SBI証券は2026年4月に上限を3名→5名へ拡大、マネックス証券は2026年7月に旧プログラムを終了して新制度へ切り替えています。半年前の記事の数字は、そのまま使えません。申し込む直前に必ず公式ページで最終確認してください。
結論:申込フォームに紹介コードを入力するのは松井証券だけ

まず、この一覧から始めます。
| 証券会社 | 紹介の受け渡し方式 | 紹介コードの 入力欄 | キャンペーン コード |
| SBI証券 | 専用URL/専用LINE | なし | なし |
| 楽天証券 | 専用URL(1ヶ月で失効) | なし | あり ※入力不要の識別番号 |
| マネックス証券 | 専用URL(1名につき1つ) | なし | あり ※入力が必須 |
| 松井証券 | 紹介コード(英数字) | あり | なし |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 専用URL/メール/LINE | なし | なし |
5社中4社は「専用URL型」です。紹介する人が自分専用のリンクを発行し、それをLINEやメールで送る。受け取った側はそのリンクを踏んで申込画面に入る。それだけで「誰から紹介されたか」が記録されます。
入力する文字列は、そもそも発生しません。
ちょくただし、ここで多くの記事が見落としている点があります。「紹介コード」と「キャンペーンコード」は別物だということです。
紛らわしい「キャンペーンコード」の正体
表のいちばん右の列を見てください。楽天証券とマネックス証券には「キャンペーンコード」が存在します。ただし、性質がまったく違います。
| 楽天証券 | マネックス証券 | |
| 用途 | 問い合わせ時の 識別番号 | 申込フォームに入力する 特典取得用のコード |
| 入手方法 | キャンペーンページに 記載されている | 公式のクイズに正解すると その場で表示される |
| 入力 | 不要 | 必須 |
| 入れ忘れると | 影響なし | 特典が対象外に |
楽天証券のキャンペーンコードは、問い合わせのときに「どのキャンペーンの話か」を特定するための番号です。楽天カードや楽天モバイルでも同じ形式が使われています。入力する場所はありません。
一方マネックス証券のキャンペーンコードは本物の入力必須コードです。公式ページのクイズに正解すると表示され、申込フォームの専用欄に貼り付けます。公式には「キャンペーンコードの入力がない場合はプログラム対象外」と明記されています。
つまり正確に言うと、コードを入力する必要があるのは松井証券とマネックス証券の2社。ただし性質が違い、松井は「紹介コード」、マネックスは「キャンペーンコード」です。
ようこややこしい…! 同じ「コード」なのに、会社によって意味が違うんですね。
ちょくそうなんです。だから「紹介コード一覧」を探しても答えにたどり着けません。まず「自分が使いたいのは紹介制度か、キャンペーンか」を切り分けるのが先ですね。
紹介リンクを経由せずに、公式サイトのトップページから普通に申し込んでしまうケースです。
この場合、あとから「実は紹介されていました」と申告しても原則として認められません。URL方式は「どこから来たか」という入口の記録がすべてで、申込データに紹介者を書き込む欄そのものが無いためです。
リンクをもらったら、必ずそのリンクから直接申し込んでください。
【最重要】その「最大◯◯円」、あなたの取り分ではありません

ここが、この記事でいちばん強調したい部分です。
ネット上の比較記事には「SBI証券は最大25,000pt!」「マネックス証券は最大50,000円!」といった数字が並んでいます。でも、その数字に主語がついているケースは驚くほど少ない。
それらの数字は、ほぼすべて「紹介した側」の取り分です。
このページにたどり着いた方の多くはこれから口座を開く側——つまり「紹介される側」のはずです。その視点で、5社の実態を並べ替えてみます。
【比較表①】紹介する側がもらえるもの
| 証券会社 | 1名あたり | 上限 | 特典の種類 | 紹介者の 口座 |
| SBI証券 | Vポイント 5,000pt | 年5名 25,000pt | 通常Vポイント | 不要 |
| マネックス証券 | dポイント 5,000pt | 集計期間ごと5名 25,000pt | 期間・用途限定 dポイント | 不要 |
| 松井証券 | Amazonギフト 2,000円分 | 月3名 15,000円分 | ギフトカード | 不要 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 手数料CB 最大5,000円 | 月5,000円 | 手数料CB | 必要 |
| 楽天証券 | 最大600pt | 人数上限なし | 楽天ポイント | 必要 |
この表だけ見れば、SBI証券とマネックス証券が横並びのトップです。
では次の表を見てください。
【比較表②】紹介される側がもらえるもの——順位が逆転します
| 順位 | 証券会社 | あなたがもらえるもの | 条件 |
| 1位 | 三菱UFJ eスマート証券 | 現金2,000円 | 投資信託を合計10万円以上買付 |
| 2位 | 松井証券 | 松井証券ポイント 1,000pt | 紹介コードを入力して口座開設 +アンケート回答 |
| 3位 | 楽天証券 | 楽天ポイント 最大600pt | 入金1,000円+NISA開設 +iDeCo(各200pt) |
| 4位 | SBI証券 | SBI証券限定Vポイント 100pt | 申込時にVポイントを選択 |
| — | マネックス証券 | 紹介特典なし | (別途デビューCPで最大2,000pt) |
いかがでしょうか。順位が完全にひっくり返りました。
特に注目してほしいのがSBI証券です。「最大25,000pt」で紹介する側のトップに立っている会社が、紹介される側では限定Vポイント100pt。しかもSBI証券内でしか使えない限定ポイントです。
「SBI証券は紹介された側も5,000ptもらえる」と書いている記事を見かけますが、これは誤りです。
公式ページには、被紹介者が3条件を達成すると「紹介者のV会員番号にVポイント5,000ポイントが進呈される」と明記されています。被紹介者が受け取れるのは、申込フォームで貯めるポイントに「Vポイント」を選択した場合のSBI証券限定Vポイント100ptのみです。
この誤情報はかなり広く出回っているので、期待値を正しく持っておいてください。
ようこ広告に出てくる大きい数字は、私がもらえる数字じゃなかったんですね…。
ちょくそこに気づけたなら十分です。「その数字、自分がもらえるものか?」と一度立ち止まる習慣は、投資のあらゆる場面で効いてきますよ。
もうひとつの罠:「手数料キャッシュバック」は実質ゼロになり得る
比較表①の「特典の種類」の列も見てください。
三菱UFJ eスマート証券の紹介者特典は「国内現物株式・プチ株の取引手数料を最大5,000円までキャッシュバック」です。現金振込ではありません。
ここで、同社の手数料ページを見ると——
| 三菱UFJ eスマート証券の取引 | 手数料 |
| 現物株式取引 | 0円 |
| 信用取引 | 0円 |
| プチ株®(単元未満株) | 0円 |
キャッシュバックの対象である手数料が、そもそも0円になっています。
払っていない手数料は、返しようがありません。手数料が発生するのはSOR注文を使わない場合や、名証・福証・札証など地方市場が主市場の銘柄、電話注文などに限られます。
つまり「最大5,000円」は、通常のネット取引をしている限りほぼ発生しません。これは制度が悪いのではなく、手数料無料化という利用者にとって良い変化の、当然の帰結です。ただ、この点に触れている記事をほとんど見かけないので、あえて書いておきます。
【核心】5社中3社は「紹介を使わないほうが得」です

ここからが、この記事でいちばん実用的なセクションです。
各社は紹介プログラムとは別に、誰でも参加できる口座開設キャンペーンを実施しています。この2つを同じ土俵に並べると、けっこう衝撃的な事実が出てきます。
| 証券会社 | 紹介経由の あなたの取り分 | 紹介なしで 取れるもの | 判定 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 現金2,000円 (投信10万円買付) | 最大10,000円 (投信10万円買付+ NISA開設+エントリー) | 紹介なしが 5倍 |
| 松井証券 | 1,000pt (アンケート回答) | 2,200pt (新規デビュー200pt+ NISA応援最大2,000pt) | 紹介なしが 2倍以上 |
| 楽天証券 | 最大600pt (3段階クリア) | データSIM 3GB×最大12ヶ月 (投信9万円以上買付) | 紹介なしが 大きい |
| マネックス証券 | 紹介特典なし | 最大2,000pt (クイズ+dアカ連携 +NISA開設) | 紹介の有無で 変わらない |
| SBI証券 | 限定Vポイント100pt | 時期により変動 | ほぼ同等 |
見ていただきたいのが、上から3社です。
三菱UFJ eスマート証券・松井証券・楽天証券の3社は、紹介を使わないほうが受け取れる金額が大きくなります。
特に衝撃的なのが三菱UFJeスマート証券です
この会社は、紹介プログラムと投資スタートキャンペーンで条件がまったく同じなんです。
| 紹介プログラム | 投資スタート キャンペーン | |
| 投信の買付条件 | 合計10万円以上 | 合計10万円以上 |
| 受け取れる額 | 2,000円 | 最大10,000円 |
| 必要な入口 | 紹介URL経由が必須 | 申込経路を問わない |
| 知人の協力 | 必要 | 不要 |
やることは同じ「投資信託を10万円分買う」だけ。それなのに受け取れる金額は2,000円と最大10,000円で5倍の差があります。
そして投資スタートキャンペーンは公式に「当社証券口座開設はお申込み経路を問いません」と明記されています。紹介URLのような特定の入口を必要としません。
つまり紹介URLを使うという判断が、8,000円の機会損失になり得るということです。
ようこえっ、紹介してもらったほうが損することがあるんですか…!?
ちょく会社によっては、そうなります。だから「紹介してくれる人がいないから損」ではなく、まず両方の条件を並べて見比べるのが正解なんです。
ここまでの整理で、あなたが取るべき行動はかなり絞れたはずです。ただ、その前に確認しておくべき「併用できるのか」という論点があります。
併用の可否|開示レベルが5社でまったく違います

「紹介とキャンペーン、両方もらえないの?」——当然の疑問です。
結論から言うと、各社とも「対象外となる場合があります」という条項を置いています。ただし、その開示の丁寧さに驚くほど差があります。
| 証券会社 | 公式の記載 | 開示レベル |
| 楽天証券 | 重複不可のキャンペーンを 名指しで公開 (「対象キャンペーン」欄) | ◎ 最も親切 |
| マネックス証券 | 専用URL→デビューCPへの 導線を公式が案内 | ○ 併存を明示 |
| SBI証券 | 「他のキャンペーンの対象となる お客様は対象外となる場合が あります」 | △ 曖昧 |
| 松井証券 | 同上 | △ 曖昧 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 同上 | △ 曖昧 |
楽天証券だけが、重複できないキャンペーンを具体名で開示しています。
紹介プログラムの各特典ごとに「対象キャンペーン」という欄があり、そこにキャンペーン名が書かれています。2026年6月1日時点では、NISA枠は「該当なし」、iDeCo枠は「iDeCoデビューキャンペーン」と名指しされていました。
つまり楽天証券だけは、公式ページを開けば併用可否を事実として確認できます。これは他社にはない透明性です。
一方でマネックス証券は、紹介プログラムのページで被紹介者に対してこう案内しています。
専用URLからは「新規口座開設&NISAデビュープログラム」のページに遷移いたしますので、ぜひプログラムにご参加ください。
ちょく紹介制度は紹介者向け、デビュープログラムは申込者向けと役割が分かれているため、公式が両方の導線をつないでいるわけです。
いちばんもったいないのは、両方もらえると思い込んで動いた結果、条件の良かったほうを取り逃すパターンです。
特に三菱UFJ eスマート証券のように、同じ条件で金額が5倍違うケースでは、選び方ひとつで8,000円が消えます。
申し込む前に、必ず「紹介ルートとキャンペーンルート、どちらを取るか」を先に決めてください。
期限・上限・入力忘れ|まとめて1枚の表に

ここは実務用のセクションです。この記事で唯一、スクリーンショットを撮っておいてほしい表がこれです。
| 証券会社 | 達成期限 | 紹介する側の上限 | 後からの 適用 |
| SBI証券 | 専用URL発行から60日 | 年5名(1〜12月) | 不可 |
| 楽天証券 | リンクは送信から1ヶ月で失効 /開設・入金は3ヶ月以内 /iDeCoは5ヶ月以内 | 人数上限なし | 不可 |
| マネックス証券 | エントリーした月の 翌々月末 | 集計期間ごと5名 (年4回リセット) | 不可 |
| 松井証券 | 申込日の 翌々月末営業日 | 月3名 | 不可 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 紹介月の翌々月 | 月5,000円 (2ヶ月連続は不可) | 不可 |
まず押さえてほしいのは、5社すべてで「後からの適用」が不可だということです。
コードを入れ忘れた、URLを経由し忘れた——どちらの場合も、申込ボタンを押した時点で確定します。サポートに連絡しても救済されません。押す前が唯一のチャンスです。
見落としやすい期限を3つ
- SBI証券の60日は、思っているより短い/NISA口座の開設には税務署の確認が入り、公式案内で約2週間かかります。総合口座の審査、Vポイントカード登録も含めての60日です
- 楽天証券はリンク自体が1ヶ月で失効/LINEのトーク画面に埋もれている間に死んでいることがあります。届いた日に開くのが確実です
- 三菱UFJの投信買付は「約定日ベース」/申込日ではありません。締切間際に積立の最終回を当て込むと間に合わない可能性があります
ちょくどの会社でも共通して言えるのは、NISA口座は総合口座と同時に申し込むこと。税務署の確認に1〜2週間かかるため、後回しにすると期限に間に合わなくなります。
【警告】ネット上のコード・URLを使うと、自分が損をします

「紹介コード 掲示板」で検索すると、見知らぬ人のコードやURLが並んだページが出てきます。「誰のでもいいなら使えばおトク」と思うかもしれません。
結論から言います。おすすめしません。道徳の話ではなく、あなた自身に実害が及ぶからです。
会社ごとに、その実害の中身が違います。
| 証券会社 | 公式の規定 | あなたへの影響 |
| マネックス証券 | 専用URLは被紹介者1名につき1つ。 同URLから複数名の申込が確認 されると特典対象外 | 使い回しURLは ほぼ確実に無効 |
| 松井証券 | 紹介は月3名まで。4名以降と 判定された場合、紹介した方・ 紹介された方ともに対象外 | 枠切れなら あなたの1,000ptも消滅 |
| 楽天証券 | 紹介リンクは送信から 1ヶ月で失効 | 古いリンクは そもそも機能しない |
| SBI証券 | 相互送客・自己送客は対象外 | 意図せず対象外 判定のリスク |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 専用URL以外からの申込は対象外 | — |
特に深刻なのが上の2社です。
マネックス証券:そもそも配れる形式ではありません
公式のよくある質問に、はっきり書かれています。
Q:発行した専用URLを複数の被紹介者で共有して利用することはできますか?
A:できません。専用URLは1名の被ご紹介者ごとに都度ご発行いただきご利用ください。同じ専用URLから複数名の口座開設申込みが確認された場合は特典の対象外となる場合があります。
さらに禁止行為として「専用URLを複数の被ご紹介者で利用すること」が名指しされており、対象外条件には「被ご紹介者の方が、既に他の紹介者よりご紹介いただいている場合」とあります。
つまり拾ったURLを踏んだ瞬間、あなたの紹介元が確定します。あとで本当に紹介してほしい家族が現れても、もう手遅れです。
そもそもマネックス証券は、エントリー時に相手の氏名とメールアドレスを登録する仕様で、公式も「必ず被ご紹介者様から事前にエントリーの同意を得られてからお申込みください」と求めています。不特定多数に配れる形式ではないんです。
松井証券:枠が埋まっていると、あなたも道連れになります
松井証券の公式注意事項には、こうあります。
紹介いただける人数の上限は1ヶ月につき3名様です。判定は松井証券口座の開設が完了した日を元に行います。4名様以降のご紹介と判定された場合、紹介した方、紹介された方ともにプログラム対象となりません。
公開コードは不特定多数が使うため、月3名の枠は早々に埋まります。そして判定基準は「申込日」ではなく「口座開設が完了した日」。申込時点では、自分が何番目になるか誰にも確認できません。
使えるかどうか分からないコードに、自分の特典を賭ける。これが公開コードを使うという判断の実態です。
そしてもうひとつ、金額では測れないリスク
金融庁と日本証券業協会は、証券会社をかたる偽アカウント・偽広告・フィッシングサイトへの注意喚起を継続的に出しています。
ここで、自分の状態を客観的に見てください。
- いま「おトクな情報」を探している=警戒心が下がっている状態
- 紹介制度は「URLを踏んで開設する」仕組み=知らないURLを踏むことへの抵抗が薄れている
- そして開設するのは証券口座=資産が入る場所
数百〜数千ポイントのために、身元のわからないリンクを踏む。この判断は、どう計算しても割に合いません。
- 紹介制度は実際に知っている人から受け取る。それ以外の経路は使わない
- URLを踏む前にドメインを目視で確認する(sbisec.co.jp/rakuten-sec.co.jp/monex.co.jp/matsui.co.jp/kabu.com)
- 少しでも怪しいと感じたら、紹介制度を使わず公式サイトから直接申し込む
- 証券会社を名乗るLINEグループへの誘導は、それだけで警戒する
ようこ掲示板のコード、使うだけならバレなくないですか?
ちょくバレる/バレないの話ではないんです。枠が埋まっていればあなたの特典が消えますし、そのURLが本物かどうかも確認できません。得より先にリスクが来る構造なんですよ。
【会社別】5社の紹介制度と「一番お得な始め方」

ここからは会社ごとに、要点と「結局どう動くべきか」をまとめます。詳細を知りたい会社は、各セクションの個別記事も用意しているので、そちらをご覧ください。
SBI証券|紹介する側は最強、される側は100pt
| 方式 | 専用URL型(コード入力欄なし) |
| 紹介する側 | Vポイント5,000pt/名(年5名・最大25,000pt) |
| 紹介される側 | SBI証券限定Vポイント100pt |
| 条件 | 60日以内に①総合口座②Vポイントカード登録③NISA口座開設 |
| 紹介者の口座 | 不要(V会員番号があればOK) |
2026年4月に上限が3名→5名(15,000pt→25,000pt)へ拡大されました。まだ古い数字を載せている記事が多いので、紹介する側に回る予定なら押さえておいてください。
意外と知られていないのが、紹介する側はSBI証券の口座を持っていなくても参加できるという点です。公式に明記されています。
ただし紹介される側の取り分は限定Vポイント100pt。SBI証券内でしか使えません。「紹介してもらえば得」という会社ではないと理解しておいてください。
それでも、投資信託の取扱本数や三井住友カードとのクレカ積立の相性など、口座そのものの魅力で選ぶ価値は十分にあります。
※口座開設・管理費用は無料/NISA口座も同時に申し込めます

楽天証券|金額は小さいが、双方に入る唯一の設計
| 方式 | 専用URL型(リンクは1ヶ月で失効) |
| 紹介する側 | 最大600pt(人数上限なし) |
| 紹介される側 | 最大600pt(双方同額) |
| 条件 | ①入金1,000円 ②NISA開設 ③iDeCo初期設定(各200pt) |
| 紹介者の口座 | 必要 |
600ptという金額は5社で最小です。ただし「紹介する側とされる側が同額」という設計は5社で唯一。「紹介してもらったのに自分だけ何もない」が起きません。
そして条件が圧倒的に軽い。口座を開いて1,000円入金するだけで、まず200ptが確定します。挫折のしようがありません。
ひとつ注意点があります。③のiDeCoは、やる予定がないなら最初から無いものとして計算してください。iDeCoは原則60歳まで引き出せない制度です。200ptのために申し込むものではありません。現実的なゴールは400ptです。
なお楽天証券は、口座開設時のキャンペーンのほうが規模が大きくなることがあります。楽天経済圏で生活しているなら、そちらもあわせて確認する価値があります。
※口座開設・管理費用は無料/楽天銀行も同時に申し込めます

マネックス証券|2026年7月に制度が丸ごと入れ替わりました
5社の中で、いま最も情報が動いているのがここです。
従来の「ご家族・ご友人紹介プログラム」(株式手数料 最大50,000円キャッシュバック)は、公式に「2026年7月31日をもちましてエントリー受付終了」と告知されています。
いま「マネックス証券の紹介で最大5万円!」と書いている記事は、終了した制度の話です。
| 方式 | 専用URL型(1名につき1URL) |
| 紹介する側 | dポイント5,000pt/名(集計期間ごと5名・最大25,000pt) |
| 紹介される側 | 紹介特典なし。ただしデビューCPで最大2,000pt |
| 条件 | 被紹介者が総合口座+NISA口座を開設 |
| 紹介者の口座 | 不要(公式明記) |
これから口座を開く方にとっての本命は「新規口座開設&NISAデビュープログラム」の最大2,000ptです。公式ページのクイズに正解するとキャンペーンコードが表示され、それを申込フォームに入力します。
ここで注意点を2つ。
- コードの入力を忘れると対象外。公式に「申込み後の参加は受け付けておりません」と明記されています
- ポイントサイト経由は対象外。これは対象外条件に名指しで書かれています。二重取りを狙うと逆に2,000ptを失います
2つ目は、ほとんどの記事が触れていない落とし穴です。
※キャンペーンコードは公式ページのクイズで取得してください/NISA口座も同時に申し込めます

松井証券|5社で唯一「コードを入力する」会社
「紹介コード」を探してこの記事にたどり着いた方が、本当に探していた場所はここです。
| 方式 | 紹介コード型(申込時に英数字を入力) |
| 紹介する側 | Amazonギフト2,000円分/件(月3名・最大15,000円分) |
| 紹介される側 | 松井証券ポイント1,000pt+米国株・先物・FXの手数料CB |
| 条件 | コード入力+口座開設+所定のアンケート回答 |
| 紹介者の口座 | 不要(メールアドレスのみで参加可) |
紹介する側が松井証券の口座を持っていなくても参加できるのが特徴です。メールアドレスを登録するだけでコードが発行されます。
ただし、前述のとおり月3名の枠を超えると紹介された側も対象外になります。公開コードを使うリスクが最も大きいのがこの会社です。
そして重要なのが、紹介を使わないほうが金額が大きいという点です。
| ルート | 受け取れるもの |
| 紹介コード経由 | 松井証券ポイント1,000pt |
| コード不要ルート | 新規デビュー200pt+NISA応援最大2,000pt=2,200pt |
NISA応援プログラムは、口座開設+クイズ正解で1,000pt、NISA口座開設+クイズ正解でさらに1,000pt。紹介コードの当てがない方こそ、こちらのほうが2倍以上大きいということになります。
※開設後にログインして、NISA応援プログラムのエントリーとクイズ回答をお忘れなく

三菱UFJeスマート証券|紹介される側の取り分は5社で最大
まず前提として、2025年2月1日に「auカブコム証券」から社名変更しています。旧社名で検索すると古い記事が大量に出てくるので注意してください。
| 方式 | 専用URL型(メール/LINE/URL発行) |
| 紹介する側 | 国内現物株・プチ株の手数料CB 最大5,000円 ※手数料が0円のため実質発生しにくい |
| 紹介される側 | 現金2,000円(5社で最大) |
| 条件 | 紹介月の翌々月までに投資信託を合計10万円以上買付 |
| 紹介者の口座 | 必要 |
ポイントではなく現金2,000円というのは、5社の中でこの会社だけです。使い道の制約がありません。
ただし前述のとおり、投資スタートキャンペーンなら同じ条件で最大10,000円。しかも申込経路を問いません。
紹介URLをもらっている方も、使う前に必ず両方の条件を見比べてください。
※NISA口座は税務署審査に1〜2週間かかるため早めの申込がおすすめです

【判断表】3つの質問で、開く口座が決まります

情報が多かったと思うので、決め方をシンプルにします。3つの質問に答えるだけです。
ここが最大の判断軸です。特典は一度きりですが、クレカ積立やポイント還元は積み立てるたびに効き続けます。
Vポイント・三井住友カード → SBI証券/楽天ポイント → 楽天証券/dポイント・ドコモ → マネックス証券/Pontaポイント・三菱UFJ銀行 → 三菱UFJ eスマート証券/特にない・サポート重視 → 松井証券
ある → 三菱UFJ eスマート証券の投資スタートキャンペーン(最大10,000円)が射程に入ります。楽天証券のデビューキャンペーンも投信9万円以上が条件です。
ない・まずは少額から → 松井証券(2,200pt)やマネックス証券(2,000pt)のように、買付条件のないルートが向いています。
いる → その人からもらったURL/コードで正規ルートから申し込む。ただし使う前に通常キャンペーンと金額を比較してください。
いない → 通常の口座開設キャンペーンで問題ありません。3社では、そちらのほうが金額が大きくなります。掲示板のコードは使わないこと。
| あなたのタイプ | 相性の良い証券会社 | 理由 |
| 楽天カード・楽天市場を 使っている | 楽天証券 | 条件が最も軽く確実。経済圏の相乗効果が大きい |
| 三井住友カードを 持っている | SBI証券 | 投信本数と クレカ積立の相性。ただし60日の期限に注意 |
| ドコモ/dポイント派 | マネックス証券 | dカード積立の還元率が高い。米国株も強い |
| 25歳以下・サポート重視 | 松井証券 | 投信残高ポイントが業界最高水準。コード型でわかりやすい |
| 三菱UFJ銀行がメイン | 三菱UFJ eスマート証券 | 国内株手数料0円。プチ株はスプレッドも無し |
| 投信10万円を 買う予定がある | 三菱UFJ eスマート証券 | 投資スタートCPで最大10,000円。5社で最大級 |
ようこ私は楽天カードで生活しているので楽天証券ですね。600ptは少ないけど、続けやすさで選びます。
ちょくそれが正解だと思います。3日も悩まないでください。悩んでいる時間のほうが、600ptよりずっと高くつきますから。
自分が「紹介する側」になる場合の一覧

すでにどこかの口座を持っていて「家族に勧めたい」という方向けです。
| 証券会社 | 上限 | リセット単位 | 紹介者の 口座 |
| SBI証券 | 年5名/25,000pt | 年単位(1〜12月) | 不要 |
| マネックス証券 | 5名/25,000pt | 年4回(1-3月/4-6月 /7-9月/10-12月) | 不要 |
| 松井証券 | 月3名/15,000円分 | 月単位 | 不要 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 月5,000円 | 月単位 (2ヶ月連続は不可) | 必要 |
| 楽天証券 | 人数上限なし | — | 必要 |
実務的なコツを2つ。
- SBI証券とマネックス証券は、口座を持っていなくても紹介できます。「自分は使っていないけど家族に勧めたい」でも参加可能です
- 家族3人に紹介するなら、月をまたいで申し込んでもらうことで上限に引っかからずに済む会社があります(松井証券・三菱UFJ eスマート証券)
- 相互紹介・自己紹介はしない/全社が対象外行為として明示しています
- 具体的な金融商品の勧誘はしない/松井証券・マネックス証券は禁止行為として明記しています。「制度の説明」にとどめるのが安全ラインです
- 相手の事前同意を取る/マネックス証券は相手の氏名・メールアドレスを登録する仕様のため、公式が事前同意を求めています
もうひとつ、地味ですが大事な点を。受け取った特典は課税対象になる場合があります。松井証券は「プレゼントの金額は課税対象となり、確定申告が必要な場合があります」と規約に明記しています。
少額なら気にしすぎる必要はありませんが、家族に何人も紹介して金額がまとまってきたら、所轄の税務署に確認しておくと安心です。一般にこうした特典は一時所得として扱われ、年間50万円の特別控除がありますが、他の一時所得と合算して判定します。
特典は一度きり、コストは一生かかります

ここまで特典の話を延々としてきました。最後に、それを全部ひっくり返すような話をします。
紹介特典で証券会社を選ばないでください。選ぶ基準は「10年後も使い続けられるか」です。
理由は、効き方の構造がまったく違うからです。
| 要素 | 効き方 | 効く期間 |
| 紹介特典・ 口座開設キャンペーン | 一度きりの固定額 | 1回で終わり |
| クレカ積立の還元 | 積み立てるたび毎月 | 積み立てる限りずっと |
| 投信保有ポイント | 保有残高に対して毎年 | 持っている限りずっと |
| 信託報酬(コスト) | 資産全額に対して毎年 | 持っている限りずっと |
| 継続年数 | 複利が効く期間そのもの | やめるまでずっと |
特典は、引っ越し初日に玄関先で一度だけ拾える硬貨です。信託報酬は、その家に住み続ける限り毎月引かれる家賃です。
硬貨を探して30分かがみ込む人はいます。でも家賃の額を確認せずに契約書にサインする人がいたら、どう思いますか。
具体的に考えてみます。信託報酬が年0.1%のファンドと、年1.5%のファンド。差は1.4ポイントです。100万円を保有していれば年間で14,000円前後の差になり、資産が増えるほど金額も膨らみます。
5,000ポイントの特典が何年分に相当するか、計算するまでもありません。
元教員としてひとつ言わせてもらうと、教室でいちばん伸びる子は、頭がいい子ではありませんでした。毎日ちょっとずつ続けられる子でした。一日で30ページ進めた子より、毎日1ページを1年続けた子のほうが、最後には遠くまで行っている。
ちょく資産形成も、まったく同じ構造です。
それでも特典は取っていい。順番だけ間違えないこと
「だから特典なんか気にするな」と言って終わったら、それは説教であって記事ではありません。
はっきりさせておきます。「特典で証券会社を選ぶな」と「特典を取り逃していい」は、まったく別の話です。
- ①長く使う口座を決める(普段のポイント経済圏・投資スタイル・アプリの使いやすさで)
- ②その会社で取れる特典を、1円も取り逃さない(紹介があれば正規ルートで/なければ通常キャンペーンで)
この順番なら、餌だけ食べて帰れます。逆になった瞬間、餌に釣られて針を飲みます。
どの証券会社を選ぶか自体で迷っている方は、こちらで条件別に整理しています。

ちょく特典は「どこで開くか」を決める材料にしないこと。「どうせ開くなら」取るものです。この順番だけは守ってください。
よくある質問|証券会社の紹介コード
- 証券会社の紹介コード一覧はどこで見られますか?
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一覧は存在しません。5社中4社は専用URL方式で、そもそも入力する文字列が発生しないためです。コードを入力するのは松井証券のみで、そのコードは紹介する個人ごとに発行されるため、一覧化できる性質のものではありません。
- 招待コードとは違うものですか?
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「招待コード」も紹介コードと同じものを指す呼び方です。5社のうち英数字を入力する方式を採用しているのは松井証券だけで、他4社にはどちらの形式もありません。
- 紹介コードの入力方法を教えてください。
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松井証券は、口座開設の申込フォームにあるコード欄に、紹介者からもらった英数字を入力します。マネックス証券は、公式ページのクイズに正解すると表示されるキャンペーンコードを申込フォームに入力します。この2社以外は、送られてきた専用URLを踏むだけで入力作業はありません。
- 紹介コードを入れ忘れました。後から追加できますか?
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5社すべてで、後からの適用はできません。松井証券は「入力がない場合・誤入力の場合は対象外」、マネックス証券は「申込み後の参加は受け付けておりません」と明記しています。URL型の各社も、専用URLを経由しなかった申込は紐づけられません。申込ボタンを押す前が唯一のチャンスです。
- 紹介コードとキャンペーンは併用できますか?
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会社によります。各社とも「他のキャンペーンの対象となる場合は対象外となることがあります」という条項を置いています。ただし楽天証券は重複できないキャンペーンを名指しで公開しており、マネックス証券は専用URLからデビュープログラムへの導線を公式が案内しています。この2社は公式ページで確認が可能です。
- 結局、一番お得な口座開設方法はどれですか?
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会社によって答えが変わりますが、5社中3社では紹介を使わないほうが金額が大きくなります。三菱UFJ eスマート証券は紹介2,000円に対し投資スタートキャンペーンが最大10,000円、松井証券は紹介1,000ptに対しコード不要ルートが2,200pt、楽天証券は紹介600ptに対しデビューキャンペーンがデータSIM最大12ヶ月分です。まず両方の条件を並べて比較してください。
- すでに口座を持っています。紹介制度は使えますか?
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紹介される側としては使えません。全社が「新規口座開設」を条件としているためです。ただし紹介する側にはなれます。SBI証券・マネックス証券・松井証券は、紹介者がその会社の口座を持っていなくても参加できる仕組みになっています。
- 家族を紹介してもいいですか?
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多くの社が家族の紹介を認めています。プログラム名自体が「ご家族・ご友人紹介」となっている社が大半で、家族紹介は想定された使い方です。ただし未成年口座・法人口座は対象外としている社が多く、被紹介者を成年に限定している社もあります。
- 掲示板やSNSの紹介コード・URLを使ってもいいですか?
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おすすめしません。マネックス証券は「専用URLは1名につき1つ。同URLから複数名の申込が確認された場合は特典対象外」と明記しています。松井証券は月3名の枠を超えると紹介された側も対象外になります。楽天証券のリンクは1ヶ月で失効します。つまり多くの場合、使った側が損をします。加えて偽サイトのリスクもあるため、知っている人から直接受け取るのが確実です。
- もらった特典に税金はかかりますか?
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課税対象となる場合があります。松井証券は規約に明記しています。一般にこうした特典は一時所得として扱われ、年間50万円の特別控除があるため多くの方は課税されませんが、他の一時所得と合算して判定します。継続的に紹介する予定がある場合は、所轄の税務署にご確認ください。
- もらったポイントで投資できますか?
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ポイントの種類によります。Vポイント・楽天ポイント・dポイント・松井証券ポイントは、いずれも投資信託などの買付に使える仕組みがあります。一方、Amazonギフトカードやgiftee Boxのようなギフト券は投資には使えません。三菱UFJ eスマート証券の2,000円は現金なので、使い道の制約がありません。
- NISA口座は複数の証券会社で持てますか?
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持てません。NISA口座は1人1口座で、同じ年に複数の金融機関で同時に持つことはできません(年単位での金融機関変更は可能)。だからこそ、特典の額だけで決めずに最初の1社をしっかり選ぶ価値があります。総合口座なら複数社を同時に持てるので、まず総合口座で使い勝手を試すという方法もあります。
- auカブコム証券の紹介コードを探しています。
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auカブコム証券は2025年2月1日に「三菱UFJ eスマート証券」へ社名変更しています。紹介制度は専用URL方式で、紹介コードという形式はありません。旧社名で検索すると社名変更前の古い記事が出てくるため、必ず現在の社名で情報を取り直してください。
まとめ|「紹介コード一覧」を探していたあなたへ

長くなったので、要点だけ残しておきます。
- 申込フォームに紹介コードを入力するのは松井証券だけ。他4社は専用URL方式で入力欄がありません
- マネックス証券には別途「キャンペーンコード」があり、こちらは入力必須です(クイズで取得)
- 「最大25,000pt」などの数字はほぼすべて紹介した側の取り分。あなたの口座には入りません
- 紹介される側で並べ替えると順位が逆転。1位は三菱UFJ eスマート証券の現金2,000円、SBI証券は限定Vポイント100ptです
- 5社中3社は、紹介を使わないほうが受け取れる金額が大きくなります
- 5社すべてで後からの適用は不可。申込ボタンを押す前が唯一のチャンスです
- 掲示板の見知らぬコード・URLは、枠切れ・使い回し禁止・期限切れで使った側が損をします
- 特典は一度きり、コストは一生。選ぶ順番を間違えないでください
今日やること、3ステップ
ここが最大の判断軸です。クレカ積立の還元は積み立てるたびに効き続けるので、一度きりの特典より重要度が高くなります。
入口は1本しか通れません。申し込む前に金額を見比べてください。3社では通常キャンペーンのほうが大きくなります。
NISA口座は税務署の審査に1〜2週間かかります。後回しにすると、どの会社でも期限に間に合わなくなります。
そして開設後は、ログインしてエントリー可能なキャンペーンを全部押す。ここを落とす人が本当に多いです。
最後に、少しだけ。
あなたは今日、申込画面で指を止めて、調べてからここに来ました。その慎重さを、僕は本気で評価しています。
実際、その慎重さのおかげで「広告の大きな数字は自分の取り分ではない」という事実にも、「紹介を使わないほうが得な会社がある」という逆転にも気づけました。何も調べずに申し込んでいたら、どちらも見えなかったはずです。
ただ、その慎重さを先延ばしの理由に使わないでください。ここだけはお願いします。
教員時代からずっと感じていますが、最終的に差がつくのは能力ではなく「始めた日」でした。「もっといい条件があるはず」と探し続けている間も、時間だけは静かに過ぎていきます。
もちろん、投資には元本割れのリスクがあります。数千円の特典は、そのリスクを1ミリも打ち消しません。「特典がもらえるからやってみるか」で始めるのは順序が逆です。
でも、リスクを理解したうえで「それでもやる」と決めているなら、条件の最適化に時間を溶かすのはもったいない。どの会社も口座開設は無料で、入力は最短3〜10分です。
ちょく口座を開いたら、積立の設定をして、あとは忘れることです。毎日チャートを見なくていい。それが結局、いちばん強いと18年やってきて思います。
本記事の金額・条件・期間は、すべて2026年8月時点で各社が公開していた情報にもとづいています。紹介プログラムは予告なく変更・中止されることがあります。
実際、SBI証券は2026年4月に上限を拡大し、マネックス証券は2026年7月に制度を入れ替えています。申し込む直前に、必ず各社の公式ページで最新の内容をご確認ください。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入や勧誘を目的とするものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。また、税務上の取り扱いは個別の状況により異なるため、詳細は所轄の税務署または税理士にご確認ください。

